ヤマダ、大塚家具を吸収合併-大塚家具の法人格消滅、2022年5月1日付で

家電量販店最大手「ヤマダデンキ」を中核とする持株会社「ヤマダホールディングス」(群馬県高崎市、以下「ヤマダHD」)は、ヤマダデンキがヤマダHDの子会社としている家具販売大手「大塚家具」(東京都江東区)を2022年5月1日付で吸収合併することを発表した。

ヤマダHD本社。(群馬県高崎市)

IDC大塚家具、ヤマダが吸収合併で法人格消滅

大塚家具は経営再建の過程でヤマダ電機(現ヤマダHD)と提携、2020年6月には直営7店舗を「IDC OTSUKA×YAMADA」としてリニューアル開業させたのち、2021年8月30日付でヤマダデンキの完全子会社となり、上場廃止になっていた。

「大塚家具」のここまでの詳しい経緯はこちらの記事へ

去年合併した星電社やベスト電器、ツクモ等と同様に法人としての「大塚家具」は2022年5月1日で消滅するが、大塚家具のブランド名は今後も維持するという。

IDC OTSUKA×YAMADA 大塚家具有明本社ショールーム。

ヤマダは大塚家具の合併に際し、「家具・インテリアと家電を合わせた『くらしをシアワセにする、ぜんぶ』のコンセプトのもと、大塚家具の持つノウハウ、経営資源を集約する」としている。

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