建替え工事中だった横浜市金沢区京急金沢文庫駅前のショッピングセンター「アピタ金沢文庫店」が2016年9月16日にグランドオープンする。
アピタ金沢文庫店。
トヨタ系「東名クラウン開発」1号店、老朽化で建替え
新生・アピタ金沢文庫店は地上4階建てで、営業面積は11,400㎡。
前身となる「ユニー金沢文庫店」(バザァル金沢文庫)は1972年開店。
2009年にユニーの店舗ブランド再編の一環として、
ユニー・ファミマHDの「総合スーパー1号店」
ユニー・ファミリーマートHDの総合スーパー1号店となる新生・アピタ金沢文庫店は「価値を身近に感じられる、
1階食品売場では売り場面積が旧店舗と比較して25%拡大、
また、専門店エリアでは、靴専門店「ABCマート」、
なお、ファミリーマートの商品やコンビニ流の販売手法の導入などは特に行われておらず、従来のユニーの店舗と大差ない商品構成となっている。
大型スーパー激戦区の金沢八景地区
アピタが立地する横浜・金沢八景地区は、
全国のアピタ・ピアゴが大量閉店を迎える中、新生「ユニー・
フロアガイド

1階フロアガイド。
1階
- アピタ(総合スーパー)
- サカイヤ(ドラッグ)
- カネ美(総合惣菜)
- スギモト(肉の専門店)
- グラーノグラーノ(ベーカリー)
- 美濃味匠(和惣菜)
- 日本一(焼鳥)
- コージーコーナー(ケーキ)
- おめで鯛焼き本舗(たい焼き)
2階フロアガイド。
2階
- アピタ(総合スーパー)
- SUIT SELECT(スーツ)
- ライトオン(ファミリーファッション)
- ABCマート(シューズ)
- ラパックス(バッグ・服飾)
- 珈琲館(カフェ)
- ポポラマーマ(レストラン)
- KIRAT(ジュエリー)
- らめーる(ミセス)
- アンソレイユ(ミセス)
- バルバリ(ミセス)
- カーブス(フィットネス)
- さが美(呉服)
3階フロアガイド。
3階
- アピタ(総合スーパー)
- 宮脇書店(書店)
- ザ・ダイソー(バラエティショップ)
- ノアノア(ファンシー雑貨)
- ソフトバンク(ケータイショップ)
- どこもショップ(ケータイショップ)
- イレブンカット(美容室)
- ベンテン(金券ショップ)
- UCS保険サービスショップ(保険)
- セイハ英語学院(子供英会話)
- めばえ教室(幼児教室)
- 菅野歯科医院(歯科)
- QBハウス(ヘアカット専門店)
- えまあぶる(リラクゼーション)
- 和真(メガネ)
- THE CLOCK HOUSE(時計)
- トラベルサロン金沢文庫(トラベル)
4階は駐車場となる。
(画像はユニー・ファミリーマートHD公式サイトより)
アピタ金沢文庫店
住所:横浜市金沢区釜利谷東2丁目1番1号
営業時間:1階 9:30~21:30 2・3階 10:00~21:00
外部リンク:アピタ金沢文庫店(9月16日(金)9時30分 グランドオープン)│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ
外部リンク:9/16(金)アピタ金沢文庫店リニューアルオープン
関連記事:ユニー・レイクウォーク岡谷、7月23日開業
サンリブ日田、2017年8月閉店-JR日田駅前の顔、54年の歴史に幕
JR日田駅前の大型総合スーパー「マルショク・サンリブ日田」が、2017年8月で閉店する。

サンリブ日田。
開店から54年、日田駅前の顔だった
サンリブ日田は1963年5月に丸食日田店として開店。国鉄日田駅の対面に立地し、長年に亘って「日田市の顔」となっていた。
その後、建替え・増床を行い総合スーパー化。1978年に高層化し、1989年の増床でシースルーエレベータを設置した。1970年代の増床の際には、周辺への影響が大きすぎるとして、日田市内の他のマルショクを閉店させる措置が取られたこともある。現在の建物は4階建で、売場面積は4,900㎡。建物はマルショク(中津丸食→マルショク大分本社)が、土地の大部分は日田木材協同組合が所有している。
一方で、近年は建物の老朽化がきわめて著しく、館内外に破損個所が多数みられるうえに、テナントも多くが撤退した状態となっていた。

