神奈川県横浜市西区のJR横浜駅前にある総合スーパー「ダイエー横浜西口店」(ダイエー横浜ショッパーズプラザ)が近く閉店することを発表した。

ダイエー横浜西口店。
追記:閉店日は2019年2月11日となる。
岡田屋モアーズ傘下のスーパー「サンコー」だった
ダイエー横浜西口店は、横浜岡田屋(モアーズ)傘下のスーパー「サンコー横浜西口店」として現在の本館部分に1968年開業。
その後、ダイエーに経営譲渡、増床されて1972年4月に「ダイエー横浜ショッパーズプラザ」としてリニューアルオープンした。
なお、サンコーは1981年に当時ダイエーグループだったマルエツと合併、消滅している。
現在は本館(1-2階、3-10階はUR南幸市街地住宅)と新館(1-7階)で構成され、売場面積は11,348㎡。建物は権田金属工業が所有する。
テナントとしては、本館には「ディッパーダン」、「サーティーワン」、新館には「ブックファースト」、「レコファン」、「キャンドゥ」などが出店する。
以前は「GU」、「あおい書店」、「ドムドムハンバーガー」なども出店していた。
かつては継続して100億円以上の年商があり、ダイエーグループの旗艦店であった。
閉店セールは9月15日から-UR住宅も建替えか
ダイエー横浜西口店では9月15日から閉店セールが開始される。
「完全閉店」としていることから、イオンへの転換ではなくそのまま閉店するものとみられる。
なお、本館の上層階は集合住宅(公団住宅)「UR南幸市街地住宅」となっており現在は入居者もいるが、URは同住宅を近い将来に商業施設を備えた新たな集合住宅へと建替えする方針であるといい、住宅部分を含めてそのまま解体となる可能性もある。
外部リンク:ダイエー横浜西口店
外部リンク:南幸市街地住宅(建替)住宅建設その他工(都市再生機構【UR】(神奈川地域))(ダイエー本館の建替え入札について)
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イオン下大利店、2019年3月31日閉店-閉店危機を乗り越えた旧・ダイエー、建替えめざす
福岡県大野城市下大利の西鉄下大利駅前にある総合スーパー「イオン下大利店」が、2019年3月31日に閉店する。

イオン下大利店。
経営悪化を乗り越えた元ダイエー、ついに閉店
イオン下大利店は1987年4月、ユニードと地元資本の協同組合が共同開発した「下大利えびすショッピングセンターピュア」の核テナント「ダイエー下大利店」として開店。建物は2階建で、売場面積は10,879㎡。ダイエーの九州内大型店舗を承継したイオンストア九州が施設を所有する。
ダイエーの九州地方撤退に伴い、2015年9月にイオン九州に運営移管され、店舗名を「イオン下大利店」に改称していた。

館内のようす。吹き抜けの照明は殆ど切れている。
開業当初は、館内の一部が協同組合による専門店街「ピュア」となっていたほか、館内の吹き抜け部分に星座の装飾(一部現存)が施され、九州初となるミニ映画館(現在は廃止)も併設されるなど、時代を感じさせる豪華な設備が特徴であった。
閉店一転、幾度も改装-迷走した32年に幕
ダイエー下大利店は、ダイエーが産業再生機構傘下となった翌年2005年2月に不採算店として閉鎖店舗の対象に加えられたものの、同年9月に一転して営業継続が決定。
2007年には1階に直営売場を集約し、衣料品の取扱いを終了。2階に大型家具アウトレット専門店「ビッグウッド」(2010年3月閉店)を導入するなど改装を進めたが、ビッグウッド跡に進出した「蔵HOUSE」が2012年3月に撤退、蔵HOUSE跡に進出したアウトレット衣料「T&H」も短期間で撤退したことから、再び直営衣料を再導入するなど迷走が続いていた。

ダイエー下大利店。
2018年9月現在、イオングループのゲームセンター「モーリーファンタジー」、100円ショップ「キャンドゥ」、フードコート「どんどん」など11の専門店が営業するほか、JA筑紫(筑紫農業組合)の事務所が入居する。(テナント数は銀行ATM、宝くじ売場を除く)
建替え・再出店をめざす
イオン下大利店跡の建物は解体する方針で、その後は建て替えによる再出店が検討されているという。
急行停車駅の駅前立地であるため、マンションとの合築なども予想される。
(撮影:@tyario_lalala)
外部リンク:イオン下大利店公式ホームページ
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岩田屋久留米店新館、2019年3月21日閉店-本館「米城ビル」に売場集約
岩田屋三越(福岡市)は、福岡県久留米市の西鉄久留米駅に直結する「岩田屋三越 岩田屋久留米店新館」(千歳プラザ)を2019年春に閉館させる。
追記:閉館日は3月21日となる。

久留米岩田屋新館。
「千歳プラザ」の売場を閉鎖、米城ビルに集約
岩田屋久留米店(久留米岩田屋)は西鉄久留米駅東口に竣工した「米城ビル」(地上11階、地下1階)に1972年5月開業。
今回閉店する新館は、米城ビルに隣接する再開発ビル「千歳プラザ」(西鉄久留米駅東口再開発A棟、専門店街を含む売場面積6,002㎡、岩田屋部分は約5,000㎡。なお「B棟」(千歳プラザ西館)はリベール。久留米市、地権者などが出資・所有する第三セクター)の竣工に合わせて1983年8月に開店した。
新館は地上10階、地下1階建てで、岩田屋は1階から4階までに出店。紳士服売場、銘菓売場、書籍「リブロ」などが入居する。
なお、久留米岩田屋全館の売場面積は17,655㎡、2017年度の年商は117億7,100万円となっている。

久留米岩田屋本館「米城ビル」(左)、新館「千歳プラザ」。
新館が入居する「千歳プラザ」のうち、5階から10階には久留米ハイネスホテルが入居するが、今後も営業を続けるものと思われる。
なお、地階の専門店「ダイソー」は岩田屋の売場ではない(専門店街「ビープラ」)が、エスカレータで岩田屋の売場とも繋がっているため、営業継続するかどうかは未定である。

新館のようす。
改修を進める本館、屋上庭園も人気に
一方の岩田屋久留米店本館は1972年5月開業と古いものの、近年は所有者の米城ビルが全面改修を進めており、2013年には屋上庭園・屋上フードコートが再整備されたほか、耐震補強工事や外壁更新、トイレの洋式化も実施されたばかり。
駅直結の好立地だけに、今後は綺麗になった本館への「一館化」による更なる活性化、そして新館跡への新たなテナント誘致も期待される。

屋上庭園。
外部リンク:IWATAYA|岩田屋久留米店 月間イベント情報 – 岩田屋三越
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