中津川市の中心部にある大型ショッピングセンター「ユニー・アピタ中津川店」が2017年4月に閉店する。
追記:閉店は8月となった。
アピタ中津川店。
地域最大級、かつ中津川市中心部で唯一の大型スーパー
ユニー・アピタ中津川店は1997年10月開店で、売場面積は16,500㎡。テナントとしては、コムサイズム、くまざわ書店、トーカイなどが出店している。
建物はユニーが所有しているが、2016年8月時点で後継店舗などは発表されていない。
後継店舗未定-買い物難民の発生懸念
アピタ中津川店は中津川市中心部で唯一、かつ東美濃地域では最大規模の大型店で、開店直後の1998年には近隣にあったダイエー中津川店が閉店に追い込まれるなど地域に大きな影響を及ぼした過去もあった。
ダイエー中津川店跡。
中津川市が買収し、主に公共施設として活用中。
中津川市は人口約8万人を数え、東美濃の中心都市であるものの、アピタの閉店後は中心部がスーパー空白地帯となってしまう。
そのため、後継店舗が長期に決まらない場合は、行政などが何らかの対策を取ることも予想される。
追記:閉店は2017年8月となった。
店舗跡にはバローが出店する方針を示している。
また、閉店は不採算などによるものではないといい、ユニーは近隣に新店舗を出店することも検討しているという。
外部リンク:アピタ中津川店
仙台ロフト、2016年9月2日に全面リニューアル-東北初「MoMAデザインストア」導入
JR仙台駅西口の大型雑貨専門店「仙台ロフト」が2016年9月2日に全面リニューアルオープンする。
仙台ロフトビル。
開業以来最大のリニューアル-「ライフスタイル提案型」に
仙台ロフトビルは、西武百貨店が手がけていたファッションビル「ams西武」(1982年4月開店)の後継テナントとして2003年12月に開店。
店舗面積は9,972㎡で、ビルの2~5階に核店舗である「仙台ロフト」が出店。そのほか、6階に「無印良品」、「HMV」、7階に「文教堂JOY・アニメガ」や英会話専門学校「イーオン」、8階に飲食店などが入居している。
また、かつては仙台駅側のビルの壁面に街頭ビジョン「仙台アオバビジョン」が設置されて駅前の賑いに一役買っていたが、2016年2月末で放映を終了。その後ビジョンは撤去されていた。
かつて設置されていた仙台アオバビジョン。
今回のリニューアルは開業以来最大の規模。エントランスフロアである2階を中心に、5階までのフロアでゾーニングの改編を実施し、新たな売場を導入した。
2階には、東北初となるニューヨーク近代美術館のミュージアムショップ「MoMAデザインストア」が出店。各種雑貨や文具、アートの再生品、MoMAの限定商品など、ニューヨーク近代美術館デザインストアが厳選した約350アイテムを取扱う。
2階には東北初となるMoMAデザインストアが出店。(公式サイトより)
また、3階・4階の生活雑貨売場では、渋谷ロフトのライフスタイルショップゾーン「&home」のコンセプトを活かし、従来型の家庭用品とインテリアの枠を超えて売場を再編。
「カフェスタイル」、「バルスタイル」などの暮らしのテーマに雑貨と食材を編集した売場や、「かざる、しまう、くつろぐ」といった生活のキーワードで商品をラインナップした売場など、ライフスタイル提案型の売場に転換した。
ライフスタイル提案型の売場に再編された3・4階。
3月にライバル「ハンズ」開業、変革を迫られていた仙台ロフト
これまで、仙台駅西口には仙台ロフトビルに加え、エスパル仙台(駅ビル)、さくら野百貨店、仙台パルコ、アエル、エンドーチェーンE-Beansなどといった大型店が集積していた。
3月に開業したエスパル仙台東館。
しかし、2016年に入ると、仙台駅東口に「エスパル仙台・東館」が、仙台駅西口のE-Beans隣接地に「仙台パルコ2」が開業し、一気に仙台駅前の商戦が激化。客足が勢いのある新店に流れがちな中、既存大型店は存在感のアピールに躍起になっている。
なかでも、仙台ロフトは、街区上ほかの大型店との結びつきが弱く、新館と接続されたエスパル仙台や、仙台パルコ2の開業で駅方面からパルコへと向かう動線に組み込まれたE-Beansなどと比較しても、影が薄くなっていた。

