イオンモール松本、2017年9月21日開業-カタクラモール跡地に3館170店が集結

松本市中央の大型ショッピングセンター「イオンモール松本」が9月21日にグランドオープンを迎える。
イオンモール松本。

「カタクラモール」跡地に「イオンモール」誕生

イオンモール松本は1981年に開業し2015年3月に閉店した「松本カタクラモール」(核店舗:イオン東松本店)を建て替えるかたちで出店。
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2015年3月まで営業していた松本カタクラモール。
(googleマップより)

イオンモール松本の延床面積は約97,000㎡、総賃貸面積は約49,000㎡。
施設は総合スーパー「イオンスタイル松本」を核とするメインモールの「晴庭」(3階建て)、レストラン・フードコートや大型専門店が入居する「風庭」(3階建て)、飲食・食物販とイオンシネマが中心の「空庭」(2階建て)の3館で構成され、約170の専門店が出店する。
松本市中心部に近いこともあり、館内では観光客向けのテナントもみられる。

3館体制のモールには約170店が出店。(フロアガイド)

館内のデジタルサイネージには、国内の大型ショッピングセンターでは初となる「AI対話型案内システム」を採用。画面に表示されたAIキャラクターに問いかけると、客の質問を認識し最適な案内を行う。AIキャラクターの案内システム。

イオンスタイルなど120店舗が出店「晴庭-ハレニワ-

メインモール「晴庭」のエントランスには、カタクラモール時代より保存されてきた近代建築「片倉工業旧事務所棟」(旧カフラス)がお出迎え。イオンモール開業にあたって、建物はレストラン「BISTRO HIKARIYA」としてリノベーションされた。

「晴庭」きらめきコート。


 レストランにリノベーションされた片倉工業旧事務所棟(カフラス)。

核店舗の「イオンスタイル松本」1階食品売場には、近隣農家から新鮮な青果を届ける「まごころ農家コーナー」や信州産きのこを使った惣菜を提供する「リワードキッチン」、名店「いろは堂」のおやき8種を揃えた「ほのみ」など地元色豊かな売場が展開されている。

イオンスタイル松本。

2階には直営の家具売場「ホームコーディ」が、3階には長野初となるベビー・キッズの大型専門店「キッズリパブリック」が展開する。

キッズリパブリック。

大型専門店としては長野県初の「H&M」(1階)、「無印良品」(2階)、「スポーツオーソリティ」(3階)などが出店。
その他にもキッチングッズのセレクトショップ「12 KITCHEN STORE」(1階)や、地元初のギフトショップ「Three little song birds」(1階)など、モール全体の約7割にあたる120店が出店する。

1階に出店するH&M。


晴庭の吹き抜け。イベントなども開催される。

松本最大級のフードモール「風庭-カゼニワ-

風庭」1階は「ひかりのレストラン」と題されたレストランゾーンになっており、長野県初出店の「いきなりステーキ」や「和ごはんとカフェ chawan」など11店の飲食店が軒を並べている。

「風庭」館内吹き抜け。


長野県初出店のいきなりステーキ。

2階は「未来屋書店」、家電量販店「ノジマ」、ゲームコーナー「楽市楽座」の大型専門3店で構成。
3階は県内最大級の約1,000席を配置するフードコート「FOOD FOREST」で、製麺所直営の「そば処 小木曽製粉所」や、カツ丼・トンテキの「豚屋 とん一」、ベトナム料理の「チャオゴン」など13店舗が出店する。

FOOD FOREST。

食の専門店とシネコンが出店「空庭-ソラニワ-

空庭」1階には地元松本の人気ケーキショップ「5HORN」、松本市公設市場の仲卸が経営する「フルーツダイニング SHUN」、地元企業「サンクゼール」のカフェ&バール、JA松本ハイランドの直売所「ファーマーズテラス松本」など、食に関する専門店が数多く出店。観光客の地元産品購入にも最適だ。

