沖縄県中頭郡北中城村のイオンモール沖縄ライカム1階に、セブン&アイHD(そごう・西武)傘下の生活雑貨専門店「ライカムロフト」が2020年6月12日に開店する。
ライカムロフト。
ロフト、沖縄県内1号店をイオンモールに出店
ライカムロフトは、2019年10月をもって日本から撤退したFOREVER21跡に出店するもので、営業面積は約950㎡。同社129店舗目、イオンモール専門店街初の店舗となる。(イオンモール岡崎の百貨店核・西武岡崎店内除く)
ロフトは当初、大和ハウスグループが開発を進める複合商業施設「イーアス沖縄豊崎」の目玉となる店舗として、2020年4月23日に沖縄県内初となる「豊崎ロフト」の開店を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、豊崎ロフトの開店を6月19日に延期していた。このため、ライカムロフトが沖縄県内初の店舗となることとなった。
開店を延期した豊崎ロフト。
ライカムロフトは「ロフトが最も多く展開しているスタンダードな店舗」として、文具雑貨、健康雑貨、バラエティ雑貨、生活雑貨など22,100アイテムを揃える。また、沖縄県ロフト初出店を記念してシーサーやジンベエザメなど「沖縄をモチーフとした限定デザインのアイテム」を展開する。
コクヨ 測量野帳 沖縄バージョン。
ぺんてる サインペン 沖縄バージョン。
オープニングキャンペーンとして、ロフトアプリでライカムロフトをお気に入り登録した税込1,100円以上購入の買物客を対象に5%オフサービスを行う。
東急ハンズが先行する沖縄で店舗拡大なるか
沖縄県内では2012年3月に東急ハンズが沖縄地場大手流通グループ「サンエー」とFC契約を締結し、7月に県内1号店「東急ハンズ宜野湾コンベンションシティ店」を出店。その後も、サンエーグループとの提携のもと店舗拡大を続けており、2020年現在、本島中部・南部の狭いエリアに異例の3店舗体制を構築(ハンズカフェを合わせると4店)。また、無印良品も地方では異例の7店舗体制となっている。
ロフトは県内2店舗同時期出店によって先行する東急ハンズなどに対抗する狙いがあろう。
ライカムロフト
住所:沖縄県中頭郡北中城村字ライカム1番地 イオンモール沖縄ライカム1階
営業時間:午前10時~午後10時
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