那覇オーパ、2018年10月13日開業-カフーナ旭橋の核店舗

沖縄県那覇市の沖縄都市モノレール(ゆいレール)旭橋駅前の再開発ビル「カフーナ旭橋」に、イオングループ(旧・ダイエーグループ)のファッションビル「那覇OPA」(那覇オーパ)が10月13日に開業する。

那覇OPA。

OPA、約5年ぶりに沖縄再進出

OPAは旧ダイエー系、現在はイオン傘下のファッションビル。
もともと那覇OPAは、国際通りの地場系ファッションビル「フェスティバルビル」(1984年開業)跡に1996年に開業したものであったが、競合施設との競争激化や需要の変化を理由に、2013年7月をもって閉店していた。(詳細は前記事を参照)

旧・那覇オーパ。(現・ドン・キホーテ国際通り店)

バスターミナル再開発ビルの核として出店

カフーナ旭橋A街区は、那覇バスターミナル(戦前の那覇駅跡地)再開発事業「旭橋駅周辺地区第一種市街地再開発事業(北街区)」の中核施設として、2015年から建設が進められてきたもの。建物の延床面積は約65,100㎡で、投資額は約195億円。連絡通路を通じて旭橋駅と直結される。

カフーナ旭橋。

施設内には、那覇OPA(2~3階の大部分)の他にも、10月1日に「那覇バスターミナル」(1階)、「沖縄観光情報センター」(2階)が先行開業しており、今後は「沖縄県立図書館」(3~6階)、「グッジョブセンターおきなわ」(6階)、オフィス(7~11階)も入居する予定。

那覇バスターミナル。

沖縄初のブランドなど約50店舗が出店、アート系催事も

那覇OPAの総賃貸面積は約5,200㎡。
CONNECT∞OKINAWA」をコンセプトに掲げ、沖縄独自の食・カルチャーと、日本・海外の最新トレンドを融合した施設づくりを行う。また、主要顧客層を「都市生活に価値観を持つ20~40代」と想定し、近隣住民やビジネスパーソン、トレンドに敏感な来街者、リピートツーリストの獲得を目指すという。

エントランス。

那覇OPAに出店する約50店舗のうち、沖縄県初出店が25店舗、地元発祥企業が14店舗となる。
2階には、ルームウェアブランド「gelato pique」(ジェラートピケ)や次世代のベーシックブランドを謳う「Mila Owen」(ミラオーウェン)、サマンサモスモスの「SM2 otan taman」、リアルサーフブランド「BILLABONG」(ビラボン)、ワンランク上の靴を取扱う「ABCマート プレミアステージ」など、人気ファッションブランドが多数出店。
富澤商店の「TOMIZ」、イスラエル発のチョコレートカフェ「MAX BRENNER CHOCOLATE BAR」、台湾発の人気かき氷店「アイスモンスター」、原宿・表参道発のロールアイス専門店「ロールアイスクリームファクトリー」、ハワイマウイ島発のレモネード専門店「WowWow Hawaiian Lemonade」、那覇市首里で人気のスイーツショップ「デザートラボショコラ」、ドトール・日レスグループの「星乃珈琲店」、「ポケストップ」など、食物販系のテナントも充実する。

Food Garden Walk

3階には、100円ショップ「ダイソー」や携帯キャリアショップ、スマホ修理店などのサービス系店舗が出店する。
詳細な出店テナント一覧はページ下部に掲載

那覇OPAでは、「オーパデアウ」と題したオープニングプロモーションを実施しており、今後も沖縄で活躍するタレント8人により結成されたオリジナルユニット「008」(ゼロゼロエイト)による広報活動や沖縄出身アーティストを起用したアート企画「オーパデアウ、Art」を定期的に開催していくという。
(写真提供:まさやさん)

