東京都調布市の京王線仙川駅前に、複合商業施設「フォレストスクエア仙川」が2025年12月9日に開業する。
仙川のまちづくりを行うカワタケの新商業施設
フォレストスクエア仙川は住宅展示場「仙川駅前住宅公園」跡に建設されるもので、延床面積は約5,985㎡。
運営するのは調布市の不動産「カワタケ」で、同社は「仙川デザインピース」をテーマに掲げた街づくりをおこなっている。

フォレストスクエア仙川。
フォレストスクエア仙川は「Co-Living 共に、暮らす。」をコンセプトに館内をデザイン。
この場所がかつて雑木林であった面影を偲ばせる緑があふれ、街との調和を考えて低層階に設計し、光あふれる空間としたという。
また、館内には中庭を設けており、訪れた人々の憩いの場となるスペースを設置する。
「食」店舗が多く出店、シェアラウンジも
フォレストスクエア仙川の店舗は1階から3階で、12月9日に1期開業する。
1期開業時には、1階に「スターバックス」、2階に「ロバーツコーヒー」「Zoff」、3階に「京都焼肉 天檀1965 SENGAWA」「nib a Hamburger works」「匠 がってん寿司」「ボナペティート・パパ」など9店舗がオープンする。

館内にはCCCが運営するシェアラウンジも。
今後は、1894年創業の老舗食料品店「サカガミ」による新ブランド「L′epicerie Sakagami」、CCC(ツタヤ)が運営する「シェアラウンジ フォレストスクエア仙川」、サラダ店「クリスプサラダワークス」など7店舗が順次開業する予定となっている。
フォレストスクエア仙川
東京都調布市仙川町3-1-17
(画像は全てニュースリリースより)
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東映会館、2025年12月より解体・再開発開始-有楽町「丸の内TOEI」跡、ホテルなど建設へ
東京都中央区のJR有楽町駅近くにあり、2025年7月27日に閉館した大手映画配給会社「東映」の本社兼複合映画館ビル「東映会館」が2025年12月より解体。大型再開発が本格始動する。
東映の本社を併設する旗艦劇場だった
東映会館は1960年9月に開業。東映本社と東映直営館「丸の内TOEI①(旧丸の内東映)」「丸の内TOEI②(旧丸の内東映パラス)」を核とする複合ビルで、上層階には東映の本社も置かれていた。

東映会館。
東映はかつて国内最大の直営劇場網を築いており、グループ会社を通じて大都市圏を中心に劇場を核とする東映会館を展開していた。
21世紀に入って映画興行の主流が郊外型のシネマコンプレックスに移行するなか、直営の映画館は次第に減少。大都市圏にある劇場は多くが再開発されることとなった。全国の主要東映直営劇場のうち、新宿東映会館跡地は「新宿三丁目イーストビル(新宿マルイアネックス・新宿バルト9)」、名古屋東映会館跡地は2025年にヨドバシHDが取得した「サンシャインサカエ」、梅田東映会館跡地は「御堂筋フロントタワー(WeWork御堂筋フロンティア)」、小倉東映会館跡地は高級賃貸マンションとなっている。
そうしたなか、2022年の渋谷TOEI(渋谷東映プラザ内)閉館によって、直営館は丸の内TOEIのみに。映画興行は同社の子会社「ティ・ジョイ」が引き継いでいる。
老朽化で閉館、東映本社は京橋に移転
東映会館の閉館・再開発は、築60年を超える建物の設備老朽化によるもの。
「継続使用した場合は多額の修繕費用および改修費用が見込まれるため、収益不動産として再開発を行い、最大限の有効活用」を決定したとしている。

東映本社が移転した京橋エドグラン。
これにより、東映会館は2025年7月27日を以て劇場を閉館。最終日には吉永小百合さんが舞台に登壇した。
また、東映の本社機能は「京橋エドグラン」に移転していた。
東映会館跡地は「ホテルを核とした複合商業ビル」に
東映会館は2025年12月より解体を開始。解体の工期は2026年11月末までとなることが予定されている。
その後、東映会館跡地は東映が自社主導で再開発する。
具体的な建物規模は発表されていないものの、ホテル・店舗を中心とする」としており、ホテルを核すぐ複合商業施設ビルになるとみられる。
有楽町駅近くの一等地だけに、どういった施設となるのか注目される。
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