フロアガイド。館内は老朽化が著しかった。
9月14日時点ではマルショク社は閉店を正式発表していないが、都商研の取材によると、9月上旬までに関係者に対して1年後に閉店する方針であることが伝えられたという。跡地の活用方法などは決まっていないが、建物が老朽化しており、建物は解体する方針だという。
マルショクは近年、近隣の玖珠町、吉井町などからも撤退しており、今回の閉店によって日田・玖珠・筑後川流域からは完全撤退となる(久留米市の「サンリブ久留米」などはサンリブ北九州本社の運営)。

エントランスのようす。
ショッピングセンターが存在しない日田、今後どうなる
日田市は人口7万1千人を抱える大分県西部の中心都市でありながら、近隣に大型のショッピングセンターが全く存在していない。その一方で、日田市は福岡市のベッドタウンとしての側面を持ち合わせているため(多くは高速バス通勤)、日田駅周辺にはマンションの建設が相次いでいる。

日田市中心部。正面奥が日田駅・サンリブ日田方面。
サンリブ日田の閉店後は、同じく日田駅前にあり同市唯一となる総合スーパー「イオン日田店」(旧ユニードダイエー日田店、1978年開店、売場面積4,991㎡)への依存がますます高まるものと予想されるが、イオン日田店も築40年が近く、サンリブの跡地利用に加えて、イオンの今後の動向が注目される。

イオン日田店。1976年開店。
外部リンク:サンリブ日田
関連記事:マルショク流川通り店、9月7日開店-”本店”復活
関連記事:サンリブシティくまなん、8月27日に営業再開-子飼、健軍は建替えへ
ビックカメラ広島駅前店、2016年9月14日開店-52階建「ビッグフロント」の核店舗
広島県広島市南区のJR広島駅前に大型家電量販店「ビックカメラ広島駅前店」が9月14日にグランドオープンした。

ビックカメラ広島駅前店。
ビックカメラ、広島駅前再開発の核店舗に
ビックカメラ広島駅前店は、JR広島駅南口Bブロック「ビッグフロントひろしま」(BIG FRONT、広島駅南口Bブロック第一種市街地再開発事業施設建築物)への出店。
もともとBブロックは下層階を西武百貨店、上層階を藤田観光ワシントンホテルとする「エールエールB館」が建設される予定であったが、1994年に西武百貨店が出店を白紙撤回。その後、出店を表明したJALホテルズも出店を撤回し、2006年に「下層階を商業施設、高層階をマンション」とする住友不動産の再開発案が採用されることが決まった。
なお、Aブロックには、1999年にエールエールA館(福屋百貨店広島駅前店)が開業している。

向かいの「Aブロック」は福屋百貨店広島駅前店(エールエールA館)。
52階建て「ビッグフロントひろしま」
ビックカメラが出店する「ビッグフロントひろしま」は52階建て、高さ約193メートル。
ビックカメラは地下2階から3階までを占める核店舗となる。
そのほか低層階にはもみじ銀行、サンクス、広島駅弁、ファーマシィ薬局、パチンコナショナル会館などが、中層階には立体駐車場、広島市総合福祉センター、ホテル川島などが、そして高層階の12階~52階は住友不動産が分譲する「シティタワー広島」(514世帯)となる。
なお、9月現在、一部テナントは未開業となっている。

ビックカメラ広島駅前店・ビッグフロントひろしま。

ビル全景。中国地方最高層となる。
5年ぶりに広島に戻ってきたビックカメラ
ビックカメラ広島駅前店の売場面積は約7,000㎡。
かつてビックカメラは2008年に広島駅近くにベスト電器と共同でベスト電器広島本店(ひろしまモール)内に「ビックカメラベスト広島店」を出店させたものの2011年に閉店。ビックカメラとしては、5年ぶりの再出店となった。ベスト電器・ひろしまモールは、ビックカメラの開店を前に2016年2月に閉店している。

ベスト電器広島店。2月に閉店した。
「幅広い品揃え」で競合店と差別化-ゆめかも利用可能
ビックカメラは各店にイメージキャラクターを設けているが、ビックカメラ広島駅前店のイメージキャラクターは「広島たん」。
館内は他のビックカメラよりも木目調の内装やクリーム色のPOPを多く使うなど、優しいイメージとなっている。

