北大路ビブレ、2022年6月23日閉店-イオンモール北大路に6月24日転換、リニューアルへ

京都府京都市北区の京都市営地下鉄烏丸線北大路駅・京都市営バス北大路バスターミナルに直結するイオンモール系ショッピングセンター「北大路VIVRE(北大路ビブレ)」が2022年6月23日をもって閉店し、6月24日から「イオンモール北大路」に業態転換する。

北大路ビブレ。

市電車庫跡再開発で開業した北区の拠点施設

北大路ビブレは、同施設は京都市主導の京都市電烏丸車庫跡地再開発プロジェクト「京都市交通局北大路地区有効利用計画」により1995年3月にマイカルグループの複合商業施設「キタオオジタウン」の核店舗として開業した。
建物は地上4階・地下3階建で営業フロアは1~4階、店舗面積は23,123㎡。ビブレとしては河原町、宝ヶ池に次ぎ3施設目であった。

京都市電。

開業当初はマイカル(のちイオンリテールに合併)が運営、同社完全子会社の北大路都市開発が所有を担い、マイカル直営のショップブランド(エルザ・マックロード・スポージアムなど)を核に、約50のDCブランドを導入するなど、ビブレ旗艦店としての位置づけの施設であったが、1998年秋に主要顧客をファミリー層に定めた施設に刷新、開業からわずか3年ほどで生活百貨店業態の「サティ」に近い業態となった。

マイカル末期のキタオオジタウン・北大路ビブレ。

2001年9月のマイカル経営破綻(イオングループ傘下入り)後は、2005年11月と2012年4月に全館リニューアルを実施。
2022年現在は京都最後のビブレであり、食品売場にイオングループの食品スーパー「光洋(KOHYO)」が出店するほか、イオンリテール(旧マイカル)直営のメンズファッション「LUSSO」「MR.MOSTMAV」文具・雑貨店「VIVRE COSE」、ファストファッション「UNIQLO」、靴量販店「ABC-MART」、家具雑貨店「ニトリエクスプレス」、複合書店「大垣書店」、家電量販店「エディオン」、100円ショップ「Can★Do」などが出店している。

「イオンモール北大路」に6月24日転換、リニューアルへ

イオンモール北大路の敷地面積は約17,600㎡、総賃貸面積は約22,900㎡、延床面積は76,200㎡、駐車場台数は約480台。
コンセプトに「~お客さまに笑顔と感動を!~地域の皆さまに愛される「HUBSTATION MALL」へ」を掲げ、日々のライフスタイルを彩る話題の大型専門店や“ブック&カフェ”の導入や1階フードコートの拡大、南テラスの刷新を図るとしている。

イオンモール北大路・イメージ。

館内ではすでに一部で改装が行われており、リニューアルのため2月より休業している「無印良品」も6月24日より営業再開する予定となっている。

イオンモール北大路

住所:京都府京都市北区小山北上総町49番1
営業時間:午前10時〜午後9時

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