大阪府和泉市の和泉中央駅前に、ディスカウントストア「MEGAドン・キホーテ和泉中央店」が2019年2月15日に開店する。

MEGAドン・キホーテ和泉中央店。
和泉中央駅前のダイキ跡「MEGAドンキ」に
MEGAドン・キホーテ和泉中央店はDCMダイキ和泉中央店跡に出店。建物は地上2階建、売場面積は3,928㎡。
和泉中央店は「ニューファミリーが集う大型ディスカウント店」として、店舗屋外への「遊具スペース」の設置や「キッズ用タブレット付きのショッピングカート」を導入するなど、子育て世代のニューファミリー層をターゲットとした売場づくりを行う。
商品構成としては、一般食品、日用品などの生活必需品やトレンドを意識した化粧品、スマートフォンアクセサリーなどドンキならではの商品を展開、生活家電は同社関西最大級の品揃えになるという。
泉北高速鉄道沿線へのドン・キホーテ出店は、2016年6月の「ドン・キホーテクロスモール堺店」(栂・美木多駅徒歩15分)以来2店舗目であり、和泉中央店は駅徒歩1分という好立地に出店することから、沿線各駅からの買物客獲得が期待される。
MEGAドン・キホーテ和泉中央店
住所:大阪府和泉市いぶき町5丁目6番17号
営業時間:午前9時~翌午前3時

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ピーコックストア青山店、2019年2月28日閉店-旧大丸ピーコック都内1号店
東京都港区南青山にある総合スーパー「ピーコックストア青山店」が2019年2月28日で閉店する。

ピーコックストア青山店。
かつての「青山の大丸」、55年の歴史に幕
ピーコックストア青山店は1964年10月に高級スーパー「大丸ピーコック青山店」として五光ビルの地階から3階に開店。売場面積は2,387㎡。大丸ピーコックの東京1号店で、東京オリンピックに合わせた出店であった。
館内には百貨店などで良くみられるテナントが入居しており永年に亘って「南青山のミニデパート」として親しまれた。
2013年4月からはイオン系列となっており、現在は首都圏で旧大丸ピーコックの店舗などを運営する「イオンマーケット」が運営する。

閉店告知。
店舗はあまり改装されておらず、外壁には「DAIMARU」の文字を剥がした跡が残っている。
かつて高級衣料品を扱っていたフロアはイオンに引き継がれた後も衣料品売場として存続し、主に実用衣料やトップバリュコレクションなどが販売されていた。イオンとなって以降「百貨店らしさ」が感じられたRF1やハンドバック売場などは撤退している。
建物は老朽化しており上層階はすでに退去済みであるため、近く再開発のため解体されるとみられる。
(情報を一部追記しました。)
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宇都宮パルコ、2019年5月閉店-22年の歴史に幕
栃木県宇都宮市のファッションビル「宇都宮パルコ」が2019年5月に閉店する。

宇都宮パルコと再開発が検討されるドン・キホーテ
バンバ地区の核店舗、近年はテナント撤退が相次ぐ
宇都宮パルコは二荒山神社の御前でもあるバンバ地区に1997年3月に開店。市内最大の商店街・オリオン通りの徒歩圏という好立地への出店であった。
建物は地上10階、地下1階建てで、売場面積は14,996㎡。建物の正式名は「宇都宮相生再開発ビル」で、もともと神苑であったため、大部分を二荒山神社が所有する。(一部は齋藤會館と同じ銘菓店「枡金」グループが所有)
かつては店舗向かいに地場百貨店「上野百貨店」が、店舗隣接地に「西武百貨店宇都宮店」があったが、上野は2000年に倒産、西武は2002年に撤退している。
建物のテナントとしてはABC-MART、GU、紀伊國屋書店、ユザワヤ、シャンブル、交番などが出店。かつてはタワーレコード、JINS、キャンドゥなども出店していたがいずれも閉店しており、テナントの撤退が進みつつあった。
宇都宮パルコは2017年の大津パルコ閉店後はパルコ全店のなかでテナント売上高が最も低く、近年は約40億円前後で推移していた。
閉店日は調整中であるといい確定ではないとみられるが、僅か「約4ヶ月後」の閉店ということで地元にとってみても衝撃が大きいものになろう。
「メガドンキ」も近く再開発か-注目集まる活性化策
宇都宮パルコが立地するエリアはJR宇都宮駅からは2km弱の距離があるが、永年に亘って宇都宮市の中心部として栄えたエリアであった。しかし、バブル崩壊後は大型店の撤退が相次いでおり、様々な活性化策が行われている。宇都宮パルコの建設もその一環であった。
宇都宮パルコに隣接する「ラパーク宇都宮・長崎屋MEGAドンキホーテ宇都宮店」(旧西武百貨店宇都宮店)が入居する「斎藤会館」についても、建物の老朽化による耐震性不足が指摘されており、近い将来閉店して解体・再開発される可能性が高い。
また、かつてパルコのライバルであり2005年に閉店した「宇都宮109」(旧山崎百貨店)跡地のイベント広場「オリオンスクエア」も2020年までに全天候型イベントスペースとして再整備される計画がある。
宇都宮109跡のオリオンスクエア。再整備計画がある。
宇都宮市中心部最大の拠点であり東武百貨店が出店する東武宇都宮駅も現在は優等列車が殆ど来ずローカル線の様相を呈しており、ライトレールの東武宇都宮駅延伸計画についても2019年時点では具体的な着工時期は未定となっている。
ライトレール整備に合わせてJR宇都宮駅周辺の再開発が進むなか、パルコ跡の再活用も含めて東武宇都宮駅からオリオン通り・バンバ地区周辺の活性化策・再開発にも注目が集まる。
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赤坂サカス隣接地、TBSが2019年1月に再開発を発表-赤坂BLITZは閉館・スタジオ転換
東京放送ホールディングス(TBS HD)は、本社が所在する東京都港区の「赤坂サカス」改装とその周辺を再開発する「赤坂エンタテインメント・シティ構想」を2019年1月30日に発表した。
再開発に伴い新たなエンタテイメント拠点などが建設されるとともに、サカスも改装をおこない既存の人気ライブハウス「マイナビBLITZ赤坂」は一旦閉館し、ライブハウスからTBSテレビの観覧機能付きスタジオに転換される。
追記:「マイナビBLITZ赤坂」の閉館日は2020年9月22日となった。
サカス隣接地再開発-エンタテイメント拠点など建設
赤坂サカスは1994年に開業したTBSの新社屋・放送センター(ビッグハット)の隣接地にあった旧社屋を再開発し、2008年3月に開業した。開発業者はTBS HDと三井不動産。
TBS放送センターと各種イベントなどが開催される「サカス広場」、ライブハウス「マイナビBLITTZ赤坂」、劇場「赤坂ACTシアター」、オフィスビル「赤坂Bizタワー」などで構成される。

