イオンそよら上飯田、2022年春開業-ダイエー跡、旧店よりも縮小に

名古屋市北区の上飯田駅近くにあった総合スーパー「イオン上飯田店(旧・ダイエー上飯田店)」跡地の東半分に、イオンの都市型商業施設「イオンそよら上飯田」が、2022年春に開業する。

イオンそよら上飯田。

47年の歴史に幕を下ろしたダイエー跡地

イオン上飯田店は1973年4月にダイトウオリベックビルの核店舗「ダイエー上飯田店(上飯田ショッパーズプラザ)」として開店。1984年に増床リニューアルした。

イオン上飯田店。

その後、ダイエーの総合スーパー事業縮小に伴い2016年3月をもってイオンリテールに運営移管され、イオン上飯田店となった。
建物は売場面積は13,036㎡で、未来屋書店、マツヤデンキ、カルディーコーヒーファーム、メガネの三城、キャンドゥ、モーリーファンタジーなど多くのテナントが出店していたが、老朽化のため2020年2月29日に閉店していた。
イオンは閉店に際し、新店舗はシニアをターゲットとした「食と健康」がテーマの商業施設を建設するとしていた。

ダイエー時代より縮小-核店舗はイオンスタイル

「そよら」はイオンの都市型店舗で、由来は「そら、寄って、楽しんでって!」。「イオンそよら上飯田」は3号店で、東海地方には初出店となる。

「イオンそよら」ロゴ。

イオンそよら上飯田の売場は1階と2階、延床面積は約9,163㎡。コンセプトは「暮らしの利便性を高めるコンパクトなまちの生活拠点」。コンパクトでありながらワンストップで買物できる「時短での買物」と、野外のテラススペースなどでの「時間消費」という、2つの「時間価値」を提供するとしている。
核店舗はスーパー「イオンスタイル上飯田(仮称)」。
「食と健康」をテーマとし、「採れたて地場野菜」「対面鮮魚コーナー」をはじめ、ベーカリー・サラダ・スイーツなどのデリカ商品を豊富に品揃えし「おいしく健康になる」売場を目指すという。
なお、敷地の西半分は長谷工グループの不動産大手「総合地所」の所有となっており、分譲マンションが建設される可能性が高い。

イオンそよら上飯田

住所 : 愛知県名古屋市北区織部町1丁目1番
営業時間:未定

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