イメージキャラクター「広島たん」。かわいい。

地下2階でエールエールと連絡。
館内では家電や携帯電話以外に自転車、酒、くすり、メガネ・コンタクト、ゴルフ用品、寝具など、他のビックカメラ大型店と同様に幅広い商品を取り扱うことも特徴。駅前ということで広島土産の販売もおこなう。
自転車売場には大型店ならではの各種部品を多く取り揃え、自分好みのオーダー自転車が作れるコーナーを設置。酒コーナーも、地元の日本酒や人気のワインなどを取り揃えているという。
また、広島駅前店では、広島銀行が発行する電子マネー「HIROCA」、ゆめカード(イズミ)が発行する電子マネー「ゆめか」での決済も可能。これらを使った場合にも、現金と同様のビックポイントが付与される。

白物家電、照明が中心となる3階では寝具も販売。
幅広い品揃えで差別化目指す。

2階はテレビ、オーディオなど黒物家電、パソコンなど。
大型店ならではの圧倒的品揃え(オーディオコーナー)。

1階のエントランスは携帯電話、スマホ関連売場。
ビックSIMやFREETELなど格安SIM即時開通も行う。

地下1階はデジタルカメラ、おもちゃ、ゲーム、メガネなど。
地下2階には酒コーナーも。そのほか美容家電、薬などを扱う。
広島駅前では、今冬にはビックカメラに隣接する広島駅南口Cブロックに地元の大手家電量販店「エディオン広島駅前店」(仮称)を核店舗とする46階建ての高層ビル「エキシティ広島」(EKI CITY)が誕生する予定で、カープ優勝に沸く広島の家電商戦はますます激化しそうだ。

エディオン(左)とビックカメラ(右)の全面対決となる駅前。
オープニングセール、9月21日まで-広島たん電車も運行
ビックカメラ広島駅前では、開店を記念して9月21日までオープニングセールを実施。館内で各種イベントが行われるほか、9月19日までは「エールエールA館」、「福屋百貨店広島駅前店」「ひろしま駅ビルASSE」「ビックカメラ広島駅店」内の4箇所に設置されたスタンプを全て揃えると、カルビーの人気お菓子が当たる大抽選会も開催されている。
また、広島電鉄GREEN MOOVER LEX(1000形)の「広島たんラッピング電車」も運行されている。

オープニング記念の合同抽選会も。

広島たんラッピング電車(公式ツイッターより引用)
ビックカメラ広島駅前店
住所:広島市南区松原町5-1
BIG FRONT 地下2階~地上3階
TEL:(082)506-1111
営業時間:午前10時~午後9時
駐車場:2000円購入で1時間無料、5000円購入で2時間無料など。
外部リンク:ビックカメラ 広島駅前店 | ビックカメラ
外部リンク:広島駅南口にビックカメラ広島駅前店 平成 28 年 9 月 14 日(水)にオープン!!
外部リンク:シティタワー広島|52階建て最高層免震タワー|住友不動産
関連記事:ベスト電器広島店、2月末で閉店-ひろしまモール閉館へ
関連記事:【カープ優勝セールまとめ】広島東洋カープ、25年ぶり優勝で記念セール-広島県内各地で実施
福屋百貨店西条店、テナントビルに分散移転-西条プラザ閉館で
福屋百貨店(広島市)は、西条プラザ(東広島市西条町)に出店していた「福屋百貨店西条店」を、JR西条駅近くのテナントビルに分散移転させた。
2箇所に分散移転した福屋西条店新店舗。
西条唯一の百貨店、辛うじて残る-新店舗は更に小型化
福屋百貨店が出店していたショッピングセンター「西条プラザ」は1973年11月に開店。地下1階、地上4階建、売場面積は11,729㎡。
西条プラザ。「サイプラ」の愛称で親しまれた。
核店舗は広島市に本社を置く百貨店の「福屋百貨店西条店」(1~2階、1986年開店、売場面積2,790㎡+催事場)と、北九州市に本社を置くスーパー「マルショク西条店」(1階、売場面積1,207㎡)で、そのほかに約50の専門店が入居。高層部分の3~4階には広島YMCAが運営するスポーツクラブが入居していたほか、文化教室や塾も入居しており、居酒屋やマツダの販売店などの別棟もあった。しかし、老朽化のため2016年8月31日を以て閉館。
福屋百貨店は、これまで出店していたJR西条駅近くに移転先を探していた。
かつての福屋百貨店エントランス。
福屋百貨店西条店の新店舗は「福屋西条店ギフト館」(9月1日開店)、「福屋西条店ファッション館」(9月3日開店)の2館体制。いずれも安芸西条郵便局近くの西条中央通りに面したテナントビルの1階への出店となる。
西条プラザ時代よりも売場面積は大きく減少、また、2館体制となり、使い勝手が悪くなった一方で、西条唯一の百貨店の灯は辛うじて維持されたことになる。
他の福屋小型店と比較しても規模はかなり小さい。
なお、西条プラザは老朽化のために解体されることが決まっているが、跡地の活用方法については2016年9月時点では未定となっている。
なお、西条プラザの閉館にともない、西条駅近くの大型店は食品スーパー「ショージエスタ店(西條商事)」の1店舗のみとなる。
福屋西条店
ファッション館:東広島市西条岡町10-10
ギフト館:東広島市西条栄町6-18
外部リンク:福屋百貨店
外部リンク:西条プラザ
関連記事:【カープ優勝セールまとめ】広島東洋カープ、25年ぶり優勝で記念セール-広島県内各地で実施
関連記事:ビックカメラ広島駅前店、9月14日開店-52階建「ビッグフロント」の核店舗
イトーヨーカドー坂戸店、2016年10月16日閉店-坂戸市と共に歩んだ市最大の商業施設
埼玉県坂戸市の東武東上線坂戸駅前にある「イトーヨーカドー坂戸店」が、2016年10月16日で閉店する。

