オーケー吉祥寺店、2020年3月18日開店-JR高架下のアコレ吉祥寺駅東店(旧・つるかめランド)跡に

東京都武蔵野市のJR吉祥寺駅近くに、オーケーの食品ディスカウントスーパー「オーケー吉祥寺店」が2020年3月18日午前9時に開店する。

かつて「つるかめ」の主力店舗だった

オーケー吉祥寺店が出店するJR中央線・総武線高架下には当初、2002年11月にシートゥーネットワーク運営(C2社、後のテスコジャパン)の生鮮食品スーパー「つるかめランド吉祥寺店」が開店。
C2社が店舗運営とグロサリーを担当し、生鮮専門業者「FVネット(現・ユナイテッド・ベジーズ)」「肉のセルシオ」が青果・精肉を担当する運営形態を採用していた。
同店は吉祥寺という地域特性もあり、各種ニュース番組やバラエティ番組などメディアへの露出度も高かったが、2013年1月のイオン傘下入りに伴い、2014年1月をもって一時閉店。同年2月にはイオンの都市型食品ディスカウント「アコレ吉祥寺駅東店」に業態転換したが、2019年11月をもって閉店していた。

生鮮フルラインのオーケー、店内製造のピザも展開

オーケー吉祥寺店の売場面積は約689㎡。
生鮮3品(青果・精肉・鮮魚)に加え、惣菜や酒、日用品、店内製造のピザを展開。セルフレジも導入する。

OK吉祥寺店。

吉祥寺駅前は西友やライフ、京王ストア、成城石井、明治屋ストアー、ロヂャースなど立ち並ぶスーパー激戦区として知られている。その一方、今回オーケーが出店するJR高架下は吉祥寺駅と西荻窪駅の中間地点にあり、中央線・総武線北側には食品スーパーが少なかった。アコレ時代には一部生鮮テナントの撤退もみられたため、駅から距離のある地域住民にとって「高品質・Everyday Low Price」を掲げる同店は生活利便性を高める存在になるだろう。

オーケー吉祥寺店

住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町2-37-11
営業時間:午前8時30分~午後9時30分

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