微風南山アトレ、2023年12月31日閉店-アトレ海外1号店、約5年の歴史に幕

台湾・台北市信義区の複合超高層ビル「台北101」横にある「台北南山廣場」(Taipei Nanshan Plaza、台北微風広場)にあった、JR東日本グループのファッションビル「微風南山アトレ」(Breeze南山atre)が2023年12月31日に閉店した。

微風南山アトレと台北101。

2019年1月に開業した台北のアトレ、5年で閉店

台北南山広場は2018年6月に一部開業。
三菱地所設計により設計、現地企業により施工された。台湾政府が所有する「台北世界貿易センター世貿2館」跡地を、南山人寿保険が借り受け、三菱地所グループと共同で「台北南山広場プロジェクト」(世貿二館地上權開發案)として定期借地方式(50年間)により開発が進められたもの。隣接する日系百貨店「新光三越」などとも連絡通路で接続されている。
商業棟は地上7階地下2階建、オフィス棟は地上48階地下2階建、高さ272m、エントランス棟は地上3階地下1階建。全館の敷地面積は17,708㎡ 、延床面積は192,891㎡ 。

台北101周辺。

微風南山アトレは微風南山の2階一部~4階部分に2019年1月に開店。コンセプトは「SLOW TIME, SLOW LIFE」で、店舗面積は約6,000㎡。「アトレインターナショナル」(アトレ51%、三井物産49%出資)と台湾各地で商業ビル「微風廣場」(Breeze Plaza)を展開する「長僑投資開發股份」(Breeze)の合弁会社「Breeze atre Holding」傘下の特別目的会社(SPC)「微風艾妥列南山股份有限公司が運営を行っていた
なお「艾妥列」は「アトレ」の当て字である。

微風南山アトレ館内のようす。

駅ビルではない立地であるものの、館内には日本のアトレで見られるような「BEAMS」「UNITED ARROWS BEAUTY&YOUTH」「niko and…」などといった多くの日系ブランド店舗に加えて、JR東日本のPRカフェも出店していた。

台湾アトレ、閉店後も会社解散せず

閉店は長僑投資開發股份(Breeze)との賃貸借契約の満了によるもの。
一方で「微風艾妥列南山股份有限公司」は解散しないということで、今後は別の場所への新規出店も期待される。

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