イトーヨーカドー坂戸店。
坂戸市とともに歴史刻んだ商業施設、40年の歴史に幕
イトーヨーカドー坂戸店は1976年6月に開業。
地上4階建てで、売場面積は坂戸市では最大となる8,492㎡。建物は地元不動産会社が保有している。
4階にはファミリーレストラン「ファミール」があり、坂戸の景色や東武線を一望しながらの食事ができた。また、現在は閉鎖されているものの、かつては屋上にゲームコーナーが存在し、多くの坂戸市民から愛された。
イトーヨーカドー坂戸店が開店した1976年は、同じく坂戸町内に忠実屋坂戸店(現・丸広百貨店坂戸店)が出店したほか、坂戸町が市制を施行し「坂戸市」となった年でもあり、まさに「坂戸市とともに歩んだ商業施設」だった。
4階のファミール。
しかし、近年は隣接する鶴ヶ島市に「ワカバウォーク」や、東松山市に「ピオニウォーク東松山」などが開業し、競争が激化。
建物の老朽化もあり、将来性がない店舗として、セブン&アイホールディングスが掲げる2017年春までのイトーヨーカドー閉店計画の対象店舗になったと考えられる。
市内最大の商業施設・坂戸駅前で唯一の総合スーパー
ヨーカドーは坂戸駅前で唯一の総合スーパーということもあり、閉店後は駅前の空洞化が懸念される。
8月現在、跡地の活用方法は明らかになっていないが、坂戸駅は東武東上線の全列車種別が停車する主要駅であることから、大規模な再開発が行われる可能性もある。
イトーヨーカド坂戸店の閉店後、坂戸市で最も規模の大きな商業施設は北坂戸駅近くに立地する丸広百貨店坂戸店となる。
外部リンク:イトーヨーカドー坂戸店
関連記事:イトーヨーカドー、新浦安店・東習志野店を2017年中に閉店へ
関連記事:イトーヨーカドー、1号店の千住店など閉店へ-来春までに20店舗
京急、リラックマとコラボ-京急久里浜駅は「リラッ久里浜駅」に
京浜急行電鉄が、サンエックスの人気キャラクター「リラックマ」とコラボした特別企画を9月30日まで開催している。

京急久里浜駅ビル「ウイング久里浜」。
リラックマ電車運行、京急百貨店などでコラボグッズ販売も
リラックマは2003年、ファンシー雑貨を企画、開発するサンエックス(San-x)により誕生。現在では全国13ヶ所に直営店やカフェを展開するなど人気のキャラクターとなっている。
今回のコラボイベントでは「リラックマ×京急電車」と題して、京急新1000形電車を特別仕様にラッピングした「京急リラックマトレイン」を1日1編成運行。車内広告もリラックマ一色になるなど、ファンにはたまらない車両となっている。

