スーパー大栄、旧「丸和」と経営統合へ-2019年3月を目処に

イズミ傘下の食品スーパー「ユアーズ」(広島市東区)は、九州・山口北西部地区の全店舗(旧・丸和の運営店舗、飯塚店を除く)の会社分割と、同じイズミグループに属する「スーパー大栄」への事業承継、店舗運営の移管を2019年3月を目処に行うことを発表した。P1020275-1-1
ユアーズの店舗(広島県)。

イズミ、九州・山口の食品スーパー2社を地域で整理

ユアーズ」は1979年5月に広島県で設立。
2005年には日本初の24時間営業スーパーとして知られた「丸和」(北九州市小倉北区)を、2007年には「アパンダ」を運営していた「石原商事」(北九州市小倉南区、旧スーパーなかのなど)を傘下に収め、最盛期にはグループ全体で100店舗超を展開していたが、2015年にイズミの傘下となった。イズミ傘下となる前から行われていた不採算店の閉鎖により、2018年11月現在は全屋号を併せても40店舗にまで減少している。
イズミ傘下となって以降は、一部丸和店舗の「ゆめマート」ブランド化や販売商品、物流、ポイントサービスの共通化を進めている。
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丸和小倉本店。日本初の24時間営業スーパー。

スーパー大栄」は1962年7月創業。最盛期にはショッピングセンター「D&D」、生鮮ディスカウント「フレッシュ8」など60店舗近く展開していたが、2014年1月にイズミの傘下となった。イズミ傘下となる前から行われていた不採算店の閉鎖により、2018年11月現在の店舗数は20店舗まで減少している。
イズミ傘下となって以降は、「ゆめドラッグ」の導入や販売商品、物流、ポイントサービスの共通化を進め、2016年6月には運営する全店舗を「ゆめマート」に転換している。
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ゆめマートに転換したスーパー大栄D&D田川大任店。

今回の「スーパー大栄」と旧「丸和」の分離統合によって、イズミ傘下のスーパーマーケット事業運営会社はイズミ本体の運営店舗を除くと、

  • スーパー大栄」(山口県・福岡県)
  • ユアーズ」(広島県・岡山県)
  • ゆめマート」(熊本県)
  • デイリーマート」(徳島県)

の4社となり、県単位でほぼ「一本化」されることとなる。

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イオン千葉長沼店、2019年2月閉店-ワンズモールの核、旧ダイエー

千葉市稲毛区にあるショッピングセンター「ワンズモール」の核テナント「イオン千葉長沼店」が2019年2月に閉店する。

ダイエー千葉長沼店。(現・イオン千葉長沼店)

稲毛区最大のショッピングセンターの核店舗

ワンズモールは、日産不動産により2000年11月15日に開業。建物は地上5階建で、店舗面積は45,100㎡、売場面積は35,289㎡。2018年11月現在、施設は東西アセットマネジメントが所有し、ザイマックスアルファが運営を行う。
千葉都市モノレールスポーツセンター駅から少し離れた国道16号線沿いに立地しており、「トイザらス」「スポーツデポ」「ニトリ」といった大型専門店も出店。2013年春に大規模リニューアルを行ったこともあり、稲毛区で最大の商業施設として高い集客力がある。

ワンズモール。

イオン千葉長沼店は、ワンズモールの核テナント「ダイエー千葉長沼店」として、ワンズモールの開業翌日となる2000年11月16日に開店。
ダイエーが産業再生機構傘下となった翌年2005年2月には、不採算店として閉鎖店舗の対象に加えられたものの、同年9月に一転して営業継続が決定。その後も、直営3フロア(17,674㎡)を1/2に集約し、家電、玩具、インテリア売場を廃止、専門店に転換することで営業を続けていた。開店以来、長らくダイエーの直営店舗であったが、2016年3月にはイオンリテールに運営移管され、現在の店名に改称している。

新テナントは未発表-競合激しい地域、今後どうなる?

長沼エリアには、「イオンタウン稲毛長沼」(マックスバリュ稲毛長沼店)や「フレスポ稲毛」(マミーマート稲毛長沼店)といった郊外型ショッピングセンター、「トライアル長沼店」「ドン・キホーテ稲毛長沼店」といったディスカウント業態も出店する商業激戦区であるが、ワンズモールは前述の通り高い集客性を維持していることから、新たな核テナントの導入が期待される。

外部リンク:ワンズモール
外部リンク:イオン千葉長沼店 | お買物情報やお得なチラシなど
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