「空庭」エントランス。


ファーマーズテラス松本。

白いだるまが鎮座するイートインスペース「だるま茶屋」には、松本名物山賊焼きと唐揚げの専門店「からあげセンター」やタピオカドリンクなどのジュースやスイーツを提供する「クワトロクオーレ」など5店舗が出店する。

だるま茶屋には白いだるまが鎮座。

2階には8スクリーン、1,102席を有するシネマコンプレックス「イオンシネマ松本」が入居。8番スクリーンには高解像度の「4K」と最先端の音響システム「ヴィヴ・オーディオ」を導入する。

イオンシネマ。

観光客も取り込むイオン-中心部への影響避けられず

イオンモール松本はJR松本駅から徒歩約15分ほど、バスでは8分ほどと中心市街地に近いうえ、その総賃貸面積(約49,000㎡)は、松本駅前の大型商業施設「MIDORI松本」(駅ビル)、「井上百貨店本店」、「コングロM」(旧・井上新館)、「アルピコプラザ」(旧・アリオ松本、改装中)、「松本パルコ」の5つ全てを合わせた面積(合計売場面積49,564㎡)にも匹敵する。
松本市は観光都市として有名であるが、中心部の大型店は老朽化したものも多く、観光客の需要を満たせているとは言い難かった。今回のイオンモール松本は、地元客に加えてそうした観光客の需要も見越したような内外装・テナント構成となっていることも特徴だ。
イオンモールの出店を受け、セブンアイグループの「アリオ松本」は9月10日に閉店。一部のテナントはイトーヨーカドー南松本店への移転を決めるなどの影響が出始めており、今後も中心商業地への影響は避けられないものとなるであろう。

イオンモール松本

住所:長野県松本市中央4丁目9-51
営業時間:
晴庭:10:00-21:00(イオンスタイルは9:00-22:00)
風庭:10:00-22:00
空庭:10:00-22:00(一部専門店10:00-21:00)

外部リンク:イオンモール松本
ニュースリリース:鮮やかな日々と新たな時間価値をご提供 「イオンモール松本」 9月21日(木)AM10:00 グランドオープン(イオンリテール公式サイト)
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イオンモール神戸南、2017年9月20日全館開業-地域密着の「食」特化型モール

兵庫県神戸市兵庫区で建設が進められていた地下鉄中央市場前駅直結のショッピングセンター「イオンモール神戸南」が9月20日にグランドオープンを迎えた。

イオンモール神戸南。

関西最大級の「食」特化型モール、1/4が飲食テナント

イオンモール神戸南は神戸市中央卸売市場本場西側跡地に出店。当初は2016年の開業を目指していたが、テナント誘致の遅れから開業が延期されていた。総賃貸面積は約39,000㎡、延床面積は約84,000㎡、専門店は約130店舗。
建物の内外装は「運河」や「れんが倉庫」をイメージしたものとなっており、2017年6月30日の第1期開業時にはコンセプトに「ハッピーをめしあがれ!」を掲げ、イオンリテールが運営する生活提案型食品スーパー「イオンスタイル神戸南」や、中央市場直営「神戸垂水青果」など複数のテナントにより構成される「キャナルマルシェ神戸うまいち」が営業している。
いずれも市場直送の新鮮な食材を販売するだけでなく、新鮮な材料を活かした海鮮丼やフレッシュジュース、スムージーなどがイートインで楽しめるということもあり好評を博している。

イオンスタイルとキャナルマルシェ神戸うまいち。

第2期開業となった9月20日には、ビバホームの新業態「ハウスデコ」や、東京・新宿で話題の仮想現実体験スポット「VR ZONE」のサテライト店「VR ZONE Portal」を併設したゲームセンター「namco」、イオンリテールのインナー専門店「inner market debut」、ボルダリングジムを併設した大型スポーツ用品店「スポーツオーソリティ」、ベビー用品店「西松屋」、家電量販店「Joshin」、100円ショップ「ダイソー」「キャンドゥ」、ヴィレッジヴァンガードのアウトレット「ヴィンテージヴァンガード」、「喜久屋書店」が新規出店した。
なお、イオンスタイルは総合スーパーではなく食品スーパー業態となっているため、館内にはイオン直営の衣料品売場は存在しない。

