熊本パルコ、2020年閉店へ

熊本県熊本市中央区の下通商店街にあるファッションビル「熊本パルコ」が2020年中に閉館する。地元メディアなどが報じた。

熊本パルコ。

かつては長崎屋だった熊本パルコ

熊本パルコの入居する「新世界会館」は「サンバード長崎屋熊本店」として1971年10月に開店。長崎屋は1984年2月に閉店し、跡地に1986年5月に「熊本パルコ」が開店した。売場面積は9,051㎡。
もともとこの地には同名の映画館があり、建物はその跡地に建設された。建物は映画館内で飲食店を経営していた「三陽」が所有する。同社は現在熊本県内を中心に「三笠うどん」などを展開している。
店舗前には水圧で回転するオブジェ「グラニッドボール」が置かれており、市民に「パル玉」と呼ばれて親しまれている。

パル玉。

閉店は売上の低下に加えて建物の老朽化も大きな要因であると思われる。
2019年秋には熊本交通センター跡地の再開発が、2021年には熊本駅ビルの完成が予定されており、そちらとの棲み分けも課題となっていた。また、近年はテナントの撤退も相次いでいた。
建物の今後については2月現在は発表されていないが、築50年近いために再開発される可能性もあろう。


地方店の閉店すすめるパルコ

パルコは2012年より大丸松坂屋百貨店の傘下となっているが、とくに近年は都市部での再開発参画と地方店の閉店を進めており、2016年には千葉パルコ、2017年には大津パルコを閉店。2019年中には宇都宮パルコを閉店させる方針としている一方、2017年には上野パルコ(パルコヤ)、2019年には錦糸町パルコを開店させるほか、神戸市や川崎市などにも小規模店舗「ゼロゲート」を出店させている。

間も無く開店する錦糸町パルコ。

現在パルコは、大都市圏郊外の中規模店舗、地方都市の店舗を
コミュニティ店舗」と位置づけているが、それらのうち地方都市の店舗の殆どはここ数年の間に閉店しており、首都圏外で残るコミュニティ店舗は「松本パルコ」のみとなる。

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