ダイエー新在家店、2025年2月15日閉店-旧山陽マルナカ承継店、築20年で建替え

兵庫県神戸市灘区の阪神本線新在家駅前にあるイオングループ/ダイエーグループ系総合スーパー「ダイエー新在家店」が2024年2月15日午後6時をもって閉店する。

マルナカ新在家店として開店

ダイエー新在家店は、2004年8月に中四国地場流通大手系総合スーパー「山陽マルナカ新在家店」として開店。店舗面積は2,925㎡。
山陽マルナカは1998年12月の兵庫県内1号店(広畑店)以来、2000年9月に大阪府内1号店(泉大津店)、2003年3月に神戸市内1号店(玉津店)を開店するなど、関西圏でのドミナント強化を推進。新在家店開店と同時期、2005年11月には川崎汽船から六甲アイランドの社有地(29,194㎡)を取得するなど、当地周辺の拠点化(本社移転候補地/物流拠点整備)を図っていた。

マルナカ新在家店。

山陽マルナカ新在家店は、2011年9月にマルナカグループがイオンと資本業務提携を締結、同年11月にイオンの子会社に移行したため、トップバリュやWAON導入を始めとするイオン流リニューアルを実施。2019年3月にマックスバリュ西日本と経営統合する際、近畿エリアにおけるスーパーマーケット事業(新在家店を含む14店舗)がダイエーへの承継対象となったため、その後の経営合理化の一環として、2021年9月に現在の店舗名称に改称した。

ダイエー新在家店。

同業多い新在家、築20年での建替えで競争力強化

ダイエー新在家店周辺は、自社プロパーの総合スーパー「ダイエー六甲道店」を含め、同業店舗が数多い立地であるが、阪神本線新在家駅隣接という良好な立地条件下にある。
ダイエー新在家店は築20年程度であり、総合スーパーとしては比較的築浅であるが、建替えにより商圏での競争力を高める狙いがあるとみられる。

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