仙台パルコ2。左に見えるのはE-Beans。
さらに、2016年3月には業界最大のライバルである「東急ハンズ仙台店」がエスパル東館に開業。仙台ロフトは大きな変革を迫られていた。
3月に開業した東急ハンズ仙台店。
無印もリニューアル、三つ巴となった仙台駅前”雑貨店戦争”
東急ハンズの開業を受け、ロフトビルでは2016年5月に6階「無印良品」が大規模リニューアル。面積を約2倍に拡大し、東北初となる「MUJI BOOKS」を導入するなど、東北最大級の店舗として生まれ変わった。そして、今回の、核店舗である「ロフト」の過去最大規模のリニューアルにより、ロフトビルは東急ハンズ・エスパル仙台との決戦に満を持して臨むことになったのであった。
ロフト×無印、そして東急ハンズ。3つ巴となった仙台駅前の”雑貨店戦争”は、今後も続きそうだ。
関連記事:仙台パルコ2、7月1日開業-仙台パルコ新館「オトナ」ターゲットに
関連記事:エスパル仙台東館3月18日開店ー東急ハンズ、東北初店舗
外部リンク:ロフト仙台ロフト店
外部リンク:【ロフト】開店以来の大改装を実施。仙台ロフト9/2(金)リニューアルオープン!
スターバックスコーヒー、山口市に出店へ-全県庁所在地への出店果たす
大手コーヒーチェーンの「スターバックスコーヒー」が2017年に山口市に出店し、全県庁所在地への出店を果たすことになる。
スタバ、山口情報芸術センター横に2017年7月開店
スターバックスが出店するのは「山口情報芸術センター」(YCAM)や「山口中央公園」に隣接する市有地。
YCAMの周辺には隣接して山口中央公園、NHK、山口ケーブルテレビなどがあり、山口市の情報メディア発信拠点となっている。
出店は山口市の公募によるものだという。開店は2017年7月の予定。

山口中央公園、NHK山口、YCAM。
過去に出店を断られていた山口市
山口市では、2012年に地場スーパー「丸久」がスターバックスコーヒーの誘致を行ったものの、スターバックス側の物流面の折り合いなどがつかず断念したという過去があった。
2016年現在、山口市のシアトル系カフェは湯田温泉地区にあるタリーズコーヒー1店舗のみ。また、山口県内のスターバックスコーヒーは、下関市に3店舗、山陽小野田市に1店舗あるのみで、下関周辺に偏る状況となっていた。
外部リンク:山口情報芸術センター
サニーサイドモール小倉、2016年9月15日開業-下曽根の「モール」1年ぶりの復活
福岡県北九州市小倉南区のJR下曽根駅前に新設される大型ショッピングセンター「サニーサイドモール小倉」が9月15日にグランドオープンを迎える。

サニーサイドモール小倉。
下曽根の「モール」復活へ-小倉唯一の西友だった
「サニーサイドモール小倉」の前身となる「ザ・モール小倉」は1995年4月22日に開店。地上3階建、売場面積は31,963㎡。
キャナルシティ博多などを手掛けたディベロッパー「福岡地所」と、地元不動産会社「谷弥」による下曽根南口土地区画整理事業の一環として開発が進められ、「西友ザ・モール小倉店」(旧・小倉西武、売場面積13,150㎡)を核に、「トイザらス」「無印良品」など150の専門店が出店する高品質・広域集客型のショッピングセンターだった。

西友 ザ・モール小倉。

西友時代との比較(駅側エントランス)。
近年、「ザ・モール小倉」の周辺は、「サンリブシティ小倉」を始めとする大型スーパーやディスカウントストア、ドラッグストアの進出により競争が激化しており、核テナントの西友がウォルマート傘下となったこともあってディスカウント指向に路線転換。近年はテナントの流出も重なり、2015年8月末を以て全館閉鎖されていた。
ハローデイ、井筒屋など”高品質テナント”核に約100店出店
サニーサイドモール小倉は下曽根商業開発が開発・運営を手掛ける。
「いつでも楽しく」「みんなの笑顔」を基本コンセプトに、3世代が買物を楽しめる、「お買いものプラスαの価値を提案する」約100店舗の専門店を導入する。
サニーサイドモール小倉・完成イメージ。
8月中旬の段階で出店が発表されているテナントは約80店舗。
核テナントとして地場有力食品スーパー「ハローデイ」、百貨店「井筒屋」のサテライトショップ、大型書店「喜久屋書店」、ザ・モール時代から出店していた大型玩具専門店「トイザらス」、ファストファッション「ファッションセンターしまむら」などが出店する。
九州初となるマックハウスの新業態コンセプトショップ「マックハウス・SSF」、1歳までの赤ちゃん写真専門館「スタジオアリス Baby!」、小倉南区に3店舗を構える松本工業グループの産直スーパー「生鮮市場リエゾン」、和モダンテイストで根強い支持がある日本伝統の高級織りちりめん衣料専門店「詩仙堂 by HITOSHI」など、特徴的なテナントも出店する。

