青島橘ホテル跡、ゾゾタウン子会社が交渉権獲得-リゾート+オフィスで「日本のシリコンバレー」目指す

宮崎市にあった大型リゾートホテル「青島橘ホテル」の跡地に通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイの子会社「アラタナ」(宮崎市)が設立する新会社が進出する。

進出予定地の橘ホテル跡地。

老舗リゾートホテル跡、長年の懸案だった再活用

青島橘ホテルは1967年に開業。当初は橘百貨店(ボンベルタ橘)の傘下であったが、百貨店の経営破綻により宮崎交通の傘下となり、1990年に閉館していた。

現在の橘百貨店。

その後は、幾度かの再生が試みられたもののいずれも失敗し、ホテルは2009年に解体。現在は特別地方公共団体「宮崎市大字折生迫財産区」が所有。宮崎市観光商工部観光戦略課が「青島ビーチサイド活性化プロジェクト」と称し、公募型プロポーザルにおいて再開発者を募集していた。
ホテル跡は青島グランドホテル隣接地で、JR青島駅から徒歩5分ほどの場所。対象となる面積は18,048㎡にも及ぶ。

アラタナ、リゾート+オフィスで目指すは「シリコンバレー」

青島ビーチサイド活性化プロジェクトの優先交渉権を獲得した「アラタナ」は、カリーノ宮崎(旧・宮崎寿屋百貨店)7階に本社を置いている。

アラタナが本社を置くカリーノ(旧・寿屋百貨店)。

アラタナは、今回の青島進出に際してアラタナ創業者及びアラタナ役員個人の支援によって「青島プロジェクト株式会社」及び「青島再開発プロジェクト特別目的会社(仮)」を新たに設立。
プロジェクト名「青島ビーチヴィレッジ」と題し、「移住と観光のあいだ」をコンセプトにして、宿泊施設レストランシェアオフィス、地元の民芸品・工芸品を揃えたスーベニアショップなどを開設する。

「青島ビーチヴィレッジ」イメージ(プレスリリースより)。

シェアオフィスには県外の企業や東京の企業も誘致し、インキュベーションイベントなども開催。アメリカのシリコンバレーのような起業拠点をつくることを目指すとしている。

外部リンク(プレスリリース):青島再開発の優先交渉権をアラタナが獲得。青島ビーチパークの統括ディレクター宮原秀雄氏らと「青島ビーチヴィレッジ」プロジェクトを発足(アラタナ)
外部リンク:青島ビーチサイド活性化プロジェクト(青島二丁目の遊休地活用)の募集結果について(宮崎市)
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