KOMEDA is □東銀座店(コメダイズ)、2020年7月15日開店-植物由来100%のコメダ珈琲店新業態、「米・大豆」商品も

東京都中央区の銀座松竹スクエア1階に、大手珈琲店「コメダ珈琲店」を展開する「コメダ」(愛知県名古屋市)の新業態1号店「KOMEDA is □東銀座店」が、2020年7月15日に開店する。

KOMEDA is □東銀座店。

「名古屋モーニング」を全国区に広げたコメダ珈琲

コメダ珈琲店は1968年1月に名古屋駅近くで創業。屋号は創業者(加藤太郎氏)の実家が米屋であったことに由来する。
長らく、東海地方地盤のコーヒーショップであったが、2003年6月に首都圏初の直営店を出店、名古屋モーニングブームの火付け役として多店舗化を推し進め、2016年6月に持株会社が東証一部に上場、2019年6月には国内47都道府県への出店を達成した。2020年6月末時点では、主力業態であるコメダ珈琲店やおかげ庵、やわらかシロコッペなど897店舗を展開する。

コメダの新業態、地球にやさしいくつろぎ空間をめざす

KOMEDA is □は、原材料の100%をプラントベース(植物由来)とした新業態店舗。
ブランド名に掲げる□(空欄)の由来について同社は、「コメダで過ごす時間にお客さまが感じる、魅力や価値」を表したもの。また、「Komeda is “relaxing” “delicious” “creative” “comfortable”・・・など、その□に入る新しい魅力をどんどんつくっていきたい。くつろぎの幅をもっと広げていきたい」といった想いを込めたものであるとしている。
KOMEDA is □.

その一環として、荷役台の古材を一枚一枚剥がして裁断し重ね合わせたシンボルツリー「再生の木」やコーヒー粕や高千穂の火山灰を用いた「塗り壁」、エコマーク認定を受けた「廃ガラス」を店舗に取り入れるなど、地球にやさしいくつろぎ空間を演出する。

KOMEDA is □東銀座店のフロア。

植物由来100%、同社初となる米を使った新メニューも

KOMEDA is □は、名古屋市東区の料理教室「べっぴんプラス」との共同開発により、バーガーなどフード34種類、パンケーキなどデザート8種類、アルコールを含むドリンクなど全商品を植物由来のメニューとした。
コメダが主力とする「モーニングサービス」は、バターの替わりに「塗る豆乳クリーム」を使用したプラントベースのトーストを提供、トッピングについても「上白糖不使用のジャム」「小倉あん」「ゴマコンフィ」を選択可能とする。
KOMEDA is □独自の植物由来100%モーニングサービス。

また、オリジナル商品として、ダイズミートのパテに伝統調味料や照り焼きソースを合わせた「べっぴんバーガー“アボ照り”」や同社初となる米を使った商品「コメパンケーキ(国産米粉100%使用)」を展開。
べっぴんバーガー“アボ照り”

コーヒーについても、アラビカ種100%のサステナブルなコーヒー豆を使った「コメダブレンド」に加え、レインフォレスト・アライアンス認証農園のコーヒー豆を使用したスペシャリティコーヒー「レインフォレストシティロースト」やブラジル最上級グレードの豆をベースにキリマンジャロをブレンドしたコーヒー「コメ黒」を提供するとしている。

KOMEDA is □東銀座店

住所:東京都中央区築地 1-13-1 銀座松竹スクエア1階
営業時間:7 時~23 時
※ラストオーダー22時30分
※モーニングサービス:7~11時
※アルコール提供:11 時~23 時

関連記事:コメダ珈琲店、2019年中に「全都道府県」の出店達成へ-「空白地」沖縄・青森の進出めざす

このエントリーをはてなブックマークに追加