ヨークタウン佐沼、2022年4月9日開業-登米ジョイプラザのヨークベニマル佐沼店、建替リニューアル

宮城県登米市のジョイプラザ(ヨークベニマル佐沼店)跡地に、セブン&アイHD系のショッピングセンター「ヨークタウン佐沼」が2022年4月9日午前9時に開業する。

登米市中心部を代表する大型店、21年に休業していた

ヨークタウン佐沼の事実上の前身となる「ジョイプラザ」は1981年11月に開業。店舗面積は2,690㎡。
ジョイプラザには総合スーパー「ヨークベニマル佐沼店」(1985年11月開店)を核にファストフード店「KFCケンタッキーフライドチキン」や地元商店が入居するなど、登米市中心部(旧登米郡迫町)を代表する大型店として営業していたが、店舗の老朽化を理由に2021年1月31日をもって閉店。ヨークベニマル主導のもと、2022年春を目処に「ヨークベニマル新佐沼店(仮称)」として建替え再開店する方針を示していた。

ベニマル核に増床リニューアル

ヨークタウン佐沼の建物は平屋建で店舗面積は3,150㎡、スーパーマーケット棟の売場面積は2,260㎡。駐車台数は126台。同施設の開業で核店舗のヨークベニマルは237店舗(実質稼働は235店舗)体制となる。
ヨークタウン佐沼。

ヨークベニマル佐沼店では、総合スーパー業態の旧店舗と異なり、食料品と住居関連品に特化。店舗のテーマとして「馴染み・味・便利・鮮度へのこだわり」を掲げ、青果売場ではJA登米と連携した地元農産物・登米市近郊野菜の仕入れを、鮮魚売場では集荷体制確立による気仙沼・石巻・仙台など各市場からの仕入れや丸魚・まぐろの品揃えをそれぞれ強化。精肉売場では仙台牛の生産地という立地特性を活かした和牛入りオリジナル焼肉盛合わせ、惣菜売場では自社工場製レンジアップ商品(電子レンジ調理可能な商品)、ベーカリー売場では店内焼き上げの石窯ピザを導入する。加えて、宮城県登米市・気仙沼市や隣接する岩手県で馴染みある和洋スイーツ・漬物・酒・調味料の拡充をめざす。
ベニマルのほかには「KFC」が再出店、ドラッグストア「サンドラッグ」とクリーニング店「pino(ピーノ)」が新規出店するなど、直営衣料品売場は廃止となったものの、施設としては増床リニューアルというかたちとなった。

ヨークタウン佐沼

住所:宮城県登米市迫町佐沼字中江二丁目5番地1
営業時間:午前9時30分~午後9時(ヨークベニマル)

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