近鉄四日市スターアイランド、2020年2月29日閉店-近鉄百貨店の専門店街、今後は公共施設に?

三重県四日市市の近鉄四日市駅に連絡橋を通じて直結する大型専門店ビル「近鉄百貨店四日市スターアイランド(近鉄四日市駅前店舗ビル)」が2020年2月29日をもって閉店する。

四日市スターアイランド。

近鉄四日市駅直結のファッションビル、31年の歴史に幕

スターアイランドは1988年11月に、近鉄グループの映画館「四日市グランド劇場」「四日市シネマ」跡地を中心とした再開発事業の一環として開業。建物は地上5階地下1階建、売場面積は6,807㎡、所有者は近鉄不動産。
開業当初は県内最大級のファッションビルとして衣料・雑貨店など約100店舗が出店、東海地方初となる三菱電機のらせん状エスカレーター「スパイラルエスカレーター」を導入するなど、地域のファッション文化発信拠点としての役割を果たした。

スターアイランドのスパイラルエスカレーター。


近鉄四日市駅周辺では、スターアイランド開業に前後して同店の本館といえる「近鉄百貨店四日市店」が増床リニューアルを実施したほか、1986年には近鉄高架下商業施設「ふれあいモール」、1988年には近鉄高架下飲食街「グルメパーク」、1991年には四日市工業高校跡地再開発の核として三井不動産グループの複合商業施設「アムスクエア(松坂屋四日市店)」が相次ぎ開業するなど、一大商業集積地となった。
その一方で、1993年6月には四日市郊外のイオン系商業施設「日永カヨー」が建替リニューアルを実施、1995年3月にはイオンのパワーセンター「パワーシティ四日市」が開業したほか、2000年3月には名古屋駅に百貨店「ジェイアール名古屋高島屋」が開業するなど、四日市市内郊外に加えて名古屋市内の商業施設との競争が本格化するようになった。
スターアイランドでは、2012年5月に開業以来初となる全館リニューアル(投資額約2億8000万円)を実施し、大型専門店主体の商業施設に業態転換。県内初となる大型アウトドア用品店「好日山荘」やジーンズメイトの総合衣料・雑貨アウトレット店「ワケあり本舗」、靴量販店「ABCマート」を導入するなど、施設の再活性化を目指した。
しかし、2019年9月に契約期間満了を理由とした閉店を発表していた。

「市立図書館」の移転先として検討

スターアイランドの跡地活用について2月時点で詳細は決まっていない。
そうしたなか、四日市市は老朽化が進む四日市市立図書館の移転先としてスターアイランドを候補にすることを発表。
今後は駅直結の図書館として活用される可能性もある。

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