1階にはオープンカフェスペースを配置。
食品の高品質化も目玉の1つで、ハローデイや井筒屋以外にも、地元北九州の銘店が揃うグルメ・ファッションゾーン「ひなた court/ひなた ichiba」を新規開設。精肉専門店「ニクヨシ産業」、辛子明太子「かば田」、「シャトレーゼ」なども出店する。
また、以前「ザ・モール小倉」に出店していた店としては、先述のトイザらスのほかに人気唐揚げ専門店「唐十」、「ミスタードーナツ」、「西日本シティ銀行」なども復活を果たす(なお、西銀はモール閉館中も営業を続けていた)。
テーマは「太陽が輝き照らす、みどりと大地」
サニーサイドモールは、内外装も従来の「小倉唯一の西友テイスト」から「太陽が輝き照らす、みどりと大地」をテーマに、全面リニューアルを実施。

店舗ロゴ。
ザ・モール小倉のシンボルであった六角形の「ロトンダ」を残しつつ、白基調から、イエロー、オレンジ、グリーン、ダークブラウンと言ったアースカラーを随所に散りばめた外装に生まれ変わった。これまで原色を多用していた館内デザインも、落ち着いた色合いに一新される。

アースカラーを散りばめた外装デザイン。

旧・モール専門店街も落ち着いた色合いに一新。

フードコートも生まれ変わる。
主な出店テナント一覧
食品スーパー
- ハローデイ(食品スーパー)
- 生鮮市場リエゾン(産直生鮮スーパー)
ファッション・ファッション雑貨
- リシェリエ・Re-J( レディスアパレル)
- 武田メガネ(メガネ・時計・補聴器)
- 詩仙堂 by HITOSHI( レディスアパレル)
- エターナル( レディスアパレル)
- 井筒屋(百貨店)
- az(レディスアパレル)
- クローズアップ(レディスアパレル)
- 帽子屋Flava(帽子)
- NEWYORKER( レディスアパレル)
- ファッションライフコヤマ( レディスアパレル)
- TooL(服飾雑貨)
- クエスト神戸(婦人靴)
- milk(レディスアパレル)
- グリーンパークストピック(レディスアパレル・服飾雑貨)
- マックハウス・MHSSF(仮称)(メンズ・キッズ・レディスアパレル)
- ハーレムニューヨーク(メンズ・レディスアパレル・服飾雑貨)
- ファッションセンターしまむら(ファストファッション)
- CASUAL&SHOES Avail(ファストファッション)
- バースデイ(ベビー・子供用品)
- ら・たんす(呉服・和装小物)
- 白水(着物)
- アスビーファム(シューズ)
- ZAZA(メンズ・レディス服飾雑貨)
- ハニーズ(レディスアパレル)
- カジュアルアウトレットSHOT(メンズ・レディス・キッズファッション)
- ウィッシュアンドブレイブ(メンズ・アパレルキッズファッション)
- こどもの森(キッズファッション)
- 井野屋Flep(割賦百貨店)
インテリア・生活雑貨
- ザ・ダイソー(100円ショップ・バラエティ雑貨)
- 三日月百子( ミカヅキモモコ)(300円均一・雑貨)
- パレットプラザ(写真プリント・フォト・雑貨)
- トイザらス・ベビーザらス(玩具・ベビー用品)
- 喜久屋書店(書籍)
- BABI(バビ)(家具・インテリア雑貨)
- CAMPUS(ファンシー雑貨)
ビューティ&サービス
- Eyelash Salon Blanc(アイラッシュサロンブラン)(美容)
- 保険ひろば(保険相談窓口)
- 美容室 マキシム(美容室)
- 美容室 Plub・Plubnail(美容室・ネイルサロン)
- クリーニングせいや(クリーニング)
- 洋服お直しマルシェ( 洋服お直し)
- 買取専門店大吉(貴金属ブランド品など買取)
- ハローパソコン教室(パソコン技能・学習支援)
- 小学館の幼児教室ドラキッズ/小学館の英語教室イーコラボ(幼児教室/英語教室/学習教室)
- クイックカラーQ(ヘアカラー専門店)
- DHC直営店(化粧品・健康食品)
- ドラッグストア マツモトキヨシ(ドラッグストア)
- 西日本シティ銀行(銀行)
- NOVA(語学学校)
- イオンペット PeTeMo(ペットショップ)
- カーブス(体操教室)
- そね健康整骨院(サービス)
- スタジオアリス Baby!(写真スタジオ)
- ハクジュプラザ(健康器具・食品)
レストラン・カフェ・サニーサイドキッチン(フードコート)
- びっくりドンキー(ハンバーグレストラン)
- ご飯ととろろ とろ麦(和食)
- 天ぷら ふそう(和食)
- サイゼリヤ(イタリアン)
- ITALIANTOMATO café(イタリアン)
- ミスタードーナツ(ドーナツ)
- サンマルクカフェ(ベーカリーカフェ)
- パンケーキGADGET(仮)(パンケーキ)
- ROMANDO ROLL(クレープ専門店)
- はなまるうどん(讃岐うどん)
- リンガーハット(ちゃんぽん)
- 大阪王将(中華料理)
フード・銘店
- ひなたcourt/ひなたichiba(ファッション/フード)
- 唐十(唐揚げ)
- かば田(めんたい)
- ニクヨシ産業(精肉)
- シャトレーゼ(洋菓子)
- 思い出横丁(駄菓子・玩具)
アミューズメント
- Kids US.LAND(アミューズメント)
- タイトーステーション(ゲームセンター)
サニーサイドモール小倉
住所:北九州市小倉南区下曽根新10-1
営業時間:10:00~20:00
(レストランなど店舗により異なる)
関連記事:ザ・モール小倉、8月31日閉店 – 小倉唯一の西友、20年の歴史に幕
外部リンク:サニーサイドモール小倉
(イメージイラストは公式サイトより)
三井ガーデンホテル京橋、9月1日開業-五輪に向け都心のホテル整備進む
東京駅近くの中央区京橋に新しいランドマークが誕生した。
三井不動産グループは、東京都中央区に大型シティホテル「三井ガーデンホテル京橋」を9月1日にグランドオープンさせた。

