福岡県北九州市門司区のナフコ門司店跡地に、ショッピングセンター「スパイシーモール門司」が2019年5月に開業する。
スパイシーモール2号店、丸久も出店
スパイシーモール門司は地上2階建で、延床面積は3,855㎡。
非鉄金属の加工・販売を手掛ける「奥田金属」(北九州市門司区)が開発を手掛ける。同社は、JR新飯塚駅東口に「スパイシーモール新飯塚」(核:フードウェイ)を2018年4月に開設しており、門司は同ブランドとしては2施設目となる。
スパイシーモール門司の建設予定地。
核テナントは、リテールパートナーズ傘下の食品スーパー「丸久」(店舗面積:約2,524㎡)で、その他の専門店は未定だが飲食店などが出店するとみられる。
丸久はアクロスプラザいとうづの核として「アルク到津店」を2012年3月に出店して以降、九州地区での新規出店を行っていなかったため6年ぶりの九州出店となる。
一般的な丸久の店舗(写真はアルク防府店)。
山口資本の丸久、九州では見かけない商品の品揃えも?
丸久出店予定地の徒歩圏内には、「スーパーセンタートライアル門司店」「マルショク西門司店」「ハローデイ西門司店」など多くの競合店が営業している。一方で、丸久は物流の都合上、通常九州地方で取扱いを行っていないメーカーの商品(敷島製パンPascoなど)を数多く販売しているため、“対岸の品揃え”を求める買物客に重宝されると思われる。
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