イオンタウン稲城長沼、2019年12月開業-ピーコックストア、約7年ぶりの新規出店

東京都稲城市東長沼のJR南武線稲城長沼駅近くに、イオンタウンのショッピングセンター「イオンタウン稲城長沼」が2019年12月に開業する。

イオンタウン稲城長沼。

稲城長沼駅近くにピーコックストアが核の商業施設

イオンタウン稲城長沼は千代田多摩倉庫跡地に出店。建物は地上2階建で総賃貸面積は約5,820㎡。
コンセプトに「Life Style Supporter」を掲げ、イオンマーケットが運営する食品スーパー「ピーコックストア」を核にコミュニティ&ホームスタイルを中心とした専門店12店舗が出店。クリニック、薬局も併設される。
イオンタウンは東京都内では2館目となる。

ピーコックストア、7年ぶりの新店舗

イオンマーケットは前身となる大丸松坂屋百貨店系の食品スーパー「ピーコックストア」が2012年4月に中野マルイ地下1階に新規出店して以降は既存店の移転を除き一切の新規出店を行っていなかった。
同社が2013年にイオングループ傘下となり、現在の社名に改称して以降、2014年4月には東海地方の旧松坂屋ストア全店舗を「マックスバリュ中部」に譲渡、2016年3月には関西地方の全店舗を「光洋」に譲渡するなど店舗網の減少が続いており、2019年2月には同社の旗艦店かつ都内1号店である総合スーパー「ピーコックストア青山店」を閉店している。

旗艦店であったピーコックストア青山も閉店。

ピーコックストアの新規出店は約7年ぶりとなるが、イオンタウンの核店舗が系列他社ではなく「ピーコックストア」となるのは異例であり、果たしてどういう位置づけの店舗となるのか注目が集まる。

イオンタウン稲城長沼

住所:東京都稲城市東長沼1212-1他
営業時間:未定

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