大阪府守口市の大阪メトロ(旧大阪市営地下鉄)谷町線守口駅前一帯で進む複合開発プロジェクト「Link City Moriguchi」に、イオングループの近隣商圏型ショッピングセンター「イオンタウン守口」が2023年11月に開業する。
2023年8月現在建設中のイオンタウン守口。
設置されたばかりの真新しい「AEON」のロゴマーク。
守口市役所跡地一帯にイオンとNTTの新施設
(仮称)LinkCityMoriguchiの建物は地上10階建(住宅棟)と地上2階建(商業棟)の2棟で敷地面積は約7,524㎡、延べ床面積は17,049㎡。
プロジェクトは、守口市が2019年10月実施の公募型プロポーザル「大阪府守口市旧本庁舎等跡地活用事業」優先交渉権者として、2020年7月に「イオンタウン」「NTT都市開発」の2社によるグループを選定し始動したもの。
(仮称)LinkCityMoriguchi商業棟(駅前広場イメージ)。
プロジェクトでは「地域の課題を解決する新たなライフスタイル提案型街づくり」を掲げ、守口市における新たな顔の創出や子育て中心のライフスタイルの発信、自然・歴史資源の活用を提案。
谷町線守口駅そばの旧守口市役所本庁舎・守口警察署跡地一帯にイオンタウンの商業棟と駅前広場を配し、商業棟と住宅棟の間に市民参加型イベントを開催可能な憩いの空間を設けるなど、NTTグループによる通信技術(ICT・IoT・AIなど)と、イオングループによる地域リレーション構築・防災対策などのノウハウ連携を図るとしている。
(仮称)LinkCityMoriguchi住宅棟(憩いの空間イメージ)。
核店舗は守口市内約6年ぶり再出店のダイエー
イオンタウン守口の敷地面積は約5,529㎡で延床面積は約8,823㎡。
2023年8月現在建設中のイオンタウン守口。
グループの食品スーパー「ダイエーイオンフードスタイル守口店」を核に、家電量販店「ケーズデンキ」、化粧品・エステサロンプロデュースの焼肉店「板前焼肉一牛」、医療関連テナントなど10店舗ほど入居する。
2023年8月現在建設中のイオンタウン守口。
工事現場にはダイエーのロゴマークも。
ダイエーは2017年8月に自社グループの食品ディスカウント「ビッグ・エー守口土居店」を閉店しており、約6年ぶりの守口市内再出店となる予定だ。
2017年8月閉店のビッグ・エー守口土居店。
首都圏のビッグ・エーと異なりダイエー色が強かった。
イオンタウン守口
住所:大阪府守口市京阪本通二丁目32番ほか
営業時間:未定
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