神奈川県横浜市のそごう横浜店地下2階食品フロア「大食品館エブリデイ」にある京急ストア系高級食品スーパー「もとまちユニオンそごう横浜店」が2024年10月21日をもって閉店する。
ザ・ガーデンに割り込み、2023年に進出決めたユニオン
そごう横浜店大食品館エブリデイは2002年4月に開業。
そごう横浜店大食品館エブリデイは、西武百貨店との経営統合(ミレニアムリテイリング/現そごう・西武発足)の象徴として、食品核に西武系高級食品スーパー「ザ・ガーデン自由が丘横浜店」を据えるなど、そごうデパ地下改革の先駆けとなった。
しかし、食品核の運営会社「シェルガーデン」がセブン&アイHD子会社に移行(そごう・西武は10%出資継続)、2023年9月にそごう・西武が米国系ファンド「フォートレス」完全子会社に移行するなど、各社間の関係が希薄化。
米国系ファンド主導での西武池袋本店リニューアルとシェルガーデン旗艦店「ザ・ガーデン自由が丘池袋店」閉店が進む最中に、京急ストアによる「もとまちユニオン横浜店」の開店が決まったことで、今後の京急ストアによるそごう・西武各店舗への多店舗化にも注目が集まっていた。
営業期間わずか1年の短命店舗に、館内からスーパー消滅
もとまちユニオンそごう横浜店は2023年9月13日に開店。
もとまちユニオンが得意とする「国内・外の高質な商品や話題の商品」を厳選した業態として、生鮮食品・酒類を取扱わず、和洋中冷凍食品や珈琲・紅茶・オリーブオイル、レトルトカレーなどグロサリーを中心とした売場を展開した。
もとまちユニオンそごう横浜店は、2024年7月に大食品館エブリデイ内の「ザ・ガーデン自由が丘横浜店」が閉店したことで、ザ・ガーデン跡への増床移転の可能性もあったが、同年10月7日をもって閉店を発表。営業期間わずか1年の短命店舗となった。
同店の閉店により、そごう横浜店大食品館エブリデイから食品スーパーが姿を消すこととなる。

そごう横浜店から食品スーパーが消滅することとなった。
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紀ノ国屋アントレ金沢店、2024年10月15日閉店-近江町市場の食品核、わずか1年半で北陸撤退
石川県金沢市の近江町市場にあるJR東日本系高級食品スーパー「KIOKUNIYA entrée金沢店」が2024年10月15日をもって閉店する。
近江町市場玄関口の紀ノ国屋、わずか1年半で
紀ノ国屋アントレ金沢店は2023年4月28日に開店。売場面積は約51,53㎡。同社としては北陸初、石川初、金沢初の直営店だった。
紀ノ国屋アントレ金沢店は、2009年4月に近江町市場再整備プロジェクト「武蔵ヶ辻第四地区第一種市街地再開発事業」の一環として開業した複合商業施設「近江町いちば館」の食品核を担うもので、狭小店舗ながら全商品を自社開発商品としたうえで、専用厨房により「紀ノ国屋焼きたてアップルパイ」といった看板商品を提供するなど、近江町市場の玄関口という立地特性を活かた店舗づくりを進めた。

KIOKUNIYA entrée金沢店。
同店は2024年3月に大規模リニューアルを実施、専用厨房を活かした商品の拡充を図るなど、地元客・観光客双方の取込みをめざしたが、わずか1年半ほどで北陸から撤退することとなった。
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