出店テナント一覧(約50店舗)
2階
  • ジェラート ピケ(レディス)
  • ミラ オーウェン(レディス)
  • コスメキッチン(コスメ)
  • サマンサモスモス オタンタマン(レディス)
  • ビラボン(メンズ・レディス)
  • ラヴィジュール ランファン
  • アーチ ワンダーキューブ(メンズ・レディス)
  • TAMBO(メンズ・レディス)
  • ブリランテ(メンズ・レディス)
  • KIKIRU(レディス)
  • 24karats(メンズ・レディス)
  • ケルアック(メンズ・レディス)
  • ABC-MARTプレミアステージ(シューズ)
  • ロンドンコーリング(シューズ)
  • SuiSavon-首里石鹸-(コスメ)
  • オペレッタ(コスメ)
  • 箸や万作(雑貨)
  • かんざし屋wargo(雑貨)
  • 北斎グラフィック(雑貨)
  • ブースバイフィルター(バッグ・雑貨)
  • ルピス(雑貨)
  • Clair COSMETICS&NAIL(コスメ・ネイル)
  • TOMIZ(製菓材料・調理器具)
  • ベーカリーカフェ ティノ コパン(ベーカリー)
  • ワウワウハワイアンレモネード(レモネード)
  • ポケストップ(ポキ)
  • アイスモンスター(台湾かき氷)
  • アイボリッシュ(カフェ)
  • CHA BAR(タピオカドリンク)
  • 大三元(飲茶)
  • 星乃珈琲店(喫茶)
  • やんばるジェラート(ジェラート)
  • ビタスムージーズ(スムージー)
  • リエージュ(ワッフル)
  • ボールドーナツパーク(ドーナツ)
  • デザート ラボ ショコラ(ケーキ)
  • ロールアイスクリームファクトリー(アイスクリーム)
  • マーサンミッシェル(生キャラメル)
  • マックス ブレナー チョコレート バー(チョコレート)
  • ショウダイ ビオ ナチュール(スイーツ)
  • スマートエクスチェンジ(外貨両替)
  • イオン銀行ATM
  • 琉球銀行ATM
3階
  • ダイソー(均一ショップ)
  • エフプレミアムプラザ(家庭用医療器)
  • ライフ ラウンジ(カフェ)
  • スマホ119(スマホ修理)
  • ソフトバンク(携帯ショップ)
  • ワイモバイル(携帯ショップ)
カフーナ旭橋・那覇オーパ

沖縄県那覇市泉崎 1-20-1 カフーナ旭橋A街区
10時~21時

外部リンク:那覇オーパ|2018年秋 オープン予定 – OPA
外部リンク:カフーナ旭橋
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変わる「天神のショッパーズ」(2)-「ミーナ」「ノース」、福岡スタンダード石油に売却・将来的には再開発検討へ

前回の記事はこちら:変わる「天神のショッパーズ」(1)-旧ダイエー、複合オフィス「天神ショッパーズ」として2019年リニューアル

前回の記事は「イオンショッパーズ福岡店のオフィス化」について述べたが、かつて同店の専門店街であり、イオンに隣接する「ノース天神」「ミーナ天神」でも再開発の動きが加速している。

手前から「ミーナ」「ノース」「イオン」の3館。

「ミーナ」「ノース」、久留米の石油会社に売却

大東建託創業者の資産管理会社「ダイショウ」は、福岡市中央区天神の大型商業施設「ミーナ天神」「ノース天神」、店舗兼立体駐車場「E&Yビル」を2018年7月3日付で「福岡スタンダード石油」(福岡県久留米市)に売却した。
ミーナ天神は、福岡の地場老舗百貨店「福岡松屋」を前身に持つファッションビル「マツヤレディス」として1973年に開業。
2005年10月からはファーストリテイリング(ユニクロ)系のファッションビル「ミーナ天神」として運営が行われている。
ノース天神は「ダイエーショッパーズ福岡専門店街」として1973年開業。菊竹金文堂(福岡県久留米市)が運営する書店「りーぶる天神」やドールを中心としたホビーショップ「ボークス」、中古レコード店「ボーダーラインレコード」、「ドムドムハンバーガー」など個性的なテナントが営業していたことで知られていたが、2011年7月をもって営業を終了、殆どの店舗が撤退していた。

ダイエーショッパーズ福岡専門店街。

2012年6月からは「ダイショウ」により「ノース天神」として運営が行われており、「ファッションセンターしまむら」「ブックオフスーパーバザー」などが出店している。
2002年以降は両施設ともに「ダイショウ」が施設を所有していた。

ダイエーショッパーズ福岡店は2015年からイオンとして営業中

再開発も検討-「天神ビッグバン」の一角担うか

今回「ミーナ天神」「ノース天神」「E&Yビル」を取得する福岡スタンダード石油は、北部九州・山口で「ESSO」を中心とするガソリンスタンド、コンビニの他、大型商業施設「ゲイツ」(福岡玉屋跡地)「菊陽メガモール」(MEGAドン・キホーテ、HIヒロセ)などを運営する。
上記3施設は今後、福岡スタンダード石油が物件を所有、地場不動産会社「オー・エイチ・アイ」が物件の管理を受託する。買収額は約260億円。

ミーナ天神、ノース天神はともに築50年近いため、福岡市が推進する大型再開発プロジェクト「天神ビッグバン」(前回の記事を参照)とも連携するかたちでの再開発も検討されているという。
隣接するイオンショッパーズ福岡店(2019年からは「天神ショッパーズ福岡」)を巻き込むかたちでの大型再開発も予想される。

前回の記事はこちら:変わる「天神のショッパーズ」(1)-旧ダイエー、複合オフィス「天神ショッパーズ」として2019年リニューアル

外部リンク:洗車の森 給油スタンド 福岡 【福岡スタンダード石油株式会社】
外部リンク:(株)オー・エイチ・アイ(OHI)
関連記事:天神TOIRO、9月28日開業-西鉄福岡駅北口改札外コンコースに
関連記事:福岡パルコ、2017年冬リニューアルー進む新館の「脱商業」化、ホテル・シェアオフィスも
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変わる「天神のショッパーズ」(1)-旧ダイエー、複合オフィス「天神ショッパーズ」として2019年リニューアル