30~40代女性向けのビバホーム新業態「ハウスデコ神戸南店」。
ビバホームとしては伊丹店(2013年開店)に次いで2店舗目。


「VR ZONE Portal」を併設した「namcoイオンモール神戸南店」。


ボルダリングジムを併設した「スポーツオーソリティ神戸南店」。

全専門店の1/4を占める飲食店街には人気博多ラーメン店「一風堂」が手掛けるフードコート向け業態「IPPUDO RAMEN EXPRESS」が兵庫県内初出店、タイ王国商務省がタイセレクトに認定したタイ料理店の新業態「クワンチャイカフェ」、中華バイキング「唐朝盛宴」などといった関西の人気店も出店する。11月以降は、愛媛・宇和島発の回転寿司店「すしえもん」本州2号店や大阪・心斎橋発の人気パンケーキ店「gram」の開店も予定されている。

全国チェーンから地元飲食チェーン店まで揃うレストラン街。

「ヴィッセル音頭」でグランドオープン

開店当日の8時20分からは地下鉄連絡入口前でJ1サッカークラブ「ヴィッセル神戸」のマスコットキャラクター「モーヴィ」と応援ユニット「ヴィッセルセレイア」による「神戸、ヴィッセル音頭」が披露された。
 午前8時30分には久元喜造神戸市長や、イオンモール吉田昭夫社長、イオンリテール岡崎双一社長らが出席する「オープニングセレモニー」が開催され、施設の概要や神戸市営地下鉄海岸線が10ヶ月間無料で乗り放題となる「海岸線中学生以下フリーパス」の社会実験、交通系ICカード利用客への優待サービスについての紹介が行われたのち、式典参加者や来場客代表によるテープカットが執り行われた。
式典では、兵庫工業高校吹奏楽部による演奏や神戸市中央卸売市場マスコットキャラクター「ととかな隊」の登場もあり、和やかな雰囲気となった。

オープニングセレモニー。

イオンモール神戸南ではグランドオープンを記念して9月16日(9月20日)から10月1日まで「最大70%OFF」「LINE@登録客への500円券配布」「淡路島カレー先着30名様無料」「丼購入者に味噌汁、ドリンクプレゼント」といったキャンペーンを実施している。

非日常を提案する「Umie」と日常を提案する「神戸南」

イオンモール神戸南がある中央市場前駅の隣駅・ハーバーランド駅前にある「神戸ハーバーランドUmie」(同じくイオンモール運営)は2017年に広域集客型商業施設としてのリニューアルを進め、核店舗の「イオンスタイルUmie」には観光客をターゲットに関西最大級の食品売場に関西発・神戸発の人気スイーツ店を導入するなど「非日常の『食』」を提案するショッピングセンターへと生まれ変わった。
それに対して「イオンモール神戸南」は、需要に対応した商業施設として差別化を目指し、中央卸売市場隣接という立地を活かして「あたりまえの毎日に楽しいが生まれる」を掲げる「地元向けの『食』特化型モール」としての開業となった。
隣駅同士に生まれたイオンの新業態店舗。その成否はいかなるものとなるであろうか。

イオンモール神戸南

住所:兵庫県神戸市兵庫区中之島2丁目1番1
専門店街の営業時間:10:00~21:00
(9月24日まで:9:00~21:00)
(イオンスタイル神戸南:9:00~22:00)

外部リンク:イオンモール神戸南公式ホームページ
外部リンク:イオンモール神戸南公式ホームページ :: ニュースリリース
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