コンビニ大手「ローソン」(東京都品川区)と書店取次大手「日本出版販売(日販)」(東京都千代田区)は、小型書店併設型ローソン「LAWSONマチの本屋さん」の出店を2021年6月3日に開始する。
ローソンと日販が連携、既存店を「書店併設」に
「LAWSONマチの本屋さん」1号店は「ローソン狭山南入曽店」(埼玉県狭山市)を改装したもので、通常のローソンの商品に加えて約9000タイトルを販売する約70㎡の書籍売場を設ける。営業時間は24時間となる。
LAWSONマチの本屋さん。
ローソンは一般書店と協業で書店併設型店舗を21店(2021年5月時点)出店しているが、同社によると2020年度の書籍・文庫本などの売上高は、前年実績を約2割も上回ったという。
ローソンは今後も書店併設型店舗の拡大を目指すとしており、ローソンの手によって書店が消えた町にも「書店復活」となる例が現れるかも知れない。
ローソン マチの本屋さん 狭山南入曽店
住所:埼玉県狭山市南入曽1018-2
面積:281㎡(約85坪)そのうち書店部分70㎡(約21坪)
24時間営業
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