イオン東山二条店、2021年9月30日閉店-「イオン現存最古」の店舗、跡地には商業施設

京都市左京区の二条通り沿いに位置するイオンリテールの食品スーパー「イオン東山二条店」が2021年9月30日に閉店する。

イオン東山二条店。

ジャスコの源流となった企業が開店した店舗であった

イオン東山二条店は京阪本線三条駅・京都市営地下鉄東西線三条京阪駅から北東600mほどにある「UR都市機構東山二条アパートパレス二条(公団住宅、現在は近畿建物が所有)」の1階に入居している。店舗面積は1,160㎡。
イオン東山二条店は「シロ東山二条店」として1968年6月26日に開店。シロ(大阪府豊中市)は北摂地域を中心にスーパーを10店舗強運営しており、岡田屋(三重県四日市市)・フタギ(兵庫県姫路市)と共にジャスコ(現・イオン)の源流となった企業であった。

シロ東山二条店。(ニュースリリースより)

初代ジャスコ設立以前から運営されている店舗の中では唯一現存しており、現在「イオン」として開店から建て替えされずに運営されている店舗では最古であった。

跡地には商業施設を建設予定

イオン東山二条店は開店から53年が経過し、建物の老朽化が進んでいた。
京都新聞の報道によると、イオン東山二条店は2021年9月30日をもって一時休業する。跡地は「近畿建物」(京都市左京区)が再開発を行い、商業施設を建設する。

店内のようす。

新しい商業施設は2024年開業を目指すという。
追記:イオンも再出店することが発表された。

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