沖縄県読谷村の世界遺産座喜味城近く、旧・読谷中学校跡地に、イオン琉球の地域密着型ショッピングセンター「イオンタウン読谷座喜味」が2020年5月15日午前9時に開業する。
イオンタウン読谷座喜味。
読谷中跡地のイオン、度重なる開業延期を経てついに開業
イオンタウン読谷座喜味は2010年度以降、読谷村が所有する「読谷村立読谷中学校」(2010年7月移転)跡地を、官民協働事業(PPP)の一環として、イオングループの「イオン琉球」が公募型プロポーザルにより借り受け、定期借地方式により開発を進めてきたもの。
当初は「イオンタウン読谷北(仮称)」として2019年春の開業を目指していたが、度重なる着工の遅れから、開業が延期されていた。
マックスバリュ・イオンドラッグ核の地域密着SCに
イオンタウン読谷座喜味の敷地面積は13,338㎡、店舗面積は3,250㎡、駐車場台数は450台。同社が運営するイオンタウンは「イオンタウン読谷」に次ぎ読谷村2施設目となる。
施設テーマに「Enjoy!Wellness!」を掲げ、イオン琉球直営の食品スーパー「マックスバリュ座喜味店」(1,000㎡、沖縄26店舗目)とドラッグストア「イオンドラッグ座喜味店」(450㎡、沖縄7店舗目)を核に、総合子供服・ベビー服・ベビー用品店「西松屋」や24時間営業のフィットネスジム「エニタイムフィットネス」など8店舗が出店する。
将来的には医療モールも開業、地域医療の一大拠点に
イオンタウン読谷座喜味の隣接地では、建設計画発表当初より医療関連施設を集積させたクリニックモール(開業時期未定)の整備構想がある。
そのため、核店舗のイオンドラッグでは「美・健康」を掲げ、医薬品に加えてウェルネスフーズを拡充、同社初となるセルフ式コラーゲンマシーンの導入や血圧・血管年齢を無料で測定可能な健康チェックコーナーを設けるなど、医療施設との相乗効果を実現可能な店づくりを目指す。
これらの取組みにより、イオン琉球は「地域の中核となるコミュニティの場を提供」「ワンストップでの安心を提供していく」とコメントしている。
イオンタウン読谷座喜味のテナント一覧
階数 | 店舗名 | 業種・業態 |
1階 | マックスバリュ | 食品スーパー |
1階 | イオンドラッグ | ドラッグストア |
1階 | 西松屋 | 子供服・ベビー服・ベビー用品店 |
1階 | エニタイムフィットネス | フィットネスジム(6月1日開業) |
1階 | ヘアーサロンIWASAKI | 美容室 |
1階 | グッドスマイル | コインランドリー |
1階 | ほけん選科 | 保険カウンター |
1階 | イオン銀行ATM | ATM |
1階 | クリニックモール | クリニックモール(開業未定) |
イオンタウン読谷座喜味
住所:沖縄県中頭郡読谷村字上地205-1
営業時間(マックスバリュ):24時間営業
営業時間(イオンドラッグ):午前10時~午後11時
営業時間(専門店):各専門店によって異なる
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