フジ、三和ストアーから3店舗を譲受-2019年5月中旬の再開店を目指す

四国地方地場流通大手「フジ」(愛媛県松山市)子会社の「フジマート」(広島県廿日市市)は、地場中堅スーパー「三和ストアー」(広島県呉市)から「三和ストアー吉浦駅店」「パセット中通店」「パセット長ノ木店」の3店舗を2019年3月下旬を目処に譲受することを発表した。3店舗は3月15日をもって一時閉店、フジマート運営店舗として5月中旬に再開店する。

三和ストアーパセット中通店。

廃業予定の三和ストアー、一部店舗がフジマート運営に

フジマートは2012年11月、フジが旧スーパーふじおかから「ピュアークック」事業を引き継ぐ形で設立。
近年は小商圏対応の地域密着型スーパーとして、親会社からフジ洋光台店、ZY東雲店を譲受、建替えを含めた既存店のリニューアルを進め、2019年2月現在は広島市を中心に10店舗を展開する。


三和ストアーは1959年5月、呉市本通で創業。
同社は「呉で一番早くスーパーマーケット形式を取り入れたスーパー」として、最盛期には呉市内に12店舗を展開。
2000年代以降は新規出店・スクラップアンドビルドを加速し、一部店舗を都市型食品スーパー業態「パセット」に転換するなど積極的なリニューアルを進めていたが、近年は競合店との競争激化により店舗数を7店舗まで縮小、2019年3月15日をもって全店閉店を予定している。

継承は「三和ストアーからの申し入れ」

今回のフジマートによる店舗譲受は、三和ストアーによる「店舗の事業承継についての申し入れ」によるもので、三和ストアー7店舗のうち「三和ストアー吉浦駅店」(1997年7月開店)、「パセット中通店」(2000年11月開店)、「パセット長ノ木店」(2002年8月開店)の3店舗が承継対象店舗となった。
三和ストアー運営店舗の多くで施設の老朽化が顕著にみられるが、3店舗は比較的築年数が浅く、立地も良好であるため早期の営業引継ぎ決定に至ったと考えられる。

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