東京都中央区勝どき(勝鬨)の勝どき駅前に建設された複合タワーマンション「パークタワー勝どきミッド」の商業ゾーンが、2023年10月25日から2024年春にかけて順次開業する。
勝どき駅直結、2800戸の大型タワーマンション
「パークタワー勝どき」は三井不動産グループが中心となって開発した複合タワーマンション。かつてこの場所には伊藤園や巴コーポレーションなどといった事務所・倉庫街、民家などがあった。
「パークタワー勝どき」。右手前の高層ビルがミッド棟。
建物は下層階に商業施設を併設するパークタワー勝どきミッド棟(地上45階・地下2階)とほぼ住居のみのパークタワー勝どきサウス棟(地上58階・地下3階)の2棟に分かれており、2棟合わせた総戸数は総戸数2,786戸(事業協力者を含む)、約1万人が居住できることとなる。
大江戸線勝どき駅にはミッド前に直結する新たな出入り口が設けられるほか、東京BRTの勝どき停留所も近い。さらに、朝潮運河を隔てて対岸の区立黎明橋公園までは人道橋(2024年春開通予定)で直結される。
ライフ、スタバなど出店-ライフは中央区初
パークタワー勝どきミッドの商業ゾーンは1階から3階。
核店舗は1階・2階の「ライフ勝どきミッド店」。
ライフは館内の他店に先がけて2023年10月25日に開業する予定で、同社によると中央区には初出店となる。
「ライフ勝どきミッド店」の店舗面積は792㎡、目標売上は22億円。ミールキットや冷凍食品、オーガニック・有機食品「ビオラル」コーナー、近隣のバーベキュー場に便利な商品を強化するとしている。
そのほか「スターバックスコーヒー」をはじめとした複数の飲食店、コンビニエンスストア、クリニックモール、スポーツ施設などが出店。多くの店舗は2024年春開業となる。
また、朝潮運河沿いにはショップデッキや公園が設けられ、2024年春からは人道橋から直接ショップ部分へとアクセスすることもできるようになる。
パークタワー勝どきミッド
東京都中央区勝どき4-6-2
営業時間:9時30分~23時(ライフ)
※コンビニエンスストアは24時間営業になるとみられる
(イラストは三井不動産公式より)
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