JR中央線中野駅・東京メトロ東西線中野駅近くにある複合商業施設「なかのサンクォーレ」地下1階に、セブン&アイHDの高級食品スーパー新業態「ヨークフーズwithザ・ガーデン自由が丘中野店」が2022年10月21日午前10時に開店した。
ヨークフーズwithザ・ガーデン自由が丘中野店。
食品館イトーヨーカドーとして開店
ヨークフーズwithザ・ガーデン自由が丘中野店は、2014年6月閉店の東急グループ系食品スーパー「中野東急ストア」跡を居抜きするかたちで、同年10月にセブン&アイHD系食品スーパー「食品館イトーヨーカドー中野店」として開店。開店当初の売場面積は約1,520㎡。ヨーカドー直営の食品館業態としては8店舗目であった。
食品館イトーヨーカドー中野店では「都市型小型スーパー最大の売場面積」を掲げ、食品館最大級となる生鮮売場やレストスペースを展開。あわせて、同業態初となる即食コーナーや対面接客販売の強化を打ち出した。
同店舗は中野駅前有数の大型食品スーパーであったが、2020年6月に発足したセブン&アイHDの首都圏食品スーパー運営会社「ヨーク(旧ヨークマート)」への運営移行を機に店名を「ヨークフーズ中野店」に改称。2022年10月2日には改装のため閉店していた。
グループのシナジー結集した新業態に
ヨークフーズwithザ・ガーデン自由が丘中野店の売場面積は1,145㎡。同店は「シェルガーデンとの初コラボ!新たな品揃えでお客様の日常を楽しく!」を掲げ、ヨークが2020年6月に完全子会社化した「シェルガーデン」(ザ・ガーデン自由が丘/旧そごう・西武系)との初のコラボ店舗として、同社過去最大規模となる酒売場(売場面積改装前比約3倍、酒約1,260点)を展開。
ガーデンが得意とする「新宿高野」「御茶ノ水小川軒」「銀座千疋屋」「CHEESE STAND」といったバイヤーセレクト商品・銘店商品の拡充を図る。
ヨーク過去最大規模という酒売場。
また、デリカコーナーはサテライトキッチンの活用やセブン&アイHD系企業などとの共同開発により商品数を改装前比約1.3倍に拡大。西武池袋本店デリカテッセン売場(リトルシェフ)との共同開発による惣菜シリーズ「One Up Deli」を新たに展開するほか、ヨークベニマルの洋風惣菜シリーズ「Restaurant Deli(レストランデリ)」、イトーヨーカドーの時短簡便ミールキット「Chef’s RECIPE(シェフズレシピ)」を取扱うなど、グループのシナジーを結集した新業態となった。
商品数改装前比約1.3倍のデリカコーナー。
フロアマップ。
ヨークフーズwithザ・ガーデン中野店
住所:東京都中野区中野4丁目3-1 中野サンクォーレ B1F
営業時間:10時~22時
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