キラキラAsobox・Anibox、2020年3月全店舗閉店-ゲーセン大手、運営会社のエターナルアミューズメント破産で

大手ゲームセンター「キラキラ☆Asobox(アソボックス)」やアニメグッズ販売店「Anibox(アニボックス)」などを運営する「エターナルアミューズメント」(本社:東京都千代田区)が2020年3月に東京地裁へ自己破産を申請し、直営店舗の全店が閉店した。

キラキラAsobox秋葉原クレーン店。(旧クレーン研究所跡)
3月から「虹ヶ咲スクールアイドルプロジェクト人気投票」を実施するなどイベントも頻繁に行っていた。

スーパーなどでもお馴染みの大手ゲーセンが破綻

エターナルアミューズメントは2007年6月に設立。
イトーヨーカドーなどのスーパー内や秋葉原などの繁華街にクレーンゲームを中心としたゲームセンター「キラキラ☆Asobox(アソボックス)」、アニメグッズ販売店「Anibox(アニボックス)」など直営店約100店を中心に「タイトーFステーション」のうち鯖江・湊川の2店をFC運営していたほか、クレーンゲームやおみくじ機などといったアミューズメント機器・ゲームマシンのレンタル・卸などもおこなっており、それらを全国約1000ヶ所に設置していた。

キラキラAsobox秋葉原4号店。総武線高架沿い。

近年も不祥事により閉店した「秋葉原クレーン研究所」の店舗を引き継ぐなど他社からの営業譲渡や居抜き出店により店舗数を増やしていたが、新型コロナウイルスの流行により多くの直営店舗を3月6日から営業休止しており、資金繰りの悪化から自己破産に至ったという。
帝国データバンクによると、負債総額は2019年5月期末時点で約68億6100万円にも及ぶ。

キラキラAsobox・Aniboxなどは全店閉店

同社の直営店であった「キラキラ☆アソボックス」「アニボックス」などは、営業休止店舗も含めて3月中に全店閉店している。
引継ぎ店舗等に関しては、3月現在まだ発表されていない。

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メトロ書店ソラリアステージ店、2020年3月31日閉店-HKT48コラボで話題集めた書店、福岡市中心部から完全撤退

福岡県福岡市中央区天神の西鉄福岡(天神)駅ビル「ソラリアステージ」5階で営業する「メトロ書店ソラリアステージ店」が2020年3月31日をもって閉店する。
メトロ書店と西鉄ホールエスカレータ。

福岡・長崎地盤のメトロ書店

メトロ書店は1965年に長崎駅前の長崎水産ビル(現・ホテルニュー長崎)で創業。1967年に「博多メトロ書店」を出店して以来、福岡・長崎地盤の小規模書店チェーンとして営業を続けていたが、2000年のJR長崎駅ビル「アミュプラザ長崎」への本店移転を機に拡大路線に転換、2006年に福岡市内初の支店「博多メトロ書店フレスタ千早店」、2008年には本州初の支店かつ同社最大規模の売場面積・蔵書数を誇る「メトロ書店神戸御影店」を出店している。

メトロ書店神戸御影店(神戸市東灘区・御影クラッセ)。

メトロ書店、福岡市中心部から撤退

メトロ書店ソラリアステージ店は2015年7月に、西鉄グループの大型雑貨店「雑貨館インキューブ天神店」5階フロアに開店。同年8月をもって閉店予定だった博多メトロ書店の事実上の後継店舗、福岡における同社の新たな旗艦店として、文具や雑貨を拡充、店内にキリンを設置するなどSNS映えを意識した売場づくりを行った。
「キリンがいる本屋さん。」

また、2016年春にHKT48の本拠地が西鉄ホールに移転したことから、特製コラボしおりの配布やHKTグッズの拡充を打ち出すなど、HKTファンの取込みを図った。
メトロ書店ソラリアステージ店の閉店により、同社は福岡市中心部での50年を超える営業に幕を下ろすこととなる。なお、ソラリアステージ店で取扱われていた京都アニメーション(京アニ)グッズ売場については代替として千早店への新設が告知されている。

HKT48グッズ多数取扱!!

閉店相次ぐ福岡市中心部の大型書店

福岡市中心部は1990年代、国内有数の書店激戦区として紀伊国屋書店や丸善、八重洲ブックセンター、リブロ、福家書店が相次ぎ大型店舗を出店したが、2001年11月に国内最大の売場面積(当時)を有する「ジュンク堂書店福岡店」が開店したことで、その多くが2000年代中頃までに撤退していた。
その後、2010年代に入ると2011年4月にTSUTAYAが福ビルの丸善跡に中古書籍(ecobooks)を取扱う新業態1号店「TSUTAYA天神駅前福岡ビル店」を出店、7月にはリブロが岩田屋本店に九州最大級の児童書売場を備える「リブロ福岡天神店」として再出店、2014年11月にフタバ図書が未来型店舗を称する「フタバ図書福岡パルコ新館店」を出店、2017年4月には紀伊国屋がイムズに「紀伊国屋書店天神イムズ店」として再出店するなど、独自のコンセプト、特徴を持つ書店が相次ぎ誕生したが、リブロや紀伊国屋など一部を除き短期間での撤退、営業方針の転換を余儀なくされた。
ジュンク堂書店福岡店、紀伊国屋書店天神イムズ店は再開発に伴い閉店するため、天神地区の書店は新天町商店街の積文館書店、岩田屋のリブロ、天神ショッパーズのTSUTAYA(福ビルから移転)などわずかとなる。

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