ラッピング電車イメージ(公式サイトより)。
また、限定グッズや特製スイーツを全国のリラックマストアや京急グループ運営のセブン・イレブン、駅売店、京急百貨店、京急ストアの一部店舗、ロフトなどで販売しているほか、京急線、京急バスの一部路線が乗り放題となる企画乗車券「三浦半島1DAY・2DAYきっぷ」の購入者先着5,000名対象にオリジナルパスケースをプレゼントするキャンペーンも行われた。
京急”リラッ久里浜駅”も誕生
また、京急久里浜駅では、「リラッ久里浜駅」と題して、8月10日から駅東口屋外駅名看板やホーム内看板をリラックマ仕様に特別装飾している。

駅ビルに設置された看板。

けいきゅうリラッくりはま駅。
外部リンク:San-Xネット この夏、赤いコラボが始まります。
外部リンク:特別塗装列車運行予定 | 京急の電車紹介 | 電車・駅・路線 | 【KEIKYU WEB】京急電鉄オフィシャルサイト
ヨーカドー「アリオ」、新規出店凍結へ-コンビニ事業に資源集中させるセブンアイ
セブンアンドアイホールディングスが、イトーヨーカドーを核とした近郊型の大規模ショッピングセンター「アリオ」(Ario)の新規出店を凍結する方針であることが分かった。

アリオの旗艦店の1つ「アリオ亀有」(葛飾区)。
亀有駅そばに立地する。
アリオ、三井物産との合弁で2005年展開開始
凍結の方針は複数の国内メディアが報じたもの。
「アリオ」はセブンアンドアイホールディングスが展開するショッピングセンターで、セブンアンドアイホールディングスと三井物産が共同出資した「モール・エスシー開発」が運営している。
2005年に1号店となる「アリオ蘇我」(千葉市中央区)が開業。以降、おもに大都市近郊地域や地方都市の駅周辺を中心に出店を進め、2016年4月に開業した「セブンパークアリオ柏」(柏市)まで18店舗を展開してきた。

セブンパークアリオ柏。
大都市近郊・地方駅前中心のアリオ、建設費高騰も重荷か
旧来型の総合スーパーが不振な一方で、ショッピングセンターであるアリオは、比較的業績が好調だとされてきた。それにも関わらず、新規出店の凍結を行うのは、これまでのアリオの出店・経営戦略と大きく関係があるであろう。
アリオは、地方の純郊外地域への出店を得意とする「イオンモール」とは異なり、「純郊外」地域での出店を殆ど行わず、足元人口の多い大都市圏での近郊地域・地方都市中心部への出店を主体としてきた。

アリオは地方都市でも駅チカ店舗が多い。
「アリオ倉敷」はJR倉敷駅前に立地する。
近年大都市圏では近郊地域でも地価が上昇に転じ、さらに建築費や人件費の高騰も起きているため従来よりも出店コストが多くかかるようになっており、セブンアンドアイホールディングスとしては同じ額を投資するならばコンビニエンスストア事業を強化したほうが収益性がはるかに高いため、アリオの新規出店にこれ以上の資金を投じたくないというのが出店凍結の一番の要因であろう。

様々なグループ企業が出店するアリオ仙台泉。
グループの更なるリストラはあるのだろうか。
なお、2017年夏に開業予定の「アリオ日進赤池」(仮称、愛知県日進市)など、現在開発中の物件については、予定通り出店を行うという。
セブンアンドアイホールディングスでは10月に中間決算の発表が予定されているため、今後はさらなるリストラ策が発表される可能性もあろう。
外部リンク:アリオ
関連記事:イトーヨーカドー、1号店の千住店など閉店へ-来春までに20店舗
マルショク流川通り店、2016年9月7日開店-マルショク”本店”3年ぶり復活
大分県別府市の流川通り商店街にあった旧・マルショク流川店跡地(本店)跡地に「マルショク流川通り店」が2016年9月7日に開店した。

