大阪府東大阪市の近鉄若江岩田駅近くにある総合スーパー「イズミヤ若江岩田店」が、2019年12月下旬をもって閉店する。

イズミヤ若江岩田店。
若江岩田唯一の大型総合スーパー、50年の歴史に幕
イズミヤ若江岩田店は1969年5月に開店、現店舗は1991年4月に開店したもので、建物は地上5階建、店舗面積は14,496㎡。
イズミヤ直営売場を核に100円ショップ「ダイソー」、眼鏡店「メガネの三城」、写真スタジオ「スタジオアリス」、ゲームセンター「レインボーランド」、ファストフード店「ロッテリア」「ミスタードーナツ」など複数の専門店が入居するが、一部専門店はイズミヤの閉店発表に先駆けて撤退していた。

イズミヤ若江岩田店では9月12日から閉店セールを開催中。
イズミヤ若江岩田店は若江岩田駅周辺唯一の大型総合スーパーとして、1991年に開業した近鉄グループのパワーセンター「近鉄ハーツ」(食品非取扱い、現・ニトリモール東大阪)とともに広域集客型であったが、商業環境の変化もあり4~5階で営業していた大型アミューズメント施設をダイソーなど専門店フロアに転換するなど、地域密着型の店舗に路線変更していた。

シースルーエレベーターなど豪華な設備を持つ若江岩田店。
築年数の浅いイズミヤ、店舗の跡地活用は未定
イズミヤはH2Oリテイリング(阪急阪神百貨店)の傘下となって以降、老朽化が進む大型店を建替えにより、ショッピングセンター「カナートモール」業態(住道・伏見など)や食品スーパー「デイリーカナートイズミヤ」業態(花園など)への転換を推進しているが、若江岩田に関してはこれらの店舗と異なり完全閉店となる。
イズミヤ若江岩田店は、現店舗の開業から28年ほどしか経過しておらず、築年数も浅いため新たな商業施設として再生される可能性も高いが、現時点で店舗跡の活用方法について詳細は発表されていない。
同店の閉店後、若江岩田駅周辺から総合スーパーは消滅し、食品スーパー3店舗(近商ストア、スーパーサンコー、コノミヤ)が営業するのみとなる。
(写真:浅葱さん)
日本郵政グループ広島駅南口計画(仮称)、2022年秋開業-広島駅前の東郵便局跡地、超高層ビルに
広島県広島市南区の広島駅南口にある現・広島東郵便局に、日本郵政グループの大規模複合オフィスビル「広島駅南口計画(仮称)」が2022年秋を目処に開業する。

広島東郵便局。
日本郵政の大規模複合オフィス、発展著しい広島駅前に
新施設は日本郵便広島東郵便局を解体したのちその跡地に建設される。建物は地上20階建てで、延床面積は約44,800㎡。プロジェクトマネジメントは日本郵政の完全子会社「日本郵政不動産」が担当する。
新施設は大型オフィスを核に商業フロア、駐車場などが整備される方針となっている。

広島駅南口計画(仮称)。
広島東郵便局、9月17日に移転
再開発予定地にある広島東郵便局については、9月17日にエールエールA館(福屋百貨店広島駅前店)に移転することとなった。

移転告知。
開発すすむ広島駅南口に「KITTE広島」誕生か
広島駅南口はバブル崩壊に伴う景気の冷え込みにより、20年近く大規模都市計画プロジェクトが凍結状態にあったが、2016年9月に「ビッグフロントひろしま」(ビックカメラ広島駅前店)が開業、2017年4月には「エキシティ・ヒロシマ」(エディオン蔦屋家電)が開業、2020年以降にJR広島駅ビル「ASSE」の建替え及び広島電鉄の広島駅乗り入れが予定されるなど、開発が相次いでいる。
その一方、既存の開発計画はいずれも高層階が住居もしくは宿泊施設となっており、都心部で高水準なオフィスを求める企業の需要の高まりに対応できているとは言い難かった。

再開発相次ぐ広島駅南口。
日本郵政グループは2016年4月に名古屋駅前の旧名古屋中央郵便局跡地に「JPタワー名古屋」を建設、低層階を商業施設「KITTE名古屋」、高層階を大規模オフィスフロアとする大規模再開発を手掛けている。広島駅南口計画(仮称)でも同社のノウハウを活用した施設づくりが期待され、建物名は「KITTE広島」となることが予想される。
日本郵便は「広島駅周辺は、近年、大きく発展し、今後とも更なる発展が期待されることから、当社としても 周辺施設とともに街区の利便性とにぎわいを創出し、まちづくりに貢献していきます。 」としている。
広島駅南口計画(仮称)
住所:広島県広島市南区松原町2番62号

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