ヨコハマハンマーヘッド、2019年10月31日開業-モアーズとインターコンチの複合施設

神奈川県横浜市中区のみなとみらい21新港地区で計画が進められている大型複合客船ターミナル「新港ふ頭客船ターミナル」と併設の複合商業施設「YOKOHAMA HAMMERHEAD」(ヨコハマ ハンマーヘッド )(旧・新港地区客船ターミナル(仮称)等整備事業)の商業ゾーン「ハンマーヘッド ショップ&レストラン」が、2019年10月31日に開業する。

YOKOHAMA HAMMERHEAD PROJECT。

「ハンマーヘッド」の商業ゾーンはモアーズ運営

新港ふ頭客船ターミナルの建物は、地上5階建てで延床面積は約30,290 ㎡。「ハンマーヘッド」の名称は1914年に竣工した英国製の「ハンマーヘッドクレーン」にちなんだもの。
神奈川県内でファッションビル「岡田屋モアーズ」を手掛ける「横浜岡田屋」を中心に、野村不動産、横浜グランドインターコンチネンタルホテルなど8社で構成されるグループが開発するもので、構成企業各社の実績・ノウハウを生かした事業運営が行われる。

商業施設は岡田屋モアーズが運営。

「食」テーマに25店舗-高層階はインターコンチ

新港ふ頭客船ターミナルの施設コンセプトは「ヨコハマウミエキ」。
1階から2階は岡田屋モアーズが中心となって運営する商業ゾーン「ハンマーヘッド SHOP&RESTAURANT 」となる。
商業ゾーンはコンセプトに「FOOD MUSEUM」を掲げ、25店舗が出店。ラーメン店6店が出店する「ジャパンラーメンフードホール」や「ピーターラビットカフェ」も設けられる。
殆どのテナントが飲食店であるが、それ以外としては化粧品中心のドラッグストア「アインズトルペ」、コンビニ「セブン-イレブン」、ラジオスタジオ「横浜マリンFM HAMMERHEAD STUDIO」が出店する。アインズトルペは「アインズアンドトルペ ビューティー ファクトリー」として「フード」「ギフト」を強化した新業態となる。
また、1階には国際旅客のためのCIQ施設(税関、出入国管理、検疫)が設けられる。大型複合客船ターミナル「新港ふ頭客船ターミナル」は11月4日に開業する。

商業ゾーンの館内イメージ。

3階から5階はインターコンチネンタルホテルが出店し「インターコンチネンタル横浜 Pier8」となる。客室は173室で、2019年11月に開業する。
このほか、屋外には公園「ハンマーヘッドパーク」が2020年3月に開設される。

ヨコハマハンマーヘッド

神奈川県横浜市中区新港2丁目14番1

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