マルショク流川通り店(旧・流川店)。
マルショク”本店”、開店60年を前に「3年ぶりの復活」
マルショクは1947年に別府市で創業。海門寺温泉前の丸食行合店がスーパーマーケット1号店であった。その後、地域子会社による経営規模の拡大により、出店地域を九州全域から広島県にまで拡大、1960年代には九州を代表するスーパーとなった。
マルショク流川店は創業10年目となった1957年の開店で、当初は木造の建物だった。その後増築を繰り返し、1960年代には事実上のマルショク本店化、1966年末の増築で総合スーパー化した。1981年の増築時には温泉噴出事故も起きている。

総合スーパー化直後のチラシ。
流川店は最終的に6階建(売場は4階まで、7,500㎡)となり、多くのテナントも出店していたが、近年は建物の老朽化が著しく、2013年2月を以て閉店していた。

マルショク流川店。老朽化により2013年に一旦閉店した。
キャッチフレーズは「新しい夢を この街に」
マルショク流川通り店のキャッチフレーズは「新しい夢を この街に」。
店舗は平屋で、テナントは「お弁当のヒライ」(旧流川店から再出店)、銀行ATM(同じく再出店)のみとなっている。

新店舗の位置図。
流川通り店の再出店により、別府市内のマルショクは全11店舗となった。
店内は、マルショクでは初となるLED照明を主体とした内装を採用。
狭いながらもコンパクトにまとめられ、個食対応を強化しており、冷凍食品の品揃えは市内のマルショクでも有数の規模となっている。

初日は多くの市民が詰めかけた。

レジ前には「カボス」製品のコーナーも。

大分県らしく新鮮な鮮魚が並ぶ。
新時代の旗艦店は小型店舗
-競合店多い別府駅前、59年目の「新しい夢」を築けるか
マルショクサンリブグループのうち、大分県・熊本県・宮崎県と福岡県京築地区・豊前・朝倉市を管轄する「株式会社マルショク」(本社:大分市、2016年6月現在の店舗数80店)は、かつて100店以上の店舗を抱えていたが、競争の激化による急速な業績悪化に伴い2009年以降新規出店を凍結。長年に亘って不採算店舗と老朽店舗の閉鎖などの合理化を行ってきた。
合理化の過程で、近年は複数の店舗の雨漏りや灯火の球切れなど、故障部分が修復されていない事例が目立つようになってきており、厳しい経営状況が伺えるようになっていた。
その矢先、今年4月に起きた熊本地震により、熊本市内の大型店4店舗が大きな被害を受け、本年度は大きく売上を落とすことが必至である。

グループ最大の店舗「くまなん店」は8月末に再開したばかり。
旧流川店は、建替えを前提として閉店したものの、店舗のすぐそばには「トキハ別府店」、「ゆめタウン別府」、「えきマチ一丁目別府」(別府ステーションセンター、核:マルミヤストア別府駅店)、「ドラッグストアモリ流川店」など競合大型店が数多くあるため、再出店するかすら危ぶまれていた。
再出店が決まったことを喜ぶ一方で、新店舗は小型店舗であり、また中心市街地への平屋出店ということもあって、残念がる声も多く聞かれる。また、飲食街が近いにも関わらず21時での閉店は少し早いようにも感じられる。
追記:2017年に入り22時閉店に延長された。

店舗近くの中心商店街。
開店当日は早朝から多くの市民が詰めかけ、開店59年目のスタートダッシュを切ったマルショク流川通り店。
競争が激化するなか、かつての本店跡の店舗が再び創業の地・別府市の中心部を代表するスーパーの1つとなり、「新しい夢」を築くことができるのか、注目が集まる。

開店59年目の再出発となったマルショク。
これからも地元で親しまれる店舗を目指す。
マルショク流川通り店
住所:別府市楠町4番10号
営業時間:9:00~21:00
外部リンク:マルショク流川通り店
関連記事:サンリブシティくまなん、8月27日に営業再開-子飼、健軍は建替えへ
イオン銅座店、2017年2月28日閉店-旧ユニード・ダイエー銅座店
長崎市の総合スーパー「イオン銅座店」(旧・ダイエー銅座店)が2017年2月末で閉店する。

