アパマンショップ春日部店、2020年7月14日閉店-春日部市役所そばの大手不動産仲介ショップ、春日部から再びアパマン消滅

埼玉県春日部市の春日部市役所そばにある総合不動産仲介ショップ「アパマンショップ春日部店」が2020年7月14日をもって閉店した。
アパマンショップ春日部店。

春日部市内唯一のアパマンショップ

アパマンショップ春日部店(初代)は、2000年9月に三光ソフラングループのアップル(本社:さいたま市大宮区)が運営する不動産仲介ショップとして開店。初代店舗は春日部市内唯一のアパマンショップであったが、わずか3年後となる2003年10月をもって閉店したため、市内からアパマンショップネットワーク加盟店が消滅していた。

初代春日部店と同様、短期間での閉店に

現在のアパマンショップ春日部店(2代目)は、2013年8月にシンコーグループのシンコー流通サービス(本社:久喜市)が運営する賃貸不動産仲介ショップとして開店。
開店当初は長栄土地建物ビル跡に店舗を構えていたが、2015年に隣接するNSビル1階(郷菓心むら山跡)への増床移転リニューアルを実施、2016年には従来の賃貸仲介に加え不動産売買仲介「アパマンショップ不動産販売」を新たに開始するなど、総合不動産仲介ショップとして事業領域を拡大していた。
春日部店を運営していたシンコー流通サービスは、閉店の理由を明らかにしていないが、新型コロナの感染拡大防止を理由に2020年4月7日から営業時間を短縮(午前10時~午後6時)、4月24日から埼玉県内での緊急事態宣言発令を受けて店舗を休業、事前予約制による賃貸物件の現地見学(内見)に切替えるなど、コロナ禍で従来通りの営業が困難となっていた。同店の閉店により、市内から再びアパマンショップネットワーク加盟店が消滅することとなる。
なお、来店予約済の顧客に対しては、アパマンショップ別支店の紹介・斡旋といった対応を行うとしている。

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