スーパーアークス千代台店、2022年9月9日開店-道南ラルズ旗艦店、函館市中心部の旧千代ヶ岱小学校跡地に

北海道函館市の函館市電湯の川線堀川町電停と千代台電停近くにある旧千代ヶ岱小学校跡地に、アークスグループの大型食品スーパー「スーパーアークス千代台店」が2022年9月9日午前9時に開店した。

道南ラルズ旗艦店、函館市中心部に

スーパーアークス千代台店の建物は2階建で売場面積は2,656㎡。駐車場台数は266台。
同店はアークスグループの地域子会社「道南ラルズ」が函館市から旧千代ヶ岱小学校跡地を一般競争入札により取得した土地への出店であり、同社最大級の売場面積を誇る店舗として、コンセプトに「便利で、おいしくて、楽しくなるお店」を掲げる。

旗艦店ならではの訴求も

スーパーアークス千代台店1階食品売場のうち、青果コーナーでは地元産品や近郊野菜、カット野菜など簡便加工品を拡充。
水産コーナーでは道南ラルズ初となる「魚屋の惣菜」コーナーを導入し、旬の魚介の焼き物や煮物、いか飯や揚げかまぼこを展開。真空包装機による鮮度向上と食品ロス削減に取組む。
食肉コーナーでは地元産ブランド牛「北斗産おぐに和牛」「七飯町産大沼黒牛」やレンジ・フライパン加熱による簡便調理商品を拡充する。
デリカコーナーでは店内生鮮商品(野菜・肉)を用いた鉄板焼や特製玉子焼きに加え、揚げ物や焼き物といった定番商品、洋風ちらし寿司やアジア料理といったこだわりの商品を展開。
ベーカリーコーナーでは店内焼き立ての商品や小麦にこだわった食パン、季節果実を用いたフルーツサンド、オリジナルバーガーなどの幅広く品揃えする。
また、日配コーナーでも買物客の健康志向に対応した大豆ミート商品や機能性表示食品、特定保健用食品、減塩商品、糖質オフ、有機無添加商品を拡充。道南ラルズ最大の品揃えを誇るアイスクリームコーナーやチルドスイーツコーナーを展開する。

そのほか、テナントとして大創産業の100円ショップ「ダイソー」やフラワーショップ「いしざか」、クリーニング店「エンパイヤー」が9月16日までに順次開店。銀行ATM(北海道銀行・北洋銀行)やヤマト運輸のPUDOステーションを併設する
スーパーアークス千代台店。

スーパーアークス千代台店は函館市中心部の旧千代ヶ岱小学校跡地への出店であることから、外壁に戊辰戦争から現代の函館の歴史を表すアート「函館浪漫散歩」を設置、1階イートインコーナー床材に教室の木板を使用、跳び箱をリメークしたテーブル・椅子を設置、アート作品に小学校校歌を掲載する。また、2階にコミュニティホール「コミュニティ千代ヶ岱」や函館市支給災害用備蓄品(毛布・自家発電機など)を格納する災害備蓄品保管庫を設置するといった意欲的な試みを打ち出す。

スーパーアークス千代台店

住所;北海道函館市千代台町10-7
営業時間(平日):午前10時~午後9時50分
営業時間(土日):午前9時~午後9時50分
※9日~12日は午前9時開店、13日からは通常営業時間に移行

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