福屋百貨店西条店、テナントビルに分散移転-西条プラザ閉館で

福屋百貨店(広島市)は、西条プラザ(東広島市西条町)に出店していた「福屋百貨店西条店」を、JR西条駅近くのテナントビルに分散移転させた。
fukuya_saijo_new-1
2箇所に分散移転した福屋西条店新店舗。

西条唯一の百貨店、辛うじて残る-新店舗は更に小型化

福屋百貨店が出店していたショッピングセンター「西条プラザ」は1973年11月に開店。地下1階、地上4階建、売場面積は11,729㎡。
RIMG2641
西条プラザ。「サイプラ」の愛称で親しまれた。

核店舗は広島市に本社を置く百貨店の「福屋百貨店西条店」(1~2階、1986年開店、売場面積2,790㎡+催事場)と、北九州市に本社を置くスーパー「マルショク西条店」(1階、売場面積1,207㎡)で、そのほかに約50の専門店が入居。高層部分の3~4階には広島YMCAが運営するスポーツクラブが入居していたほか、文化教室や塾も入居しており、居酒屋やマツダの販売店などの別棟もあった。しかし、老朽化のため2016年8月31日を以て閉館。
福屋百貨店は、これまで出店していたJR西条駅近くに移転先を探していた。
RIMG2643
かつての福屋百貨店エントランス。

福屋百貨店西条店の新店舗は「福屋西条店ギフト館」(9月1日開店)、「福屋西条店ファッション館」(9月3日開店)の2館体制。いずれも安芸西条郵便局近くの西条中央通りに面したテナントビルの1階への出店となる。
西条プラザ時代よりも売場面積は大きく減少、また、2館体制となり、使い勝手が悪くなった一方で、西条唯一の百貨店の灯は辛うじて維持されたことになる。
fukuya_saijo_gift1
他の福屋小型店と比較しても規模はかなり小さい。

なお、西条プラザは老朽化のために解体されることが決まっているが、跡地の活用方法については2016年9月時点では未定となっている。
なお、西条プラザの閉館にともない、西条駅近くの大型店は食品スーパー「ショージエスタ店(西條商事)」の1店舗のみとなる。

福屋西条店

ファッション館:東広島市西条岡町10-10
ギフト館:東広島市西条栄町6-18

外部リンク:福屋百貨店
外部リンク:西条プラザ
関連記事:【カープ優勝セールまとめ】広島東洋カープ、25年ぶり優勝で記念セール-広島県内各地で実施 
関連記事:ビックカメラ広島駅前店、9月14日開店-52階建「ビッグフロント」の核店舗

このエントリーをはてなブックマークに追加

イトーヨーカドー坂戸店、2016年10月16日閉店-坂戸市と共に歩んだ市最大の商業施設

埼玉県坂戸市の東武東上線坂戸駅前にある「イトーヨーカドー坂戸店」が、2016年10月16日で閉店する。
P1040932-1
イトーヨーカドー坂戸店。

坂戸市とともに歴史刻んだ商業施設、40年の歴史に幕

イトーヨーカドー坂戸店は1976年6月に開業。
地上4階建てで、売場面積は坂戸市では最大となる8,492㎡。建物は地元不動産会社が保有している。
4階にはファミリーレストラン「ファミール」があり、坂戸の景色や東武線を一望しながらの食事ができた。また、現在は閉鎖されているものの、かつては屋上にゲームコーナーが存在し、多くの坂戸市民から愛された。
イトーヨーカドー坂戸店が開店した1976年は、同じく坂戸町内に忠実屋坂戸店(現・丸広百貨店坂戸店)が出店したほか、坂戸町が市制を施行し「坂戸市」となった年でもあり、まさに「坂戸市とともに歩んだ商業施設」だった。
P10409384階のファミール。

しかし、近年は隣接する鶴ヶ島市に「ワカバウォーク」や、東松山市に「ピオニウォーク東松山」などが開業し、競争が激化。
建物の老朽化もあり、将来性がない店舗として、セブン&アイホールディングスが掲げる2017年春までのイトーヨーカドー閉店計画の対象店舗になったと考えられる。

市内最大の商業施設・坂戸駅前で唯一の総合スーパー

ヨーカドーは坂戸駅前で唯一の総合スーパーということもあり、閉店後は駅前の空洞化が懸念される。
8月現在、跡地の活用方法は明らかになっていないが、坂戸駅は東武東上線の全列車種別が停車する主要駅であることから、大規模な再開発が行われる可能性もある。
イトーヨーカド坂戸店の閉店後、坂戸市で最も規模の大きな商業施設は北坂戸駅近くに立地する丸広百貨店坂戸店となる。

外部リンク:イトーヨーカドー坂戸店
関連記事:イトーヨーカドー、新浦安店・東習志野店を2017年中に閉店へ
関連記事:イトーヨーカドー、1号店の千住店など閉店へ-来春までに20店舗

このエントリーをはてなブックマークに追加