JR西日本は、JR東海道本線・山陽本線(JR神戸線・JR京都線・琵琶湖線)で運行される「新快速」の一部に有料座席サービス「Aシート」を2019年春から導入する。

223系電車。
新快速にも有料シート
「Aシート」は12両編成の新快速の1両(9号車)に設けられる有料座席。定員は46名で、着席料金は500円。
特徴として、
- リクライニング機能、テーブルつき座席の設置
- 内装の工夫による、落ち着きのある空間の提供
- 全席にコンセントを設置(JR西日本在来線普通車初)
- 無料Wi-Fiサービスを提供
- 荷物スペースを設置
の5つが挙げられるという。

ロゴタイプ。
まずは223系1000番台2編成(2両)が改造され、2019年春より上下4本で運行開始される予定。

車内イメージなど。
JR西日本の新快速は通勤通学客に加えて姫路・神戸・京都など沿線に人気観光地を多く抱えるため観光客の利用も多いが、日常的に混雑しており、JR西日本は中期経営計画において2022年までにこうした有料シートを導入することを示唆していた。
関西地方では2017年に京阪電鉄が「プレミアムカー」を新たに導入している。
リリース:2019年春 新快速に有料座席サービス「Aシート」を導入します
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日本橋三越本店、2018年10月24日第1期リニューアル開業-コンシェルジュによる「おもてなし」も
三越伊勢丹ホールディングスが進めていた「日本橋三越本店」(東京都中央区)の第一期改装工事が10月24日に完成し、リニューアルオープンを迎えた。

日本橋三越本店。
「カルチャーリゾート百貨店」目指した全面改装
日本橋三越本店は1673年に伊勢商人・三井高利により呉服店「越後屋」として開店。現在の建物は1914年に建てられたもの(1927~35年改修)で、エレベータ、エスカレータ、暖房設備、スプリンクラーなどを備えた当時としては最新式の建築だった。
日本橋三越本店は2014年より「カルチャーリゾート百貨店」をテーマとした店作りを進めており、今回の改装はその一環。
改装は約150億円を投じて2020年までおこなわれているもので、今回開業したのはその第1期部分。
環境デザイン担当には建築家の隈研吾氏が機用されている。
本館1階内装を刷新-テーマは「おもてなしの森」
今回のリニューアルにおけるキャッチフレーズは「おもてなしの森」。
開店記念セレモニーでは三越伊勢丹HDの杉江俊彦社長、建築家の隈研吾氏らがテープカットをおこなった。
リニューアルで最も目を惹くのが、重要文化財に指定されている本館1階の内装の全面更新。これらは隈氏がプロデュースしたもので、一部は2018年春よりお披露目されており、話題を呼んでいた。

本館1階の新内装。
このほか、改装に合わせてティファニーなど館内に入居する一部のブランドショップもリニューアルが行われている。

改装されたティファニー日本橋三越店(ニュースリリースより)。
「おもてなし」重視の店舗に
サービス面における目玉は約90名にも及ぶコンシェルジュを各フロアに配置したこと。こうしたサービスは他の三越伊勢丹店舗でも行われているが、日本橋三越本店では更なる充実が図られ、カラーアナリストなど各分野の専門家が常駐。カラーセラピーなどは無料で、目的や予算に合わせて自分にあったコーディネートを頼むことも可能となる。
1階の中央ホール(吹き抜け)にはコンシェルジュの総合受付カウンターが設置されたほか、5階には顧客向けラウンジも開設された。

中央ホールのコンシェルジュカウンター。
近隣では9月にオヴォール日本橋が、2019年秋には誠品書店を核店舗とするコレド室町テラスが開業するなど、三井グループによる大型投資が続いている。
日本橋三越本店は今後も改装を続け、2020年の東京オリンピック開催までに全館リニューアルオープンする計画となっている。
日本橋三越本店
住所:東京都中央区日本橋室町1丁目4−1
営業時間:10時~19時
(1階、地階は19時30分、レストラン街は11時~22時まで)

営業時間は「午後7時閉店」に改められた。
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