オーケー一番町店、2020年5月31日閉店-東北最後のOKストア、59年の歴史に幕

宮城県仙台市青葉区一番町の三協商事ビル地下1階で営業する食品スーパー「オーケー一番町店(スーパーマーケットOK一番町店)」が、2020年5月31日をもって閉店する。
(5月29日追記)5月28日に急遽閉店することとなった。

オーケー一番町店。

仙台一番町最古のスーパー、59年の歴史に幕

三協商事ビルは1961年に岡永商店傘下(当時)の食品スーパー「オーケー」が地下1階に出店。1963年6月には長崎屋の東北1号店「長崎屋仙台店」が地上階に出店し全面開業した。
開業当初は仙台市中心部唯一の大型スーパーを形成していたが、1970年代にダイエー(現・イオン)やジャスコ(現・フォーラス)が相次ぎ進出するなど競争が激化したため、1983年10月には核店舗の長崎屋が生き残りを目指しファッションビル業態「長崎屋仙台シャル」に転換した。

三協商事ビル(旧・長崎屋仙台シャル)。

しかし、長崎屋が2000年2月に会社更生法を適用したため、2002年9月をもってビルから撤退。長崎屋跡には福島県郡山市に本社を置くアラジンHD傘下のパチンコ店「Pスパーク」が出店している。

オーケー、東北から完全撤退

オーケー一番町店の売場面積は697㎡。
一番町店は開店当初から大規模な改装を実施しておらず、オーケークラブ会員を対象とした同社独自の割引サービス「3/103割引」についても首都圏店舗と異なり適用外であった。一番町店の閉店は「建物の老朽化」によるもので、代替となる後継店舗の新規出店は行われない予定となっている。
同社は長らく宮城県内3店舗体制を敷いていたが、2011年3月の東日本大震災被災により長町店が閉店、2016年10月に原町店が閉店したため、一番町店の閉店により、オーケーは東北から姿を消すこととなる。

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