トップマート津田沼店、2026年3月20日閉店-首都圏地場有力食品スーパー最後の1店舗、今秋目処「クスリのアオキ」に

千葉県船橋市の京成電鉄松戸線(旧新京成線)前原駅近くにあるクスリのアオキ系食品スーパー「トップマート津田沼店」が2026年3月20日をもって閉店する。

クスリのアオキトップマート津田沼店(駐車場側入口)。
スギ薬局色が強い店舗。

精肉店「肉の協伸」として創業した「トップマート」

トップマートは1973年6月に精肉店「肉の協伸」として創業、1977年6月に有限会社化、1979年8月に株式会社化した。
1986年に生鮮卸値市場「トップマート蘇我店」を開店、1994年10月には扇屋ジャスコ跡に本社併設店舗「トップマート松ヶ丘店」を開店するなど、千葉市内を中心にディスカウント生鮮食品スーパーの多店舗化を推進。グループ企業「太伸食品」(本社:東京都葛飾区)による東京都内での食品スーパー「グリーンマート」展開や積極的なラジオCM出稿により知名度を首都圏全域に拡大した。

トップマート作草部店(2017年8月閉店/現ヤオコー作草部店)。

トップマートは2010年4月に東北地場酒販大手「伏見屋」と業務提携を締結し、伏見屋が東北及び北関東で展開する食品スーパー「サンマリ」栃木県内一部店舗を新業態「家計応援団トップマート」に転換するなど業界内での影響力を拡大。2012年3月には伏見屋完全子会社となり同社主導による新店出店やグループ企業の運営統合を進めた。一方、2024年4月期売上高は59億9900万円、経常利益はマイナス1億8300万円と厳しい経営環境にあった。同年12月には伏見屋がクスリのアオキHDと「トップマート」を含む食品スーパー46店舗の事業譲渡契約を締結し、2025年2月24日までに「株式会社トップマート」としての営業を終了した

「アオキ」「スギ薬局」複合店舗として再開するも1年で

トップマート津田沼店は2025年2月24日の旧法人廃業にともない一時閉店したもの、同年3月13日にクスリのアオキ直営食品スーパーとして新装開店した。

クスリのアオキトップマート津田沼店(道路側)。

クスリのアオキトップマート津田沼店では、2025年3月8日に新装開店した都町店(同年12月20日閉店/建替予定)と同様、ドラッグストア由来の基幹システムや仕入調達網、アオキブランドの低価格惣菜や販促施策を導入しつつ、他店舗と異なり従来通りの食品スーパー業態や品揃えを踏襲した売場づくりを打ち出していた。

クスリのアオキトップマート津田沼店のフロア。

特に同年9月30日まで同業競合ドラッグストア「スギ薬局津田沼店」が入居する歪な営業体制であったが、2026年2月に「店舗改装による一時閉店」の方針を発表、同年秋を目処に同社標準業態「(仮称)クスリのアオキ津田沼店」に転換することとなった。

店舗改装による閉店のお知らせ。

トップマート40年の歴史に幕

トップマートは伏見屋を介して首都圏全域に店舗網を広げたが、40年の歴史に幕をおろすこととなった。

クスリのアオキトップマート津田沼店の閉店セール案内。

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