イオン銅座店(旧ダイエー銅座店)。
旧・ユニードダイエー銅座店、48年の歴史に幕
イオン銅座店は、1969年11月に「渕上丸栄長崎店」として開業。長崎新地中華街そばへの出店だった。1970年には商号変更に伴い「ユニード長崎ショッピングバザール」に改称している。
その後、ユニードは1981年にダイエーグループ入り、1994年にはダイエーと経営統合し、屋号を1991年に「ユニードダイエー」に、1994年に「ダイエー銅座店」に改称。そして、2015年9月には、九州のダイエー店舗がイオン九州に経営譲渡されるのに伴って「イオン銅座店」に改称されたばかりだった。
売場面積は4,501㎡、売場は地階から4階まで。建物はダイエーが所有している。テナントとして100円ショップミーツなどが出店していたが、近年は売場の縮小が行われていた。
後継店舗は未定-閉店つづく旧ダイエー
イオン銅座店は築47年が経過しており、閉店に老朽化によるものが大きいと考えられる。なお、イオン銅座店から徒歩3分ほどの場所には、「イオン長崎店」(旧・ダイエー長崎店、7,080㎡、長崎バス所有でバスターミナル併設)が立地している。

イオン長崎店(旧ダイエー長崎店)。
店舗跡の活用方法などは決まっていないが、イオン九州では建替えなども検討しているという。しかし、近隣にイオン長崎店がある以上、総合スーパー業態での再出店は行われないと考えられる。
イオン九州が、昨年のダイエー移管後に閉店を発表した店舗はこれで4店目(イオン九州が継承をせずに閉店したJR久留米店を含めると5店目)となる。
外部リンク:イオン銅座閉店のお知らせ
外部リンク:イオン銅座店
ゆめタウン南行橋、2016年12月開店-旧丸和・サンパル跡
イズミは、JR南行橋駅近くの国道10号線沿いに「ゆめタウン南行橋」を出店する。
追記:12月15日にグランドオープンすることが発表された。

「ゆめタウン南行橋」となる旧・サンパル行橋。
旧・丸和サンパル行橋、イズミグループが再生へ
ゆめタウン南行橋が出店するのは、2015年11月に閉店した「丸和サンパル行橋ショッピングセンター」跡。
丸和サンパル行橋ショッピングセンターは1995年11月に開店。売場面積は12,434㎡で、建物は丸和が所有していた。
核店舗の丸和は、2006年に行橋市初の高級スーパー「ラ・パレット」業態に転換。また、館内には数多くの専門店も入居していた。
しかし、近年はドラッグストアなどとの競争激化に加えて、2011年には店舗のすぐそばにトライアルが開店。丸和の業績悪化・経営再建、イズミグループ入りなどを経て、不採算店舗として2015年11月で閉店していた。
サンパルにはメガネの正視堂、ステップワン、ドラッグコーエイ、ナフコなどのテナントが出店していたが、2016年9月現在はナフコ(家具売場)のみが営業を行っている。
自社内競合抱えるイズミ、サンパルのイメージ一新できるか
行橋市内には1997年に開店した京築地区最大の大型店「ゆめタウン行橋」(売場面積29,500㎡)があるほか、近隣には旧・スーパー大栄の店舗を継承したゆめマートが複数営業している。
ゆめタウン南行橋は開店早々自社内競合を多く抱えることになるが、その一方で、ゆめタウン南行橋は国道10号線に面しており交通の便が非常にいいうえ、これ以南には大分県中津市まで大型ショッピングセンターが存在していないため、グループ企業となった丸和の大型物件処理には、自社の力で再生・ゆめタウン化し、以前よりも広域集客を目指すことが最適であるという判断に至ったと考えられる。

ゆめタウン行橋。
サンパル行橋は、丸和の「ラ・パレット」化後は丸和の経営悪化もあり店内改装も十分に行われておらず、近年は陳腐化・老朽化が否めなかった。
「ゆめタウン南行橋」化後は、以前のイメージを一新し、新しいショッピングセンターとして生まれ変わることができるかどうかで、成否が分かれるであろう。
追記:ゆめタウン南行橋・テナント一覧
- イズミ・ゆめタウン(総合スーパー)
- マツモトキヨシ(ドラッグストア)
- 明林堂書店(書店)
- ナフコ(ホームファニシング・家具、雑貨)
- キャンドゥ(100円ショップ)
- ステップワン(婦人服)
- ロハス(靴)
- ハルヤ(クリーニング)
- プリュ(美容室)
- さかい(花店)
- 茶の喜(銘茶)
- とっぽ家(串焼き)
- たこ一番(たこ焼き)
- からあげ番長(唐揚げ)
- ATM(福銀・西銀)
- 宝くじコーナー

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