埼玉県さいたま市南区のイオングループ系食品スーパー「ダイエーグルメシティ南浦和店」が2025年2月28日をもって閉店する。
萩原商事シヅオカヤの店舗をルーツにもつ食品スーパー
ダイエーグルメシティ南浦和店の前身となる首都圏地場系総合スーパー「シヅオカヤ南浦和店」は1981年11月に開店。店舗面積は999㎡。
シズオカヤ南浦和店は1984年3月の首都圏地場大手総合スーパー「忠実屋」傘下入りを機にリニューアルを実施。1994年3月の流通大手「ダイエーグループ」運営会社再編後も独自の屋号を維持したが、1999年3月の運営会社再々編にともない「セイフー南浦和店」に改称、2006年3月の運営会社社名変更にともない2007年初頭に「グルメシティ南浦和店」に改称、2015年3月にダイエー直営店となった。
43年の歴史に幕
ダイエーグルメシティ南浦和店は、旧セイフー埼玉県内唯一の店舗であったが、2012年9月開店の南区内総合スーパー「ダイエー南浦和東口店」と比べ築年数や店舗面積に課題があり、徒歩圏内のさいたま市外(川口市/蕨市)グループ同業店との競合もみられていた。同社は完全閉店の方針を示しており、萩原商事シヅオカヤから43年の歴史に幕をおろすこととなる。
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