福岡県福岡市の中心・天神で長年親しまれてきた「ダイエーショッパーズ福岡」。
現在「イオンショッパーズ福岡」「ノース天神」などとなっているこの建物が、近い将来大きく変わろうとしている。

旧・ダイエーショッパーズ福岡。

間も無く開業50年を迎えるショッパーズ福岡

ダイエーショッパーズ福岡」は1971年6月に開業。1973年4月に隣接する松屋百貨店部分を建替えるかたちで「マツヤレディス」「ショッパーズ専門店街」として増床した。

ダイエーショッパーズ福岡店。

その後、2005年10月までの32年間、建物は「ダイエーショッパーズ福岡」「ショッパーズ専門店街」「マツヤレディス」の3館体制となっていたが、松屋の経営破綻により2005年10月からはマツヤレディスが「ユニクロ」運営の「ミーナ天神」に、2011年にダイエーがショッパーズ専門店街の運営をやめ、2012年6月に大東建託創業者の資産管理会社「ダイショウ」運営の「ノース天神」となった。
また、ダイエーショッパーズ福岡は、2015年9月にイオン九州に経営譲渡され「イオンショッパーズ福岡」となった。
建物は地上8階、地下2階建てで、3館を合計した売場面積は42,326㎡となっている。

現在のすがた。手前から「ミーナ」「ノース」「イオン」の3館。

ダイエーは九州に球団を持っていたほか、地場大手スーパー「ユニード」を買収したこともあり、福岡県を大きな地盤の1つとしていた。そのため、ダイエー時代は日本を代表する大型スーパーとして知られており、一時は国内スーパー売上首位の座を獲得。メディアに登場する機会も多くあった。

イオンショッパーズ福岡、上層階をオフィスに転換

総合スーパー「イオンショッパーズ福岡店」の売場面積は22,188㎡、延床面積は約33,570㎡。
2018年現在、かつてダイエーグループだった婦人服店「ロベリア」、クレープ専門店「ディッパーダン」、未来屋書店が運営する「アシーネ」、100円ショップ「ダイソー」、大型ホビー専門店「ボークス福岡ショールーム」、カードゲーム専門店「トイコレクター」などの19のテナントが出店する。(ATM含む)

イオンショッパーズ福岡。

今回のリニューアルは、福岡市の大規模都市再開発プロジェクト「天神ビッグバン」の“受け皿”として「イオン九州」と「福岡地所」により進められるもの。
低層階(地下1階~地上4階)は2019年春からイオン九州による「天神ショッパーズ福岡」とし、3階までを主にイオンの売場に、4階を専門店街とする。
また、高層階(5~8階)は福岡地所によるオフィスフロアとして2019年夏から2024年まで運営する計画。オフィスフロアの延床面積は約11,629㎡。

天神ショッパーズ福岡のフロア構成と新ロゴ。

上層階に入居する専門店街は今後は閉店もしくは移転することとなる。
このうち100円ショップ「ダイソー」については商業床に再出店するものとみられる。

天神ビッグバンに向けての「オフィス移転先」に

天神エリアでは福岡市が「天神ビッグバン」と称して高さ制限や容積率の規制緩和規制緩和による民間再開発促進事業を推進しており、福岡地所による「天神ビジネスセンター開発プロジェクト」、西日本鉄道による「福ビル街区建替プロジェクト」、積水ハウスによる大名小学校跡地再開発(ザ・リッツ・カールトンなどが進出)の大型再開発が相次ぎ進行している。
そのため、各ビルの建替え期間中のオフィス不足が懸念されていた。

今回、ショッパーズ福岡の高層階がオフィスに転用されることで、オフィス不足の解消やさらなる再開発の促進が期待される。
なお、ショッパーズ福岡自体も築50年近いため、2024年以降の建替・再開発が検討されているという。

続きの記事はこちら:変わる「天神のショッパーズ」(2)-「ミーナ」「ノース」、福岡スタンダード石油に売却・将来的には再開発検討へ

外部リンク:イオンショッパーズ福岡店公式ホームページ
外部リンク:新たな空間で天神ビッグバンを推進 イオンショッパーズ福岡店、オフィス・商業の複合施設へ
関連記事:天神TOIRO、9月28日開業-西鉄福岡駅北口改札外コンコースに
関連記事:福岡パルコ、2017年冬リニューアルー進む新館の「脱商業」化、ホテル・シェアオフィスも
関連記事:六本松421、2017年10月全面開業-九大跡再開発、蔦屋の旗艦店、科学館などで構成

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