TBSテレビ本社屋。
今回の再開発はTBS HDの「グループ中期経営計画 2020」において発表されたもの。
再開発のメインとなるのは赤坂サカスの隣接地にある「国際新赤坂ビル」の敷地。

新国際赤坂ビル。
国際新赤坂ビルは東館地上24階・地下3階、西館地上18階・地下3階。もともとタクシー大手の国際自動車が1980年に建設したものであったが現在は三菱地所が所有する。
2019年現在、同ビルには安藤ハザマ本社(西館)などのほか、東館の商業床にはマルエツ、文教堂書店などが入居している。

赤坂サカスと再開発エリア(TBSニュースリリースより)。
開発業者はTBS HDと三菱地所で、「リアルな場としてのメディア機能を拡充し、次世代ライブエンタテインメントの発信拠点を創設していく」としており、新たなエンタテイメント拠点(劇場、ライブハウスなど)の開設を検討しているとみられる。今後、約10年後の完成を目指して工事が進められる。
このほか、TBS HDは赤坂サカスに隣接するビル「ザ・ヘクサゴン」も取得している。
サカスも改装-赤坂BLITZは閉館・TBSのスタジオに
TBSは「国際新赤坂ビル」の再開発に伴い、赤坂サカスの既存エリアでも改装を進める。
改装は既に取り掛かられており、2019年3月までにサカス広場の改装などが完成。
また、人気の大型ライブハウス「マイナビBLITTZ赤坂」(赤坂ブリッツ)は一旦閉館し、今後ライブハウスからTBSテレビの観覧機能付きスタジオへと転換する。

マイナビブリッツ赤坂(ニュースリリースより)。
赤坂ブリッツは赤坂サカス誕生前の1996年に誕生。赤坂サカスの新規開発に伴い2003年に一旦閉館したあと、2008年に赤坂サカスに再開業した。現在の収容人数は1,298人(オールスタンディング時)。2017年より、TBSグループと同じく毎日新聞を発祥とするマイナビがネーミングライツを取得している。

現在のロゴタイプ(ニュースリリースより)。
2019年2月時点では具体的な閉館・業態転換日は未発表。当面は予定が入っているうえ2020年に予定される東京五輪に向けてのライブ会場不足が叫ばれる昨今であるため、少なくとも五輪終了まではライブハウスとして営業する可能性が高い。
TBSは赤坂ブリッツを「TBS テレビに親しんでいただくリアルな場としていく」としているが、都心を代表するライブハウスとして親しまれていただけに「スタジオ転換」を惜しむ声は大きいであろう。
一方で、隣接地にはエンタテイメント拠点が開設されるため、何らかの「代替機能」が設けられる可能性が高く、新たなライブハウスの誕生にも期待したい。
なお、新施設に類似規模のライブハウスが設けられるか、また再び「ブリッツ」の名称が使われるかどうかも含めて2019年2月時点では未定だ。
追記:赤坂BLITZは2020年9月22日で一旦閉館、改装される。
外部リンク:「赤坂エンタテインメント・シティ構想」の実現に向けて – TBSホールディングス
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