堂島ホテル、解体・再開発へ-堂島ロール発祥の地、32年の歴史に幕

三菱UFJリースグループ、片山工業グループ、リシェス・マネジメントの3社は、大阪市中心部のシティホテル「堂島ホテル」(大阪市北区)跡の再開発を行うことを8月2日に発表した。
 堂島ホテル。

堂島ホテル、解体へ-再開発後も「ホテル」検討

堂島ホテルは日本都市企画が運営するビジネスホテルとして1984年に開業。長期休業を伴う大規模改築を経て1994年にシティホテル「インターナショナル堂島ホテル」としてリニューアルした。
リニューアル後は堂島の街に相応しい重厚感ある現在の姿となったが、過剰投資や業績不振により1999年に当時の運営会社が経営破綻。その後も施設所有者の相次ぐ変更に伴い、2001年には「マークスGホテル大阪」、2003年には「アンビエント堂島ホテル」と幾度も改称されるなど、紆余曲折を経た。
2006年には「堂島ホテル」に再改称され、世界一の朝食と称される「bills」、NY発のベーカリー「ドミニクアンセル」を国内に誘致したことで知られる「トランジットジェネラルオフィス」による施設のブランディング、リノベーションを実施。加えて、堂島ホテルで販売されていたロールケーキが元となった「堂島ロール」のメディア露出もあり、全国的な知名度を誇る高級シティホテルとして名を馳せることとなった。
その一方で、イメージ戦略の成功とは裏腹に、度重なる改装に伴う建物の老朽化もあり経営再建の目途は依然として立たず、外資系ファンドへの売却を経て、2016年12月27日をもって再び閉館するに至っていた。

堂島ホテル跡を取得した3社は、建物を再活用せずに解体する予定。
跡地は再開発をおこない、2020年の開業を目指して客室数約300室程度の宿泊主体型アップスケールホテルを建設するとしており、「堂島ホテル」が新たな建物での再出発を図る可能性も高い。

外部リンク:大阪堂島ホテル再開発事業への取り組み – 三菱UFJリース
外部リンク:堂島ホテル再開発事業への取り組みに関するお知らせ – 片山工業株式会社
外部リンク:  当社連結子会社リシェス・マネジメント株式会社による大阪堂島ホテル再開発事業への取り組みについて(開示事項の経過)
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