伊予鉄高島屋、中小支店の多くを2021年1月までに閉店-大洲店は縮小・郊外移転

愛媛県松山市に本店を置く百貨店「伊予鉄高島屋」が、2020年12月から2021年1月にかけて複数の中小支店を閉店・縮小させる。

伊予鉄高島屋。

いよてつ高島屋、新型コロナで八幡浜店など閉店

伊予鉄高島屋は1971年7月にいよてつそごうとして開店。
2000年のそごう破綻に伴いローズナード伊予鉄百貨店を経て2002年3月に高島屋との資本提携(高島屋33%出資)により「伊予鉄高島屋(いよてつ高島屋)」となった。中小支店の多くはそごう時代から営業しているものである。
今回の閉店は新型コロナウイルスの感染拡大によるものとしている。
閉店するのはいよてつ高島屋南宇和店(愛南町、2020年12月31日閉店)、いよてつ高島屋西条店(西条市、2021年1月25日閉店)といよてつ高島屋八幡浜店(八幡浜市、2021年1月25日閉店)の3店舗。南宇和店、八幡浜店はそごう時代からの店舗(八幡浜は減床・リニューアル)、西条店は2014年に再開発ビルに新規出店した新しい店舗であった(西条市にはそごう時代にも出店していたが閉店済だった)。

伊予鉄高島屋八幡浜店。

また、アクトピア大洲の核店舗であり、多層型の中型店であったいよてつ高島屋大洲店は2021年1月25日に一旦閉店し、郊外のオープンモール型商業施設「オズメッセ」に移転、規模を縮小させたうえで2021年1月31日に再開業する。
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多層型だった伊予鉄高島屋大洲店。

2月以降も営業する伊予鉄高島屋の小型店舗は、新居浜店今治店(今治国際ホテル)・大洲店(縮小・オズメッセ)・宇和島店四国中央店(マンション下層、2019年に一旦閉店→移転済み)の5店のみとなる。

伊予鉄高島屋新居浜店。

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