東京駅近くの中央区京橋に新しいランドマークが誕生した。
三井不動産グループは、東京都中央区に大型シティホテル「三井ガーデンホテル京橋」を9月1日にグランドオープンさせた。
三井ガーデンホテル京橋。
京橋のシンボルとなる都市型シティホテル
「三井ガーデンホテル京橋」は三井不動産グループが開発、運営を手掛ける都市型ホテル。地上15階建、延床面積は8,962㎡。
地下鉄京橋駅や明治屋京橋ビルの北側に立地し、JR東京駅八重洲中央口からも徒歩約5分という好立地への出店となる。
この地には2014年までエクセルシオールカフェ、セブンイレブン、オフィスなどが入居していた柏原ビルがあったが解体され、「京橋1丁目ホテル計画」として2015年2月から戸田建設により工事が進められていた。
エントランス。
“江戸の粋”で国内外の観光客をもてなす「京橋モダン」
三井ガーデンホテル京橋のデザインコンセプトは“江戸の粋”を現代に昇華させる「京橋モダン」。
江戸時代に流行した謎解き絵「判じ絵」や、歌川清重の浮世絵「京橋竹がし」をイメージした内外装を取り入れる。
京橋モダンを感じさせるエントランス。
客室数は全233室。部屋はコンフォート(18㎡、正規料金:32000円)からデラックスツイン58㎡、正規料金:100,000円)まで8タイプ展開、ビジネスからレジャーまで幅広い需要に対応する。
「京橋竹がし」を使用した客室内装。
また、宿泊者以外も利用可能なレストラン「THE LOUNGE」を導入。
朝食は選べるメイン料理(地養卵のオムレツ・地養卵のフレンチトースト)が特徴の洋食ハーフブッフェを採用し、昭和7年創業の浅草ハムや三浦半島産中心の野菜サラダを提供する。
ランチは税込1000円(ドリンク付)で、観光客や京橋のビジネスマンにも人気となるであろう。
幅広い用途に対応するラウンジ。
五輪に向けて宿泊施設整備進める三井不動産
近年、国内では大都市圏を中心として訪日観光客が増え続けており、リオデジャネイロ五輪後は、これまで以上に世界の目が「東京」や「日本」に向くようになることは必至である。
2020年の東京五輪を控えた都内では、西武グループの赤坂プリンスホテル建替えなどにも象徴されるように、都心部においても大型宿泊施設の整備が急速に進んでいる。
こうした流れに呼応するかたちで、三井不動産グループでは、9月16日に名古屋市のシンフォニー豊田ビルに「三井ガーデンホテル名古屋プレミア」を新設。2018年には新日本橋駅前(中央区室町三丁目)に「三井ガーデンホテル日本橋プレミア」を新設する予定で、今後数年間は積極的な新規出店が行われると考えられる。
三井ガーデンホテル京橋
東京都中央区京橋1丁目3−6
TEL:(03)3231-3131
(館内の写真は三井不動産公式サイトより)
外部リンク:【公式】三井ガーデンホテル京橋 – 東京駅・京橋駅周辺で宿泊
外部リンク:東京駅徒歩5分、銀座・日本橋エリアを結ぶ注目のロケーションに新たな「東京観光とビジネスの拠点」が誕生 「三井ガーデンホテル京橋」 2016年9月1日(木)開業
外部リンク:(仮称)京橋一丁目ホテル計画 着工 2016年秋 開業予定
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