西鉄天神CLASS、4月1日開業-ソニーストア、児童会館など入居

福岡市中央区今泉の旧・福岡市立中央児童会館跡地に体験型複合施設「西鉄天神CLASS」が4月1日開業した。

西鉄天神CLASS。国体道路沿いに立地。

官民協働の再開発プロジェクト、核はソニーストア

西鉄天神CLASS」施設のコンセプトは「まちの賑わい・交流の場の創出」。
福岡市が所有する土地を西鉄グループが借り受け、西鉄グループが施設を建設・運営する「PPP(官民協働事業)」、「定期借地・賃借入居方式」により開発が行われた。

積み木をイメージしたロゴマーク。

1・2階にはテナントとしてソニーの直営店となる「ソニーストア福岡天神」や「green bean to bar CHOCOLATE」が出店。3階には地場IT企業が手掛けるクリエイティブスペース「TECH PARK」が開設。4階から7階には福岡市の公共施設や公設民営のサポートセンターが入居する。

体験を重視したテナントが出店

ソニーストア福岡天神」は東京銀座、名古屋栄、大阪梅田に次いで、国内4店舗目となるソニーの直営店舗。
「写真と音楽」に重点を置き、写真家によるトークショーやフォトコンテスト講評会、九州・沖縄にまつわるアーティストによる楽曲のハイレゾ音源試聴などを実施。また、仮想現実(VR)ヘッドセット「Playstation VR」を2016年10月の一般発売に先駆けて体験できるといった直営店ならではのイベントも開催する。

ソニーストア福岡天神。ヘテムル また、「green bean to bar CHOCOLATE(グリーン ビーン トゥ バー チョコレート)」は東京・中目黒に次いで、国内2店舗目となるチョコレート専門店。チョコレートに使うカカオ豆をマダガスカル、コロンビア、ベトナム、ブラジル、ホンジュラスなどから調達し、それに砂糖だけを加えたナチュラルなチョコレートを販売。原材料の「仕入れ」からチョコレートの「製造・販売」までの工程全てを「手作業」で行っており、チョコレート鑑定家やカカオ大使によるワークショップを企画するなど、既存のチョコレート専門店の枠組みに縛られない体感型の店舗を目指している。

インキュベーション施設や学童保育も「体験」がキーワード

3階のTECH PARKは地元・福岡に本社を置くIT企業、Groovenauts(グルーヴノーツ)が運営するフロアとなっており、クリエイティブスペース「TECH PARK MAKERS(テックパーク・メイカーズ)」と、放課後の学童保育の役割を担う「TECH PARK KIDS(テックパーク・キッズ)」の2部門で構成されている。
MAKERSでは「3Dプリンタ」や「デジタルミシン」といった本格的な作業機材が1日(2,500円)から利用できるほか、長期利用者向けのプレミアム会員(月額30,000円)には製品化へのサポートや技術支援、企業・投資家へのマッチングといったインキュベーション機能も提供する。
また、「KIDS」は最大21時まで利用可能な学童保育サービス。
一般的な学童保育に加え、MAKERSのノウハウを活かしたプログラミングなどの「創作活動」に重点を置いており、市内のスポーツクラブ「MIKI・ファニット」と連携したカリキュラムなども提供するほか、職場体験や工場見学、開発合宿、ハッカソンなどIT企業によるサービスらしい年間行事も予定している。

テックパーク、児童会館、企業オフィスの玄関。

児童会館もサービスを拡充、利便性を向上

2014年3月の閉館以降、長らく休館中だった福岡市立中央児童会館(通称:あいくる)も2年ぶりの復活となった。
築43年と老朽化が進んでいた旧施設と異なり、今回の建替リニューアルから乳幼児から高校生まで利用可能な施設として生まれ変わり、一時預かりサービス(午前9時~午後6時)も実施するなど、福岡都心部の生活者にとって利用しやすい児童会館となった。

正面にはアップルストアなど、賑わい増す西通り

西鉄天神クラスの正面には競合するアップルの直営店「Apple Store 福岡天神」や外資系ファッションブランドの路面店が集積しており、西通り地区のブランド街化に拍車をかけそうだ。

路面店が立ち並ぶ西通り地区。

「西鉄天神CLASS」(福岡市立中央児童会館)は、定期借地契約により今後30年間供用される予定となっている。

外部リンク:西鉄 天神CLASS
外部リンク:ソニーストア 福岡天神 | ソニーストアについて | ソニー
外部リンク:TECH PARK | テックパーク
外部リンク:福岡市立中央児童会館

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