みさき公園、南海電鉄が2020年3月に撤退-「後継事業者探し」へ

南海電鉄(大阪府浪速区)は、大阪府岬町にある「みさき公園」の運営から2020年3月で撤退することを発表した。

みさき公園。

みさき公園、60年以上の歴史に一旦幕

みさき公園は1957年4月に開業。南海電鉄にとって「さやま遊園」(狭山遊園、2000年閉園)に次ぐ遊園地事業で、同社の70周年記念として設けられたものであった。
みさき公園は遊園地、野外ステージ、動物園、水族館、レジャープールが併設される複合施設で、南海みさき公園駅に隣接する。なお、同駅は遊園地開業前まで南淡輪駅という名称だった。
ジェットコースターは1957年の開業当時から運行されているもので、西日本で現役最古のものとなっている。

帆船のモチーフが印象的なみさき公園駅。


南海電鉄は近年も2009年にイルカショーを行う「シャイニースタジアム」を、2014年に鉄道体験施設「わくわく電車ランド」を開設するなど改装・経営改革を続けていたが、少なくとも過去10年に亘って営業赤字が続いていたという。

活用方法は未定-後継事業者を探していく考えだが…

南海電鉄撤退後のみさき公園の活用方法は未定だという。
南海電鉄は今後の活用方法について岬町と協議をしていきたいとしており、地元メディアの報道によると岬町も新たな事業者の下で存続できるように努力していきたいとしているが、関西屈指の大型複合施設だけにそのままの規模で運営できる事業者は少ないと思われ、「閉園」となる可能性も捨てきれないであろう。

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