三田阪急、2021年秋までに閉店-三田駅前キッピーモールの小型百貨店、16年の歴史に幕

兵庫県三田市の三田駅前にあるキッピーモール内の小型百貨店「三田阪急」が2021年秋までに閉店する。

キッピーモール(三田市ウェブサイトより)。

2005年に開業した三田駅前「キッピーモール」

三田阪急は三田駅前の再開発ビル「三田駅前一番館キッピーモール」の核テナントとして2005年9月に開業。
当初は核店舗として大丸が出店する計画であったが出店を撤回したため、1階と2階に阪急グループが出店することとなった。
2020年現在、キッピーモールの1階は食品スーパー「阪急オアシス」などが、2階は阪急百貨店の小型店「三田阪急」が、3階はファッションセンターしまむらなどが、4階は100円ショップ「セリア」、書店「アバンティ」などが、5階は主にサービス店舗が、
6階には公共施設がそれぞれ出店・入居する。

三田阪急、約2000㎡の小型店だった

閉店することとなった三田阪急は2階のみに出店する小型店。店舗面積は約2,100㎡。小型店ながらロクシタン、ハウスオブローゼ、モロゾフ、ユーハイム、ゴンチャロフなどが出店、もしくは販売されていた。
コロナ禍での阪急百貨店の閉店は初のこと。阪急はテナントであり、今後は新たなテナントを誘致することになろう。
また、1階の阪急オアシスは閉店しないとみられ、一部ギフト商品の販売はそちらが引き継ぐことになると思われる。

関連記事:KOHYO神戸店、2020年9月8日開店-光洋、JR神戸駅ナカ「ビエラ神戸」に再出店
関連記事:イオンフードスタイル西神中央店、2020年9月1日開店-プレンティのダイエー、そごう・パントリー閉店にあわせ“高級化”
関連記事:東急ハンズ三宮店、2020年12月閉店-神戸・生田神社前のハンズ、32年の歴史に幕
関連記事:とらのあな三宮店・とらのあな静岡店、2020年6月30日閉店-両地域から完全撤退
関連記事:神戸阪急・高槻阪急、2019年10月5日開店-そごう神戸店・西武高槻店は9月30日閉店
関連記事:三宮ビブレ、2019年8月23日から全館「オーパ」に-地階のオーパ、ビブレを飲み込む

このエントリーをはてなブックマークに追加