福岡県北九州市小倉北区のフードウェイグループ系食品スーパー「フードウェイマルシェ大畠店」が2022年2月17日をもって閉店した。
綜合スーパーまるよしの居抜き出店だった
フードウェイマルシェ大畠店は、2005年7月にハイマート(現フードウェイ)の食品スーパー「生鮮市場ハイマート大畠店」として開店。同社店舗としては北九州市初出店、ショッピングプラザまるよし大畠店(2004年10月閉店)跡への居抜き出店であった。
フードウェイ・ハイマート、北九州市から姿を消す
ハイマート大畠店は2011年7月に毎日低価格(EDLP)型店舗へのリニューアルを実施、2016年9月に同社新ブランド「フードウェイマルシェ」への業態転換を実施した。業態転換後は生鮮売場のうち、青果売場を「FoodwayFARM」、鮮魚売場を「おさかな処魚蔵」、中華惣菜売場を「麗彩楼」、子会社(ミートインハイマート)運営の精肉売場を「お肉処牛蔵」とゾーニングしたうえで規模を大幅に拡大。
オープンセール当時のフードウェイマルシェ大畠店。
従来同様の低価格志向を維持しつつ、農産物直売コーナーやフードウェイならではの独自商品を拡充するなど、近隣の丸和ラ・パレット(2017年1月閉店)やハローデイ、マルショクといった競合店との差別化を図ったが、2022年2月17日をもってハイマートから17年の歴史に幕をおろすこととなった。
2022年2月現在、後継店は決まっていないが、敷地内のハルヤクリーニングステーション(とり安食堂跡)は営業継続中であり、新たなスーパーの出店が期待される。
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