三井ガーデンホテル京橋。
京橋のシンボルとなる都市型シティホテル
「三井ガーデンホテル京橋」は三井不動産グループが開発、運営を手掛ける都市型ホテル。地上15階建、延床面積は8,962㎡。
地下鉄京橋駅や明治屋京橋ビルの北側に立地し、JR東京駅八重洲中央口からも徒歩約5分という好立地への出店となる。
この地には2014年までエクセルシオールカフェ、セブンイレブン、オフィスなどが入居していた柏原ビルがあったが解体され、「京橋1丁目ホテル計画」として2015年2月から戸田建設により工事が進められていた。

エントランス。
“江戸の粋”で国内外の観光客をもてなす「京橋モダン」
三井ガーデンホテル京橋のデザインコンセプトは“江戸の粋”を現代に昇華させる「京橋モダン」。
江戸時代に流行した謎解き絵「判じ絵」や、歌川清重の浮世絵「京橋竹がし」をイメージした内外装を取り入れる。
京橋モダンを感じさせるエントランス。
客室数は全233室。部屋はコンフォート(18㎡、正規料金:32000円)からデラックスツイン58㎡、正規料金:100,000円)まで8タイプ展開、ビジネスからレジャーまで幅広い需要に対応する。

「京橋竹がし」を使用した客室内装。
また、宿泊者以外も利用可能なレストラン「THE LOUNGE」を導入。
朝食は選べるメイン料理(地養卵のオムレツ・地養卵のフレンチトースト)が特徴の洋食ハーフブッフェを採用し、昭和7年創業の浅草ハムや三浦半島産中心の野菜サラダを提供する。
ランチは税込1000円(ドリンク付)で、観光客や京橋のビジネスマンにも人気となるであろう。

幅広い用途に対応するラウンジ。
五輪に向けて宿泊施設整備進める三井不動産
近年、国内では大都市圏を中心として訪日観光客が増え続けており、リオデジャネイロ五輪後は、これまで以上に世界の目が「東京」や「日本」に向くようになることは必至である。
2020年の東京五輪を控えた都内では、西武グループの赤坂プリンスホテル建替えなどにも象徴されるように、都心部においても大型宿泊施設の整備が急速に進んでいる。
こうした流れに呼応するかたちで、三井不動産グループでは、9月16日に名古屋市のシンフォニー豊田ビルに「三井ガーデンホテル名古屋プレミア」を新設。2018年には新日本橋駅前(中央区室町三丁目)に「三井ガーデンホテル日本橋プレミア」を新設する予定で、今後数年間は積極的な新規出店が行われると考えられる。
三井ガーデンホテル京橋
東京都中央区京橋1丁目3−6
TEL:(03)3231-3131
(館内の写真は三井不動産公式サイトより)
外部リンク:【公式】三井ガーデンホテル京橋 – 東京駅・京橋駅周辺で宿泊
外部リンク:東京駅徒歩5分、銀座・日本橋エリアを結ぶ注目のロケーションに新たな「東京観光とビジネスの拠点」が誕生 「三井ガーデンホテル京橋」 2016年9月1日(木)開業
外部リンク:(仮称)京橋一丁目ホテル計画 着工 2016年秋 開業予定
関連記事:東京ガーデンテラス紀尾井町、5月10日開業-旧赤プリ、全館開業は7月