イオン傘下(ダイエーの子会社)である百貨店「中合」(福島市)が運営する青森県八戸市の百貨店「三春屋」が、2019年11月から不動産会社・商業コンサルタント「やまき」(東京都港区)に経営譲渡される。

三春屋百貨店。
三春屋百貨店、やまきに売却・譲渡
三春屋は1953年3月に開業。1985年にダイエーの傘下となった。現在の売場面積は15,584㎡。徒歩圏にあるさくら野百貨店八戸店とともに、永年に亘って八戸市の中心商業地の核となってきた。
やまきは「ミナーラ」(旧・奈良そごう)、「アルピコプラザ」(旧・イトーヨーカドーアリオ松本店)、「いせはらcoma」(旧・東急ストア伊勢原店)や「ラクーン沼津」(旧・沼津西武)、「エキータ」(旧・イトーヨーカドー前橋店)、下館スピカビル(旧・下館サティ)、「アクア木更津」(旧・木更津そごう)などといった商業施設の再生・再活用を手がけているが、百貨店自体を運営するのは初となる。
中合の店舗、創業の地・福島県内のみに戻る
ダイエーグループは経営規模拡大とともに東日本各地の百貨店を
傘下に収め、2005年までにそれらを「中合」の運営に一本化したものの、今回の経営譲渡により、中合が運営する百貨店は中合福島本店、中合会津サテライト店の2店舗のみとなる。

中合福島店。
中合は福島本店の再開発を控えており、今後の動きが注目される。
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平和堂フレンドマート野々市店、2019年9月7日開店-マルエー二日市店跡、石川県内初となるフレンドマートに
石川県野々市市のJR北陸本線野々市駅近くに「平和堂フレンドマート野々市店」が2019年9月7日午前9時30分に開店する。

平和堂フレンドマート野々市店。
DCMカーマとマルエーのショッピングセンターだった
平和堂フレンドマート野々市店の前身となる地場大手スーパー「マルエー二日市店」は2009年4月に開店。建物は平屋建、延床面積は約2,640㎡。
同店は隣接するDCMグループのホームセンター「DCMカーマ野々市店」とともにショッピングセンターを形成していたが、2019年6月26日をもって閉店していた。
平和堂小型店の「プロトタイプ店舗」-100均など出店
平和堂フレンドマート野々市店の建物は平屋建、敷地面積は6,619㎡、店舗面積は2,571㎡、売場面積は1,686㎡、初年度の年間売上目標高は10.1億円。
同店の直営食品売場は酒を中心とした品揃えの充実と頻度品の価格強化を両立した「プロトタイプ店舗」の位置付けで売場を構成、1737年創業の石川銘菓「圓八」の「圓八あんころ餅」や金沢尾張町の佃煮店「壺屋壺亭」、地元の生乳100%使用を特徴とした能登の「マルガージェラート」など地元ブランド商品の品揃えを強化する。また、テナントとして100円ショップ「Watts with(ワッツ ウィズ)」が出店する。
北陸では馴染み薄い「フレンドマート」ブランド
平和堂は1989年11月に石川県内1号店「アルプラザ小松」を出店して以来、金沢市、鹿島郡中能登町、加賀市、河北郡津幡町など店舗網の拡大を推し進めたが、いずれも大型ショッピングセンター「アルプラザ」業態での新規出店であったため、2015年7月に石川県内初となる食品スーパーを出店する際もアルプラザを全面に押し出した「アルプラ フーズマーケット」ブランドでの出店を行っていた。
フレンドマート野々市店の開店により、北陸では未だに馴染みが薄い「フレンドマート」ブランドの浸透と店舗網の拡大が予想される。
フレンドマート野々市店
住所:石川県野々市市二日市四丁目143番地
営業時間:9:30~21:00
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