三重県四日市市の国道1号線沿い・泊駅近くにあった「イオンタウン四日市泊」の建て替え工事が完了し、2019年11月16日に再開業する。
イオンタウン四日市泊。
旧「パワーシティー四日市」を建替え
イオンタウン四日市泊は「パワーシティー四日市」として1995年3月に開業。
四日市市はイオン創業の地であり、当初はマックスバリュ、メガマート、ビッグバーンなどイオン系列の大型店が数多く出店。マックスバリュは中部地方1号店(全国2号店)であった。
その後、2011年にイオンタウンの運営となったが、老朽化による建替えのため2018年2月に一旦閉店していた。
旧店の1.6倍の規模-イオンモールに近い形に
新しい「イオンタウン四日市泊」の総賃貸面積は約48,100㎡で、旧店の約1.6倍。
建物は2階建てのクロースドモール型で、テナント数は108店と、イオンタウンのなかでも最大級、「イオンモールに近い規模」のショッピングセンターとなる。
また、別棟としてホームセンター棟(ビバホーム)なども設けられる(後述)。
イオンタウン全景。
108店が出店-レストラン街、フードコートも
イオンタウン四日市泊の新たな核店舗は以前と同様の「マックスバリュ四日市泊店」で、館内にはドラッグストア「ウエルシア」、子供服「キッズリパブリック」、スポーツ用品「スポーツオーソリティー」、自転車「イオンバイク」、不動産「イオンハウジング」などイオングループの多くの店舗が出店。イオンラウンジ、イオンホールも併設される。
そのほか、食関連としては銘菓「芋や和真」、輸入食品「カルディーコーヒーファーム」などが、アパレルテナントとしてはファストファッションの「ハニーズ」「ユニクロ」「GU」「ライトオン」などが、住生活・雑貨関連テナントとしては家電「上新電機」、ホームリビング「ニトリデコホーム」、100円ショップ「ダイソー」、眼鏡「JINS」、各社携帯電話店などが出店。なかでも書店「BOOK PARK miyokka!?」はリブログループの新業態書店で、書店内に子供向けのプレイグラウンドを備える。
館内にはレストラン街とフードコートも設けられ、併せて29店舗の飲食店が出店。喫茶店として「スターバックスコーヒー」、「倉式珈琲店」なども出店する。
飲食ゾーンイメージ。
なお、別棟として2019年4月24日に「スーパービバホーム」が、10月18日に海鮮居酒屋「海の台所 鱗屋」などが先行開業している。
別棟のスーパービバホーム。
四日市あすなろう鉄道コーナーやミニサーキットも
館内には地元に密着した施設も複数設けられ、三重県で盛んなモーターレーシングをテーマとしたファミリー向けのEVモータースポーツ施設「MIE ルート1サーキット」、四日市市の広報コーナー「市政インフォメーションコーナー」、そしてイオンタウンの最寄駅が近鉄と四日市市が出資する第三セクター「四日市あすなろう鉄道」の泊駅であることから「四日市あすなろう鉄道」の展示コーナーも設置される。
イオンタウン四日市泊
住所:三重県四日市市泊小柳町4番5号
営業時間:24時間営業(マックスバリュ)
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