三菱商事都市開発「所沢市小手指町商業施設計画」2026年秋開業-「西友小手指店」長谷工と建替再整備、中央日土地建物系タワマン「バウス所沢小手指タワー」との複合施設に

埼玉県所沢市の西武池袋線小手指駅付近にある現トライアルHD系大型総合スーパー「西友小手指店」跡地に、三菱商事都市開発系NSC(近隣商圏型ショッピングセンター)「(仮称)所沢市小手指町商業施設計画」が2026年秋に開業する。

西武セゾンが作った小手指の象徴だった

西友小手指店は1981年6月に開店。建物は地上5階地下1階建。
開店当初の小手指店は設計段階より西武セゾンを代表するデザイナーが参画し、同社初となる文化教室「西友コミュニティカレッジ」や松竹との提携による「ドライブインシアター」、西武セゾングループの不動産ディベロッパー「西武都市開発(後の西洋環境開発)」と一体的な周辺開発を打ち出すなど、既存の総合スーパーという業態にとらわれない施設づくりをめざした。
その後も1994年5月には隣接地に都市型ショッピングセンター「西友小手指EPO(西友小手指店B館)」を新設し、高所得者層のグルメ・ファッション需要への対応を図ったが、2010年11月にEPO運営業務から撤退(2015年までEPO館はハナミズキプラザとして存続/2025年現在は飯田グループHD系分譲マンション)、本館もウォルマート型ディスカウント店舗への転換後、2023年10月31日をもって閉店していた

近隣商圏型商業施設強化進める三菱商事

三菱商事都市開発は2002年9月に三菱商事と乃村工藝社との合弁会社「リテールプロパティーズ」として設立、2007年5月の三菱商事による完全子会社化にあわせ現社名に変更した。同社は同年7月に三菱商事が合弁解消したイオン系商業不動産ディベロッパー「ダイヤモンドシティ(現イオンモール)」運営受託物件の一部を引継ぐなど業容を拡大。
その後も2018年11月に新ブランド1号店「マチノマ大森」を開業するなど首都圏を中心にNSCの開発を本格化。2020年5月閉店のセブン&アイHD系総合スーパー「イトーヨーカドー蕨店」跡を全面刷新するかたちで、2021年3月に(当時)LIXILビバを運営主体とする「ビバモール蕨錦町」として新装開業するなど「既存施設のバリューアップ事業」にも取組んでいる。

西友・長谷工と共同で新たな商業施設に

三菱商事都市開発所沢市小手指町商業施設計画は、大手不動産グループ「長谷工コーポレーション」が2023年10月閉店の西友小手指店跡地を一括取得及び三菱商事系に一部売却したうえで、三菱商事系が新たな商業施設として再整備するプロジェクトの総称。

長谷工コーポレーションにより解体工事中の西友小手指店。

建物は2025年9月1日着工で鉄骨造地上3階建、敷地面積は約8,316㎡、延床面積は約7,247㎡。
西友小手指店旧店舗敷地北側に同社新店舗を核とする近隣商圏型ショッピングセンターを整備、旧店舗敷地南側で建設中の中央日本土地建物系タワーマンション「バウス所沢小手指タワー」(地上29階建)とともに商住一体型開発を進める。

(仮称)所沢市小手指町商業施設計画概要

住所:埼玉県所沢市小手指町一丁目25番37、25番43、25番44

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